【北アルプス】燕岳から大天井岳を目指して【前編】

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はじめに

7月中旬。海の日を交えた3連休。世間とはやや休みの形態が違う僕にしても、幸か不幸か何故か2連休を頂くことができました。

さてどこへ行こう。

梅雨明けしていないとは言え、きっとどこの山も混んでいるのは明快。

この際、混雑を気にせずに行きたい山へ行ってみようと思い、このブログを始める前に人生初の北アルプス登山となった燕岳へ登ることに。

そしてその先の大天井岳へ行くことを決めました。

燕岳へのアクセス

燕岳の登山口である中房温泉公共交通機関を利用した場合、JR大糸線穂高駅からバスを利用することになります。

大阪から松本へはバスもしくは電車(大阪から名古屋まで新幹線。以降はJR中央本線特急あずさ)を利用。今回、松本から穂高へはムーンライト信州を利用しました。登山に利用する方はとても便利なのでぜひ!

ムーンライト信州

穂高から中房温泉へ‥。

穂高駅を下車した段階で、すでにバス乗り場は混みあっていました。この時点ですでに予想以上。

以前利用した時は秋口+平日だったのでバス1台でしたが、今回はひっきりなしにバスが来る状態でした。穂高から中房温泉まではバスで1時間程度。天気も良く、燕岳へ思いを馳せながらバスに揺られます。

道中、いくつか駐車場があるのですがそこもこの日はほぼほぼ満車だったようで、停車駅でバスを待つ人はどうやらだいぶ後の乗車になったようです。

そして揺られること1時間、道中バスとタクシーの接触があったりでしたが予定通りの到着でした。

予想以上の人の多さに、この先が心配になった瞬間でした。

中房温泉から燕山荘まで

女性トイレに長蛇の列があるのは良く見受けますが、今回は男性トイレの方が長蛇の列を成していました。

中房温泉からは、とりどりのザックが列を成していました。正直連休初日の燕岳を舐めていました。燕岳の美しさや表銀座の眺望、燕山荘のホスピタリティの高さなどから、とても人気が高いようです。

登り始めは6時、人の列に交じり、燕山荘を目指します。

登頂する人だけならまだしも、下山してくる方も多数いてこのまま列に交じっては大幅にコースタイムが遅れると踏み、ベンチを一つずつ飛ばそうと決めました。この時偶然にも一緒になった方と、燕山荘まで目指すことになりました。道中誰かと話すということはほとんどがソロ登山の僕には新鮮で、とても楽しいものでした。

北アルプス3大急登と呼ばれる合戦尾根。皆さん汗だく・息を切らしながら登っていきます。大体30分毎にベンチが設けられており、登りやすいです。

それにしても天気が良い。稜線に出る前あたりからガスり始めていましたが、このあたりの天気はこの先のモチベーション維持にはとてもありがたいものでした。

結局ベンチでは大した休憩は取らず、富士見ベンチも通り過ぎていきました。案外先の八ケ岳の山行で身体が鍛えられていたのかもしれません。(笑)
少し息切れしていましたが、合戦小屋でのスイカを楽しみに、ぐんぐん標高を上げていきます。そして中房温泉から2時間30分程度‥。

標高2350mの合戦尾根に到着しました!これは最近発売された、合戦尾根限定のyamasankaバッジ。色使いがきれいです。そして楽しみにしていたスイカを・・。

念願のスイカ。今まで食べたスイカの中で一番おいしいと思いました。(笑)
火照った身体に優しいみずみずしさでした!

20分ほど休憩し、先にある燕山荘を目指します。これから先は、大天井岳や槍ヶ岳がちらちらと顔をのぞかせているはずだったのですが、あいにくガスの中でした。燕山荘までのワクワクが強く、かえってみると写真は一枚も撮っていませんでした。(笑)
1時間程度歩くと燕山荘へ到着します。

稜線に出た瞬間に広がるこの眺望!!やはり登山は素晴らしいと思う瞬間です。10分ほど休憩し、燕岳山頂を目指します。

燕山荘から燕岳へ

山男の像

燕山荘からみた燕岳

この日は大天井岳まで行きましたが、終日稜線の西側はこのようにガスに覆われていました。これはこれで幻想的で綺麗でした。来るたびに違う景色が広がっている楽しみも好きですね。
燕山荘から燕岳へは片道30分程度。左手に見える景色を楽しみながらテンポよく進んでいきます。高山植物の女王であるコマクサも多くみられました。

歩くこと30分。道行く人の嬉しい溜息を聞きつつ、山頂へ

いやー約1年ぶりでしたが、やはり素晴らしい景色。人間、綺麗なものをみるとため息が出るようです。(笑)
日頃の悩みなどがバカバカしく思えてきます。

来た道を引き返します。今日の目的地である大天井岳は遥か先。まずはその手前の燕山荘で一休みとします。にしてもずっと雲が張り付いたまま。この時は、いつか天気が崩れるのではないかと心配していました。

そんなこんなで燕山荘に帰ってきました。登りに相当なエネルギーを使った事と、ひとまずの安堵感からか強い空腹感を覚えていたので、何か食べに入りました。

頂きました。チキンカレー。山の上でこのレベルのカレーを食べれるというのも燕山荘の魅力の一つだと思います。いずれ燕山荘にも宿泊してみたいものです。

さて、30分ほど休憩した後、ついに大天井岳を目指し出発します。あの距離を歩くのか・・とやや弱気になっていましたが。稜線では常に大パノラマだ!と自分を鼓舞し、先を目指します。因みに中房から一緒だった方は、燕岳へは行かず先に大天井岳を目指していました。

前編のまとめ

今回はここまで。中房温泉から燕山荘、燕岳でした。やはり北アルプスは良いなぁ・・と思えますね。燕岳の通過点である燕山荘までは割と各所にベンチがあり、道も整備されていますので初めて登るよ!って方にも強くお勧めできますね。

後編は大天井を目指します。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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