登山にのめりこみ、カメラを持っていくようになり、今や登山には必ずカメラを持っていくようになりました。
登山中は速写性を優先してザックから出していることの多いカメラ。登山口までの携行やテント内での収納用に、ハクバのドライソフトボックスを購入しました!
我ながら適当だった、ザック内でのカメラの扱い
登山口までの移動の際車でアクセスする場合なら、ある程度おざなりに持ち運びが可能です。しかし電車やバスを多用する場合、カメラも登山装備と共にパッキングする必要が出てきます。
他の皆様がどうしているかは分かりませんが、自分の場合はダウンやスリーピングバッグなどのクッション性に富んでいるものに包んでパッキングしていました。
ある種ULに傾倒化した結果とも言えるでしょう。
このパッキングで特段困ったことはありませんでしたが、やはり脳裏には「故障するのでは・・。」という懸念がありました。
カメラは精密機器。安い物でもないですし、登山中の振動や衝撃・湿気や塵といった劣悪な環境に対して、ある程度ケアが必要でしょう。
安いものでも無いですからね。(大事)
そんなこんなで大阪のアウトドアショップや家電量販店でカメラケースを探してはみたのですが、変に硬かったり、容量がイマイチだったりで購入を見送ってきました。
そんな中出会ったハクバのドライソフトボックス
2019年のCP+でハクバから発表のあったこのドライソフトボックス。何となくcp+の各社の発表を眺めていると「これだ!」と衝撃が走りました。早速AmazonでMサイズをポチってみました。
中の仕切りはベルクロ式で取り外すことができ、レンズやカメラボディのサイズに応じて間仕切りの位置を変更できる仕組みになっています。
運搬だけでなくカメラのカビ対策までできる。
ドライソフトボックスの名の通り、運搬だけでなく中を密封することでカメラの天敵である湿気から守ることができます。
それに加えて中の仕切りには、乾燥剤や防カビ剤を入れることができるメッシュポケットが着いているので、登山中だけではなく、登山後のカメラの保存も可能になっています。普段からこのソフトボックスで保存しておけば、写真を取りに行く時にカバンに入れるだけで済みます。
ロールトップ式で密封
最近流行りのロールトップ式が採用されています。慣れていない人からすると3回巻いて留めることが手間に感じるかもしれませんが、この折返しが重要なのです。自ずと持ち手ができるので持ち運ぶ時には重宝します。
生地自体の耐水性に関して公式サイトでもあまり触れられていませんでした。検証の余地ありです。
バリエーションはM・Lサイズの2サイズ展開
Lサイズはミドルクラス~プロ用一眼カメラに大口径レンズを装着し、さらに大口径の交換レンズ1本をぴったり保管可能。
マイクロフォーサーズのミラーレス機であればレンズ2本+カメラという組み合わせが多いので、Mサイズでも問題ありませんが、大口径のレンズ等大三元レンズを持っていくような方の場合はLサイズでも少々容量不足だと思います。
衝撃への耐性が気になる。
底面はパッドがあるのでクッション性が期待できますが、それ以外の側面などは、ソフトボックス自体の生地しかプロテクションがありません(無に等しい)。登山にパッキングをして持っていく場合、ソフトボックスの周囲はウェア等の柔らかいもので埋め緩衝材代わりにするなど、考慮する必要があります。
最後に。登山に行く時のカメラの携行方法は暫定的にこのドライソフトボックスで
衝撃性や生地自体の防水性には未だ懸念が残るところではありますが、カメラをダウンジャケット等で保護して携行するより、このドライソフトボックスを使用した方が、カメラ的にも精神衛生的にも絶対に良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!