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ステラリッジテントのショックコードを交換しました。

サムネイル登山コラム
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緩むのはショックコードだけにしたいものです(時節)

今回はモンベルが誇る名作、ステラリッジテントのポールのショックコードを交換したお話です。

  • 久々にテントを登山に持っていく人
  • テントのショックコードを交換したいと思っている人

はぜひ一読くだされ。

特に久々に登山でテント泊を検討している人は、必ず装備一式の点検をしましょうね(白目)

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ステラリッジテント2型が設営できなかった。

ステラリッジテントのポールは中にショックコードが入っていて、このショックコードの張力のおかげでポールが離れ離れにならずスムーズに設営・撤収できます。

このショックコード、いつかは緩むので交換の必要性が出てくることは知っていたのですが・・。

メンテナンスを怠った結果、登山中にテントが張れない事態となりました。

後立山連峰のひとつ、五竜岳のテント場でひたすらショックコード・ポールと格闘しましたが、結果は惨敗。泣く泣く五竜山荘の素泊まりをお願いするハメに・・。現地での対策としては、中のショックコードを取り出して短く切ってしまう方法があるようですが・・。

まぁそんな知識あるわけもなく。何を思ったか中のショックコードを切るという暴挙にでた自分がいました。強風・降雨・時間が自分を焦らせた結果の愚考だったよう。山で冷静を保つことがいかに大事かおわかりになると思います(意味不明)。

テントのポールに使用されているショックコードですが、色々と調べてみると2〜4年おきに交換したほうが良さげです(使用状況に拠る)。

モンベルが販売しているステラリッジテント2型を購入したのは2017年の事。自分のテント童貞を奪った質実剛健な山岳向けテントちゃんです。

購入して大体3年程度でショックコード交換の節目を迎えました。ここから新たな門出です。

ショックコードの交換は至って簡単。

ステラリッジテントのショックコードの交換は至ってシンプル。ホップ・ステップ・ジャンプでササッと片付けちゃいましょう。

スムーズに事が進めばポール1本数分で片付きます。

修理に必要なもの
ショックコード(ポールの8割程度の長さ)
ライター(ショックコードの始末に)
クリップ(無くてもいいけれど・・。)

ショックコードに関してはポールの8割程度の長さが必要。ショックコードは登山用品店や各種ネット通販で購入できます。

ポールから古いショックコードを抜き去る

まずはポールの末端にあるエンドチップを回しながら外し、ポールの中から緩みに緩んだショックコードを取り出します。この時にエンドチップとポールを紛失しないように注意して下さい。

テントポールのエンドチップ

テントポールからショックコードを取り出した画像

新しいショックコードをポールに通す

最も手間がかかるのはここ。

新しいコードを片方のエンドチップに括り付け、一節ずつポールに通していきます。後半はショックコードにテンションを掛けながらポールに通す必要があり、うっかり手を離すと序盤からやり直すハメになります(自分は2回やらかした)。事務作業で使うクリップなどで予めショックコードを留めるよう挟んでおくと良いでしょう。

ショックコードのエンドチップへの括り付け方法ですが、結び目が大きいとポール内に入らなくなるので要注意です。

エンドチップに新しいショックうコードを取り付ける

すべてのポールにショックコードを通し終えたら末端のエンドチップにコードを取り付けて終了です。

各工程はモンベルでも紹介されています。今回のポールだけでなく、テントやタープなどのお手入れ方法に関しても知ることができるので一見価値ありかと。

身を守る登山ギア。山行前には必ずメンテナンスを。

自戒の意が強い文言です。バッテリー関連だけでなくテントに穴は空いていないか、エアマットに破損は無いか、バーナーのガス残量は十分か等、登山に行く前には必ず確認することの必要性を痛感しました。

これを機に登山前のチェックリストでも作ろうかしらん。

ではまた。

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