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ダブルウォールテントなのに超軽量!MHWゴーストUL2テント

登山装備
この記事は約7分で読めます。

1kgを切ることも珍しくなくなってきた昨今のダブルウォールテント界隈。
今回は純真無垢な亡霊の名を冠したマウンテンハードウェアのゴーストUL2テントのレビューです。

軽量化したいけれど、ULやファストパッキングにあるような非自立式のテントやツェルト、フロアレスなシェルターはちょっとなぁ・・。と思っている方はぜひぜひ。

虫嫌い、床欲しい、結露嫌。フロアレス嫌といったあなたにお勧め。

適度な居住性と軽量性を兼ね備えた、完全自立式のダブルウォールテントになっております。

ゴーストUL2テントの素材やスペック一覧

内容物は以下。左から順にポール。フライシート+テント本体、フットプリント(別売り)です。本来であれば、ここにペグが7本と引き綱×2本が付属します。自分はペグは他社の物を使用しているので今回は写っていません。

収納時のテントのサイズ感が分かりやすいように、500mlペットボトルを隣に添えています。

ゴーストUL2テントの素材

  • 本体/15Dナイロンメッシュ
  • フライ/10Dナイロンリップストリップ
  • フロア/20Dナイロンリップストップ、1200mmポリウレタン
  • ポール/DACフェザーライトNSL

本体・フライ共に生地は20D以下と軽量化を意識した設計になっています。ポールに使用されているDACフェザーライトは超軽量のポールとして名高いですね。

気になる重量(テント本体(張り綱込)+フットプリント+ポール)

テント本体(引き綱込)+フライシート=684g

684g


フットプリント=135g

135g


ポール=335g

335g


テント本体(684g)+フットプリント(135g)+ポール(335g)=1,154g

フットプリントを含めても1.2kg弱という軽さです。

テント内のサイズ感

 

幅142cm/89cm、奥行220cm、室内高 92cm、フロア面積2.6㎡

図からも見て取れる通り、ゴーストUL2テントは2人用と謳っていますが2人で使うには荷物を前室に置く必要があります。テントを選ぶ際、軽量化を優先するのであれば1人用なのでしょうが、不測の事態に備えて毎回2人用を選ぶようにしています。

テント設営の方法について

MHWのゴーストUL2テントですが、apple顔負けの取り扱い説明書が付属しています。考えるより感じろ、慣れろ方式ですね。紙切れ1枚でテント設営のすべてが説明されています。

とはいえある程度は直感的に、簡単に設営することができます。

フットプリントの設置

テントサイトに適した場所を見つけたら、ある程度地面を均してフットプリントを敷きます。

このフットプリントですが、感触は強度のある紙といった印象を受けました。保水しない紙とうか何というか。パリパリしています。(笑)

テント本体を拡げ、ポールを展開する

ゴーストUL2テントの本体とフライシートを取り出しておきます。ひとまず使うのはテント本体なので、フライシートは飛ばされないような場所に置いておきましょう。

DACフェザーライト

ポールを展開したら、テント本体にポールを差し込む穴があるので差し込んでいきます。

ポールにテント本体のフックを掛ける

テント本体にフックが何カ所か設置されています。それをポールに引っ掛けていきましょう。

こんな感じに立ち上がります。ポールスリープに入れ込むステラリッジ等のようなテントに比べると、フックを掛けていくだけなので幾分手早くテントの設営が可能です。そしてメッシュ素材が如何にも涼し気で良き。どのタイミングでペグダウンするのがベストなのでしょうか?僕はこの段階で一度ペグダウンします。

フライシートを被せて完成

フライシートにはテント本体の四隅に合わせ、各々にラインが設けられています。そのラインをポールを差し込んだ孔の手前にある孔に入れ込みます。

最後に自在を調節してフライシートをぴんと張ります。後は前室の1か所をペクダウンして肝性です。

 

フライシートですが、縫い目にはきちんと防水加工が施されています。

テントの各所の構造をば

前室やテント内部

前室はこんな感じ。(ブレててすいません)ザックの大きさにも依りますが、サイズによっては前室にも余裕で置くことができると思います。こんなに軽量なのにザックや靴が置ける広々とした前室があることは、感動を覚えたポイントの1つです。

そして気になるテントの居住性。1人用で使う分には、寝袋にマットやらを置いて広々使用しても、横にザックが置けるスペースができます。快適な空間ですが、座る場合には新調の高い方には少々低いかもしれません。また、2人で使用する場合を仮定すると少々手狭かと思います。少なくとも食事はテントの外となりそうです。

その他フライシートやメッシュ

フライシートやテントの前面はこのようにトグルで巻き上げることができます。

フライシート前面を止める部位はマジックテープです。これも軽量化につながるのでしょう。
因みに前述の通りフライシートの記事は10Dと極薄。手を当てれば透ける薄さです。

背面から見るとこんな感じです。フライシートの面積を極力減らすことで軽量化に成功しています。

購入して良かった点

  1. 程よい耐風性と居住性、軽量性のバランス
    自分が所持していたテントは2つ。ステラリッジ2とmikikurotaのelemental1。両者とも使いやすい幕には間違いないのですが、今年行った白峰三山白馬三山の縦走だと稜線でのテント泊が続きます。そんな時にステラリッジだと重たいし、elementa1だと暴風に耐えられない可能性がある。軽量性と耐風性のどちらを取るかと考えた時に、どっちも程よく兼ね備えたテントが欲しいなぁと思いました。そこで巡り合ったのが、MHWのゴーストUL2テントでした。

    自立式のダブルウォールテント且つ軽量という点で、ULやファストパッキングを始めたいと思っている方にオススメです。自分の重さでテントが飛んでいかない安心感や、虫の侵入がないことはやはり快適なテント泊を送るうえで重要なポイントです。自分は稜線でのテント泊が続いたり、強風が予想される場合はこのテントを使うことにしています。

  2. テント本体のメッシュのおかげで、通気性バツグン
    テント泊で気になる点の1つとして、忘れちゃいけない結露問題。多湿な気候である日本である以上、結露問題とはうまく付き合っていかねばなりません。結露を防ぐ方法としては通気性を高めることが挙がりますが、このゴーストUL2テントは本体がメッシュ生地で構成されているため通気性は抜群です。

    今のところテント内で寝袋などに著しい結露を見た覚えはありません。

  3. 良い意味で、テントが目立つ
    山岳用のテントは視認性が重要視されているのか、赤青ピンク、緑と色とりどりなものが多い印象です。そんな中でこのゴーストUL2テントは異色のを呈しています。他の一般的なテントと一線を画す配色なので、テントサイトで自分のテントが見つけづらいなんてことは、きっと起こらないと思うのです。

気になる点

  1. フライシートの短さは果たして十分なのか
    御覧の通り、このテントは軽量性を重視したダブルウォールテントです。軽量化のためにはどこかしらを削り取る必要性があり、このテントの場合その一つがフライシートだった訳です。

    山での雨は上からではなく横からや吹き上げて来る場合があります。足元にかけてバスタブが高く設けられていますが、このフライシートの短さで果たしてテント内部に浸水してこないだろうかという懸念があります。
  2. 暴風下での耐風性は如何に
    雨の問題と同様に、暴風下での耐風性というのは未知数。特にテント横からの風に遭遇した場合は不安が残ります。

とまぁ、全体的に軽量性がもたらす悪天候時の耐風・耐雨性能にやや不安点が残る次第です。

最後に

自分はこのテントを使うときは、山と道miniではなくthreeを使用するようにしています。miniだと少々きつい・・。(笑)
今まで2度の縦走でしか使用していませんが、軽量性と居住性を兼ね備えた使いやすいテントだと思うので、今後も積極的に使用したいテントです。

これからULやファストパッキングに向けて装備を考えているけれど、テントはせめてある程度の居住性と快適性を優先したいと思っている方には、本当にオススメできるテントです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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