【関西】須磨アルプスへ行ってきた【日帰り】

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はじめに

槍ヶ岳から双六岳の素晴らしかった山行後、謎の燃え尽き症候群に見舞われまして、連休を一度パスしていました。(笑)

【北アルプス】憧れの槍ヶ岳、そして西鎌を経て双六岳へ【縦走】
秋山シーズン真っただ中。秋の上高地から槍沢を得て槍ヶ岳、西鎌尾根、双六岳と辿ってきました。紅葉や天気に恵まれた山行は、忘れられないものとなりました。西鎌尾根はそこまで難易度も高くなく、お勧めの稜線歩きです。

まぁ燃え尽き症候群に関しては、テント本体の片づけを残していたのを思い出し、片づけていると自然と治ったので良しとしましょう。連休にはもったいないことをしました・・。

気を取り直してさぁお山に行きましょう!となりましたが、連休が見当たらなかったので、今回は日帰りで須磨アルプスへ行ってきました。
須磨アルプスと銘打っていますが、このコースは

須磨浦公園駅→鉢伏山→旗振山→鉄拐山→横尾山→東山→板宿駅(逆コースも可です。)

の連山縦走半ばにある横尾山‐東山間を指します。登山者の多い六甲山でも1,2を争う人気コースなのだとか。

アクセスも良く、程よい岩場登りや展望など楽しいハイクとなりました。

アクセス

最寄り駅は山陽本線須磨浦公園駅もしくは、板宿駅となります。

お勧めは登山口が分かりやすく、須磨アルプスを大トリにできる須磨浦公園駅からです。
所要時間に関して、大阪駅からでしたらおおよそ1時間程度です。

曇天のなか、須磨浦公園駅から鉢伏山へ

予定の2時間ほど後に目が覚めまして、やや行く着が失せかけながらもやってきました須磨浦公園駅。この日の天気予報は曇天でしたが、この日以降全国的に雨が続く予報でしたので、気を取り直して出発!


近場の山はある程度遅出遅着でも大丈夫という、いわんや登山の基本スタイルを蔑ろにするスタイルが確立されつつあります(笑)

須磨浦公園駅には鉢伏山山頂までロープウェイがあります。ここから鉢伏山までは舗装されているとはいえ坂や階段などのぼりが続くので、ちょっと楽したい方は利用することをお勧めします。道はこんな感じです。

六甲系のお山は海が近く、眺望が綺麗なので割と好きだったりします。とはいえこの日は曇天。どうやら和歌山方面は晴れているようです。当分は同じ景色が続きますので、果てしない階段を上っていきます。というかこのコースは階段だらけです。(笑)

そんなこんなでロープウェイの終着駅に到着。ここから10分歩くと展望台に着き、早々に鉢伏山の山頂です。展望台では、どこか昔を思わせるBGMが流れていました。
このあたりはまだ元気だったので足早に次の目的地を目指します。因みに、ここから登山道らしくなってきます。

あっという間に旗振山そして鉄拐山・高倉山へ。

低山はアクセスが良かったり、北アルプスをはじめとした主峰とは違う楽しみ方ができることは魅力とは思いますが、それにしたって山と山との間が短い!(笑)

鉢伏山から歩いて5分程度で次のピークである旗振山へ到着します。ここには茶屋があり、飲み物の販売がされているようです。また、中では書道教室が開催されていました。
わざわざここまで歩いてくるのでしょうか・・?

そんなことはさておき、歩く事20分。ブナ林の中を抜けていくと分岐路が。このコースは所々分岐がありますが、基本的にその先は同じ道に続いているので心配ご無用です(地図を持って行くなとは言ってません。あくまで自己責任で)。
トラバースする道を選ばず、正々堂々と登りましたら・・ハイ次、鉄拐山の山頂です。良いペース。(笑)

ここから歩くと、すぐにまた舗装された道がでてきます。地元の人らしい方もちらほら登っており、須磨アルプスの人気の高さがうかがえます。

また、ここには六甲山全山縦走路の地図が。いずれ早起き出来たら挑戦したいものです。(笑)

山頂付近には、おらが茶屋とトイレがあります。この先団地群を抜けることになりますが、それ以降トイレらしきものは見当たりませんのでご注意くださいな。


そしてはい高倉山でっす。この先は団地を抜け、向こう側に見えるお山を目指します。

団地を抜け、今回の核心部へ。

ここからはひたすら階段を下ります。感覚的ですが、恐らく今回登ってきた分は下ったのではないでしょうか(笑)
そしてローカル満載の団地を通り抜けますが、道なりにまっすぐ進んでいれば大丈夫です。そしてまたも果てしない階段。

なんと合計348段あるらしいです。数えてみればよかった。

そして少し進むと栂尾山山頂へと到着です。北アルプスとはまた違う達成感が新鮮です!

ここから先が今回の核心というか、メインディッシュ的存在。馬の背が見えてきます。

まぁかのジャンダルムに続く、あの本場の馬の背に比べればそれはそれは可愛いものですが、当の自分としてはそれなりの恐怖感がありました(笑)
北穂高に始まり、槍ヶ岳等の岩場が好きだと感じ始めたので、このあたりはワクワクして登ることができました。


風化して足元は砂利道。小雨がぱらついていたこともあり、足を滑らせないように十分気を付けます。そして振り返る馬の背。所要時間は10分少々でした。お手軽です。

 

東山を経て、板宿駅へ

ここから東山山頂までは徒歩五分程度。山頂の標識らしきものがまるで○ップスターの蓋みたいでしたがそれなりの達成感。今回はここで昼食としました。

おなかを満たしたのち、下山開始。山頂からは約30分程度で下山できます。下山した先はどうやら板宿八幡神社への参道になっているらしく、とりあえず端を歩くことに。すぐに市街地へと到着し、今回の登山は終了となりました。

最後に

書きながら登っていた時のことを考えていましたが、やはりそこまでの難所は無いように感じます。それに幾つかの山頂を踏破したことには、少なからず達成感がありますね。只核心部では滑落なんてしないように気を付けてください。
それに初めにでも触れましたが、手軽に街中から登山ができるというのは素敵なものです。


そろそろ北アルプス一帯は冬模様なので、関西近郊のお山にもちゃんと登らないとなぁと思った山行となりました!!関西近郊も紅葉などが見ごろなようです・・。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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