2026年5月に購入した実生のパキラですが、早速曲げてみることにしました。
というのも、garage_Osakaの店舗で目にした曲げのパキラに一目惚れしてしまって、うちの実生パキラでも挑戦することに。
パキラを曲げるのに必要な道具と方法
パキラを曲げるのに必要な道具は、一般的なのは支柱と麻紐やクリップ。中には盆栽のように針金を使って曲げる場合もあるようですが、幹に食い込みそうなので今回は見送り。
今回曲げようとしているパキラは鉢サイズが小さいので、今回は以下の動画を参考にして、麻紐だけで曲げることにしました。
パキラを曲げる際の注意点
曲げる時に起こりうるのはやはり枝折れ。
折れるリスクは極力回避しましょうということで、以下要点を先に。
木質化した部分は無理に曲げない

パキラを曲げる際に最も注意したいのが、木質化した部分を無理に曲げないことです。若い緑色の幹は柔軟性がありますが、茶色く硬くなった部分は内部の繊維が固まり(木質化)、急に曲げると裂けたり折れたりしやすくなります。
特に実生株で幹を太く育てている場合、見た目以上に内部が硬化していることも多く、「少しだけ曲げるつもり」が致命傷になることもあります。曲げ加工をするなら、まだ緑色が残る若い部分で行うのが安全。
どうしても木質化した部分を曲げたい場合は、一度で形を作ろうとせず、支柱やワイヤーで数週間〜数か月かけて少しずつ角度を変える方法が安全です。
水を切り気味にしてから曲げる
パキラを曲げる前は、軽く水を切り気味にすると作業しやすくなると言われています。
水を吸った状態の植物は幹が張っているため、曲げた際に表皮が裂けやすい状態。一方で、乾き気味の状態では幹に少し柔軟性があり、曲げた時の反発も減るため、急な割れを防ぎやすくなります。
水を切らすと言っても軽く乾かす程度で十分で、葉がしおれるほど極端に乾燥させると逆に組織が脆くなり、曲げたあとにダメージが残ることも。目安としては「土の表面〜中ほどが乾いているが、葉は元気」くらいが理想。
一度に大きく曲げず、徐々に形を作る
パキラの曲げ加工で失敗しやすいのが、「一回で理想の角度まで曲げようとする」こと。
曲げた時の幹は見た目以上に内部に負荷がかかっており、急激に曲げると外側だけでなく、内部の繊維も損傷します。特に太めの幹では、表面に傷がなくても内部で折れてしまい、その後調子を崩す可能性があります。
そのため、曲げ加工は数日〜数週間かけて少しずつ角度を変えるのが基本です。
気温が低い時期は曲げるのを避ける
パキラを曲げるなら5月から7月ごろの、暖かい時期を選ぶことが大切です。
気温が低い時期は植物の活動が鈍くなり、幹の柔軟性も落ちるため、普段なら問題ない程度の力でも割れや折れにつながることがあります。特に秋〜冬は木質化が進みやすく、幹全体が硬くなりがちです。また、低温下では傷の回復も遅く、曲げた部分から弱ってしまうケースもあります。理想は気温が20〜30℃程度ある生育期で、春後半から夏にかけてが最適かと。
この時期は新芽も動きやすく、多少の負荷がかかっても回復しやすいのが特徴です。
また曲げた直後は植物にストレスがかかるため、作業後は直射日光を避け、明るい日陰などで回復させることも重要になります。
実際にパキラを曲げてみました
というわけで上記の注意点を参考にしつつ、早速実生のパキラを麻紐で曲げてみました。
曲げた手順は以下
- 鉢上部に麻紐を一周させて固結び(ハサミで切らない)
- 長い方の紐をパキラに引っ掛けて、①で余っていた短い方の紐と固結び
心配していた裂けだったり折れもなく、無事に終えられました。


よく螺旋状に曲がったパキラを目にしますが、流石にそこまでは勇気が湧かず・・。
1箇所をぐっと曲げて、先端を日が射す方向とは別にしておけば、後はいい感じに曲がってくれるはず。
まだまだ若木なので曲げが固定するのも早いと思われます。まずは1ヶ月毎に進捗を確認していきたいと思います。
木質化していないパキラてあれば、比較的簡単に曲げることができると思います。気をつけつつ今後の変化をたのしみたいところ。
ではでは

