登山に日傘は必要?実際に使って分かったメリットと、おすすめ日傘5選

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近年、夏山の定番装備として注目されているのが日傘。

いつ頃からか毎年当たり前のように猛暑が続くようになり、山の上でも日中は灼熱ということも珍しくなくなってきまして、熱中症対策として日傘を活用する登山者が増えています。

一昔前までは「山で日傘なんて邪魔では?」という意見も多く見られましたし、かくいう自分もその必要性については懐疑的で、特にシルバーの長傘などはULハイカーのアイコニック的存在という認識でした。

しかしその後、知人に勧められて登山で日傘を使い始めるようになり、真夏の森林限界を超える稜線歩きなどでは、体感温度の違いと日影の快適さを痛感。特に直射日光が厳しい場面では、帽子やフーディだけの場合と比較して疲労感が大きく変わります。

そして晴雨兼用の日傘であれば雨天時にも使うことができ、レインウェアに比べると段違いに快適。今や登山には必携している道具の一つとなっています。

この記事では、登山で日傘を使うメリット・デメリットと、おすすめのアウトドア向け日傘を紹介します。

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登山で日傘は本当に役立つのか

結論から言うと、日傘は夏山では紫外線・熱中症対策として非常に有効。

特にここ数年の猛暑は山の上でも健在で、涼しいのは朝晩だけで、行動中の気温は何ら街中と変わらないということもしばしば。紫外線については標高2000mの地点で2割増し、富士山山頂であれば概ね4割増し。

日影が無いということも多い登山中、日差しを直接遮ることで体表面の温度上昇を抑えられ、暑さによる体力消耗を軽減でき、シミやら日焼けの原因となる紫外線対策もできます。

特に樹林帯が少ない山や、アルプスの稜線歩きなどでは、日傘の効果を実感しやすいでしょう。

以前の表銀座縦走西銀座縦走の際にも、嬉しい快晴無風の状況下で日傘は大活躍。標高が高いと言えども、日中の太陽は暑く、発汗は体力を消耗させます。

行動中のみならず休憩中に確実に日除ができるので、安心感は桁違いでした。

登山で日傘を携行するメリット

登山で日傘を携行するメリットは

  • 体感温度を下げられる
  • 日焼け対策になる
  • 熱中症リスクを軽減できる
  • 雨具として兼用できる

などなど。

最大のメリットはやはり直射日光を防げることでしょう。

確実な紫外線対策・日除対策としては、着用する帽子や長袖ウェアに軍配が挙がりますが、夏場の行動ではそれだけで汗をかくし、やはり蒸れます。

その点日傘であれば多少紫外線量は増えますが、風を遮ることなく、遮熱効果も望めます。そして晴雨対応の傘であれば、雨天時も使用できるのは大きなメリットで、登山中の小雨はもちろん、下山後の街歩きでも傘は活躍。

樹林帯歩きでの雨対策として、傘はレインウェアよりも格段に快適です。

登山で日傘を使うデメリット

日光を遮ることで紫外線・遮熱対策ができる日傘ですけれど、もちろん万能ではなく、強風時には使用できなかったり、片手が塞がることになるので転倒や怪我のリスク増加につながります。

中には傘をバックパックのショルダーストラップに留めておけるグッズもあるので、どうしても両手を空けたい場合はこちらも検討する余地があるでしょう。

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日傘はサイドポケットに入れて携行することが多いですが、自分の持っている日傘(モンベル)の場合は割とポケットの容量を埋めてしまうので、この辺もデメリットでしょうか。

登山用日傘を選ぶポイント

日傘を選ぶポイントですが、軽さや紫外線保護指数、遮光・遮熱性能は特に重要

傘によっては耐風性が高いモデルもありますが、登山中は急に風に煽られることも加味する必要があります。

また基本的に傘はバックパックのサイドポケットに収納することになりますが、コンパクトな折りたたみ傘にするのか、取り回しが簡単な長傘タイプにするのか等、選ぶ点は様々。

登山におすすめの日傘5選

というわけで、登山におすすめの日傘を5つ紹介。

どのモデルも晴雨兼用タイプで、ある程度の耐風性と開径サイズがあるものをチョイスしています。

製品名重量使用時直径収納長UPFタイプ特徴
mont-bell サンブロックアンブレラ55約200g約98cm約27cm50+折畳登山日傘の定番。骨8本で丈夫。国内メーカーでサポート充実
エバニューSHADOW Master 60約180g約101cm約71cm50+長傘軽量・携行性重視。開径101cmと広々。こちらも国内メーカー
EuroSCHIRM Light Trec ULTRA UV約190g約100cm約27.5cm50+(UVPF)折畳コンパクトながら軽量
Six Moon Designs Silver Shadow Mini約193g約96cm約25cm50+折畳折りたたみ時最小モデル
Zpacks Lotus UL Umbrella約192g約96cm約63cm40+長傘耐風性高
ロングトレイル向き
UPFとは

UltraViolet Protection Factor(紫外線保護指数)の略称。
紫外線対策の先進国であるオーストラリアやニュージーランドで定められたUVカットの世界的基準値で、日焼けから肌をどれくらい守ってくれるかを表した数値。
日焼け止めや化粧品などに使用されるSPFに対し、UPFはラッシュガードなど衣類に使用されることが多い。

UPFの数値はSPFも同様に、日焼けするまでの時間の差を表している。
たとえば、UPF15の衣類を着用した場合、紫外線を肌に直接浴びて出来た日焼けと同じ程度になるまで、約15倍の時間がかかるという計算になる。

なお、UPF15~24はUVカット率85%以上(Good)、25~39はUVカット率90%以上(Very Good)、40~50+はUVカット率95%以上(Excellent)と、3段階に分類されており、UPF50以上はすべてUPF50+(プラス)と表記される

1. mont-bell サンブロックアンブレラ 55

登山用日傘の定番ともいえる人気モデル。

高い遮熱性能と軽量性を両立しており、多くの登山者が愛用しています。

現在愛用しているモンベルのサンブロックアンブレラ55。登山をはじめ、シーズンを問わず日除として重宝しています。耐風性は期待できませんが、折りたたむことでコンパクトに収納できるので登山中はサイドポケットの片隅に鎮座しております。

折りたためると言っても生地の厚みがしっかりしていて、そこそこ時間がかかります。最近は同社の傘袋を購入し、折り畳まずに保管することが増えました。

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エバニューSHADOW Master 60

長傘にも関わらず、フルカーボン製で重量180gという軽さを実現しています。

軽いだけでなく開径101cmと大きく、遮熱・遮光性能も申し分なし。個人的に今いちばん欲しい長傘です。

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3. EuroSCHIRM ライトトレック UV

海外ハイカーにも人気のロングセラーモデル。

ユーロシルム(EuroSCHIRM)は1919年創業、Eドイツの ウルム(Ulm)を拠点に素材を厳選し、高品質かつ高機能アンブレラ作り一筋、90年余りの歴史ある企業です。

少々お高いですが、軽量コンパクトなのに開径100cmと広々使用できます。

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4. Six Moon Designs Silver Shadow Mini

ULハイカー定番ブランドの折りたたみ傘。

開径は96cmと少し小さめですが、その分とにかく小さく畳めるので、バックパックの中でも場所を取らないと高評価です。

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5. Zpacks Lotus UL Umbrella(192g)

米国のガレージブランドの人気モデル。

軽量な高密度ファイバーグラスを使用しており丈夫な構造。そしてこのLotus UL Umbrellaは裏側の骨組みが名前の通り、蓮の花びらのような形をしており、これにより陽射しだけでなく耐風性も兼ね備えています。

開径は長傘の割に少々狭目なのが気になりますが、耐風性も求める方にお勧めです。

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登山中も日傘は快適だぞ

近年の夏はまさに酷暑というワードがピッタリと感じる程度に暑く、そして太陽光は年々ジリジリ感を増しているような気がしています。当方は男ですが、日傘が無いと辛いと感じる日が多く、特に夏場は晴雨兼用の日傘を持ち歩くことも増えてきました。

登山用日傘は単なる快適装備ではなく、近年の猛暑における熱中症対策として非常に有効なアイテムです。特に夏の低山や森林限界を超える稜線歩きでは、その効果を実感しやすいでしょう。

まずは登山だけでなく、日常でも使いやすい定番のモンベル サンブロックアンブレラあたりから試してみるのがおすすめです。

これから夏山登山を予定している方は、ぜひ日傘の導入を検討してみてください。

ではでは。

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