アメリカの東海岸から生まれたULバックパックメーカーHyperlite Mountain Gear(以下HMG)。以前からシェルターなどを販売していましたが、昨年発売した2人用自立式テント「CrossPeak 2」に続き、1人用の自立式テント「CrossPeak 1」が登場しました。
Dyneema®(ダイニーマ)素材を使用した、軽量かつ堅牢な3シーズン用テントです。
HMGのCrossPeak1のスペックと素材、特徴
まずはCrossPeak1の素材とスペックから。
- フライシート: DCF5(100%防水ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)
- バスタブフロア: DCF10(より厚手のダイニーマ)
- ポールスリーブ: 20D シルナイロン
- メッシュ: No-See-Um メッシュ(No-See-Umとは『目に見えない虫」の意)
- ポール:DAC Featherlite NFL 8.7mm アルミポール(3本付属)。少し重量増になりますが、カーボンポールよりも耐久性が高く、フィールドでの修理が容易なため採用されています。
| 項目 | 重量・長さ |
| 重量 (本体+ポール) | 約 813 g |
| 全長 (フロア) | 約 223.5 cm |
| 幅 (頭側) | 約 81.3 cm |
| 幅 (足側) | 約 73.7 cm |
| 室内高 | 約 106.7 cm |
| パッキング時のポール長 | 約 38.7 cm |

そして気になる価格ですが2026年5月現在で825ドル。為替にもよりますが、1ドル157円換算で計算すると約13万円ほどになります。
crosspeak1の特徴
- 耐候性の高いXポール構造に、上部の空間を広げるための短い横方向のキャノピーポールを加えた自立式デザイン。
- ポールスリーブ(シルナイロン性)が外側に付いているため、設営が簡単。
- 前室側上部、奥下部にそれぞれベンチレーションが配置されていて、換気可能。天幕とフロアはメッシュで繋がっているため、シングルウォールとダブルウォールの中間構造。
- グロメットにポールを差し込むことで、補強可能。
前作 (CrossPeak 2) との比較
- 前室は片側のみ(2人用は両側)。
- 重量は約141g(5oz)軽量化。
HMGのCrossPeak1の雑感

HMGなじみのDCFによる防水性、耐久性を備えたcrosspeak1。813gという驚異的な軽さを兼ね備えています。かなり軽い部類ですね。ただフロアもDCFで、地面直張りはピンホールが気になってしまう・・。そして値段も値段なので、グラウンドシートを敷きたくなります。ガイラインも別途準備する必要があるので、トータル900g位に抑えられるでしょうか。
ほぼシングルウォール構造なので、テント内の結露は必至。メッシュである分、いくらか換気はしやすいかもしれません。ただテント自体がドーム型なので、生地が弛んで居住スペースが狭くなる。といったことも軽減されるのでしょうか。
ポールがスリーブ式なのが少し気になりますが、ここは軽量化よりも堅牢性に振っているんでしょう。それにしてもさすがHMG。テントで約13万円とはさすがです。なかなか手が出ません。
なんやかんやを差し置いても、透け感がとても格好良い、所有欲を掻き立てられる魅力的なテントだと思います。価格も価格なので、自分ならベースキャンプ的な使い方はできない・・。常に目の届く範囲に置いておきたいテントです。
ではでは。

