2011年にスタートした日本のアウトドアブランド、パーゴワークス。
主に登山で使用するバックパックやタープなどのギアを取り扱っており、他のメーカーには無いユニークだけれども使いやすいギアが多いメーカーな印象。今回はそんなパーゴワークスから販売されているスタッフサック、w-faceシリーズのレビューです。
パーゴワークスのw-faceシリーズ
パーゴワークスのw-faceシリーズのスタッフバッグはパッキングのしやすいナイロン生地と、視認性と通気性に優れたメッシュ素材の2種類の素材が使われており、スタッフバッグ内には仕切りが設けられた2ルーム構造になっています。
仕切りがあるおかげで、雑多になりがちなスタッフバッグ内の整理が可能になります。登山だけではなく、旅行にも重宝するスタッフバッグです。
また、底面にはスタッフバッグ内に何が入っているのか記載できるようになっており、普段のギア整理にも便利です。
w-faceのラインナップ
w-faceはスタッフバッグが3種類(7L/3L/1L)、ポーチが3種類(3L/2L/1L)でサイズ展開されています。
w-faceのスタッフバッグ(3種類)
以下はw-face stuff bagの種類や使用例、重量をまとめた表になります。過去にはこれに加えて2種類ほど展開されていたのですが、廃盤になったようです(13と0)。
製品名 | 使用例 | サイズ(mm) | 重量 | 容量 |
w-face stuff bag 7 | 小型テント、3シーズンシュラフ、インフレータブルマット、ウエア類 | 160×120×360 | 35g | 7L |
w-face stuff bag 3 | レインウェア、アンダーウェア、クッカー | 130 x 100 x 280 | 30g | 3L |
w-face stuff bag 1 | ギア・行動食 | 100 x 60 x 180 | 20g | 1L |
w-faceのポーチ(3種類)
製品名 | 使用例 | サイズ(mm) | 重量 | 容量 |
w-face pouch 3 | 食料、アンダーウェア | 200 x 80 x 200 | 35g | 3L |
w-face pouch 2 | 食料、クッカー、ギア | 170 x 80 x 160 | 30g | 2L |
w-face pouch 1 | ファーストエイド、ギア | 140 x 60 x 120 | 25g | 1L |
w-faceの使用感などなど。
ザック内の整理ができ便利。
登山で使用するギアは大小様々。
バックパックにも雨蓋やウエストベルトに収納用のスペースが設けられていることもありますが、調子に乗ってアレコレ入れてしまい、結局某ドラえもんのように探す羽目に・・。
登山に行く度に「どうしたもんか。」とちょっとした悩みになっていました。そんな時にふらっと立ち寄った登山用品店で出会ったのが、パーゴワークスのw-faceでした。
w-faceを導入してから登山中のガサゴソ、所謂ドラえもん状態を脱することができました。
防水性は皆無
w-faceシリーズのナイロン生地は30Dシルナイロン。多少の防水性はありますが、経時的に水が染み込んできます。もう一方のメッシュ生地も、もちろん防水性はありません。
現在使用しているのは、W-FACE POUCH 2
当時購入したのはw-face pouch2とw-face stuff bag3。今現在は紆余曲折あって、pouch2のみ使用しています。
サングラスやヘッドライト、救急用品やらサニタリー関連を入れています。マチがついているので思った以上に収納力があるので使いやすい。
今まで使ったことはありませんが、両端にあるループに細引きを括り付けることで、簡易的なサコッシュができます。
最後に。登山前のドタバタ解消へ。
僕は登山に夜行バスをよく利用するのですが、毎回出発時間ギリギリまで「あーでもないこーでも」ないとパッキングに頭を悩ませることが往々にしてあります。ギアを持ちすぎなことも要因ですが、出発前に焦っている時ほど、日頃からの整理整頓が大事という言葉を痛感するときはありません。
最近は改善してきましたが、登山前の時間はできるだけゆっくりしたいものです。このw-faceのスタッフバッグやポーチを導入したことで、何処に直したか忘れがちな小物類を探す手間が省けました。
これからも必携アイテムの一つです。
ではでは〜。