山で真っ黒に日焼けして、彼女にドン引きされたお話。

この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

登山という、刺激に満ちた非日常体験から日常に戻ってきた時に一番後悔することは

日焼け

と言えるでしょう。あくまで自分の場合は。

スポンサーリンク

登山中に日焼け止めを塗るのがとても面倒臭い。

登山中に稜線上へ出るとさんさんと降り注ぐ太陽光。暖かな光と共に紫外線−いわゆるウルトラバイオレット−を放出します。

秋冬春はともかく、夏場は登山中の発汗量は中々の量がありまして、休憩の都度など「こまめに日焼け止めを塗る」という行為がとても面倒なのです。

サコッシュやヒップベルトに忍ばせておけばまた勝手も違うのでしょうけれど、日頃日焼け止めを塗る行為に馴染みがない分、どうにも登山中にしようと思っていても、二の次三の次になってしまうことがしばしばあります。

というかほぼ毎回、登山前に日焼け止めを塗るだけにとどまるので、登山中は単に重さしかない、ただのダンベル的存在と成り果てています。

そして訪れるピリつく痛みと途方も無い後悔。

こうして日焼け止めを塗らず天気の良い中登山を楽しむのですが、1泊2日よりも長い縦走だと「あ、自分日焼けしたな。」と思うタイミングが必ず訪れます。

そして思うわけです。やっちまったなと。

山行中ピリピリと痛むのはもちろんのこと、下山後の楽しみである温泉に入ろうものなら激しく痛みます。それはもう激痛。

割と縦走のたびにこんな思いをしているのに、未だに登山中に日焼け止めを塗るという行為が定着化していない自分も大概愚かしいなと思います。

ドMなのでしょうか。まぁ登山をする人なんてたいていドMらしいですがね。

白峰三山縦走での日焼けがえげつなかった。

およそ2年前の出来事。夏真っ盛りの中、1泊2日の行程で白峰三山縦走を楽しんだときのお話です。

登り始めはまだしも、標高が森林限界を迎えたあたりから、ギラギラと照りつける太陽がもたらす暑さが尋常ではないものになっていました。

宿泊は北岳山荘でのテント泊でしたが、昼間太陽がもたらした熱は中々冷めることもなく、夜ですら寝袋がいらないほどに寝苦しい夜でした。

こうも暑い登山は初めて。というわけで、この白峰三山縦走中は終始半袖のベースレイヤーで過ごすことになりました。

日焼けを忘れてベースレイヤーで過ごす登山者

帰りの温泉こそ休業日だったけれど、思い出に残る良き登山の思い出。

あくまで登山は。

そして疲れた身体で帰宅。彼女が開口一番放った言葉は、

「真っ黒じゃん!」

でした。鏡で改めて自身の体を見返すと、ベースレイヤーなど着ていたもので隠されていた体幹以外はすべて真っ黒。顔つきも相まって、完全にタイやミャンマーなどの地域の人かと思ったそうです。とにかく日焼け止めを塗らなかった自分、そして真っ黒に日焼けした自分はとことん、ありとあらゆる言葉で怒られたように思います。

つらい。

襲ってきた激痛にも激しい後悔を覚えたけれど、この日焼けが目立たなくなるのに約1年半ほどかかりました。紫外線のダメージ恐るべし・・。

2020年は日焼け止めをきちんと塗る男に成長したいと思います。

ではまた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
登山コラム
kureをフォローする
タイトルとURLをコピーしました