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思い出に残っている登山での失敗談

登山コラム
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山に行けない日が続き悶々としているので、登山で失敗した話など。

すべて自分の準備不足に起因します。

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薄かった寝袋。

初めてのテント泊に向けて、テントを買ったので寝袋も買おう。と思い、大阪はALBiに入っていたmont-bellで購入したのはマルチダウンブランケットというもの。商品説明にはキャンプから荷物の軽量化が必要なスピードハイクまで、さまざまなシーンで活躍する簡易スリーピングバッグです。

とのこと。

翌月のカードの支払いにビビり、寝袋をケチった結果、ファストハイクにも軽量化にも関心が無かった自分は、何故か軽量化に特化した寝袋を購入することになりました。安物買いの銭失いとはまさにこのこと。

素直に店員さんに聞いておくか、身の丈にあった寝袋を買っておくべきでした

この寝袋を登山で使ったのは、初めてのテント泊となった涸沢−北穂高岳と、紅葉の時期の槍ヶ岳登山。そして薬師岳から槍ヶ岳までの縦走でも。

前者2つの登山(北穂高・槍ヶ岳)ではmont-bellのスリーピングパッドを併用していましたが、寒くて寝付けない。寝付いても数十分もしくは数時間おきに目が覚める。を繰り返していました。素直に辛かったです。

薬師岳−槍ヶ岳の縦走ではSOLのエスケープヴィヴィと山と道のマットを併用し、それなりに寝ることができました。何事も経験ですね・・。

SOL(ソル) エスケープライトウ゛ィウ゛ィ 12517
S.O.L. Survive Outdoors Longer
安心感と保温。パックライナーにも。

現在では、本当に軽量化したい長期縦走かつ夏季という条件付きで持っていくものになっています。

寝れない睡眠剤と舌に残る苦味。

初回のテント泊(北穂高岳)で寝れなかった自分。

寒い思いをしたにも関わらず、次の槍ヶ岳登山に向けて新しく導入したのは、何故か睡眠導入剤。未だ寝袋の重要性を知らずにいたようです。

買ったのものが何か忘れたのですが、結論としてはまたも寒さで寝れずじまい。数時間おきに覚醒を繰り返し、気がつけば朝を迎えていました。

朝の絶景で元気こそ補充できたものの、舌に残る苦味だけは数ヶ月残ることに。双六小屋で食べたカルビ丼もネクター(ピーチ味)も、とにかく苦味が口いっぱいに広がり、とても辛かったです。

治らない足の痺れ

先述の槍ヶ岳登山の後、少しして自覚症状で出てきたのが右足の痺れ。

で検索したところ、おそらくモートン病だろうとなりました。流石に増悪するなら他の病気かもしれない。と恐れおののき、病院を受診することも考えました。

結局月日は流れ、半年程度かけて徐々に改善。今では特に何ら変わりありません。

原因としては足の神経の圧迫。慣れないテント泊装備に、身体がついていけなかったんだろうと思っています。

こぼれたカレーメシ

これは初めて甲斐駒ヶ岳へ、黒戸尾根から登ったときのこと。

当時七丈小屋のテント場に到着し、遠くのオベリスクを眺めながらカレーメシを頂こうとしていました。ジップロックをしていたにも関わらず、食料を入れていたスタッフバッグにカレーの匂いがてんこ盛りだったのが衝撃でした。

それはともかく、湯戻しも完了し、いざ実食。と思っていた矢先。

手に持っていたジップロックがバランスを崩し、敷いてあったグラウンドシートに落下。幸運なコトに寝袋は無事でしたが、薄暗いテント場で、一人キッチンペーパーで掃除をする男の姿が、そこにはありました。

このアクシデントを受けて、コジーを導入することになりました。今の所この一件からテント内で何かをぶちまけるという悲惨な事故は起きずに経過しています。

立たないテント

これが一番最近の失敗事例。

五龍岳のテント場でステラリッジテントを設営しようとしたところ、ポール内部のコードが伸びきっていたため設営できず、結局五竜山荘にお世話になりました。

とんだダメ野郎です。

それからテント泊の際は必ず一度点検してみることをルーティーンとすることになりました。

実or虚

大の大人が

を漏らす

登山になると特にガスの出やすい体質に变化する自分。コレ自体は登山中のストレスに起因した消化管の活動低下によるものです。

それはともかく、とあるテント泊登山の最中。

今日もぷっこらぷっこらよく屁が出るぞ。そう思いながら、今回もと信じイキんだところ、ひょっこりひょうたん島となりました。

ギリギリ下着の汚染は回避され、トイレに駆け込むことで事なきを得ましたが・・。ヒヤリハットでした。

もちろん、この日の登山はどこか落ち着かないものになりました。

取り返しのつく失敗で済んでいるけれど。

ちゃらんぽらんに準備していると、いつか大きな事故に合う気がしてなりません。

6月からは本格的な登山シーズン。これらの失敗から学んだことを含めて、気を引き締めて登山を楽しみたいと思います。

ではまた。

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