広河原登山口から登る、恵那山登山

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2026年6月某日、日本百名山のひとつ恵那山に日帰りで登ってきました。

天気には恵まれず、眺望も真白でしたが、久々の山深い登山はとても嬉しいものでした。

今回は恵那山への登山道で最もポピュラーな広河原コースから登りました。

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恵那山について

恵那山(2191m)は岐阜県中津川市と長野県下伊那郡阿智村との境界上にある山です。

山域的には中央アルプスに属するようで、恵那山はその最南端。

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山容が船を伏せたような形をしているところから船伏山(ふなふせやま)とも言われているそうです。山名は『吉蘇志略』によると「天照大神がここで降誕され、その胞衣(えな)がこの山に埋められた」とするところからきたのものとされています。

吉蘇志略

宝暦7(1757)年12月、三河の松平秀雲が、著述した漢文による木曾の地誌。最初に、木曾絵地図があり、次に漢文の序文で君命を帯びて地域を巡視し山川の形勢を繕写し献納したもの。特に恵那山の由来や御嶽山信仰や火山活動についての記載が歴史的に貴重とされています。

ちなみに胞衣は胎盤のこと。

胎盤は新生児が生まれてから少しすると母体から娩出(後産)されますが、新生児と共に出てくるものということで、子の分身として成長や運命に影響を及ぼすものとし、古来から神聖なものとして取り扱われていたそう(胞衣納め)。

現代でもプラセンタ(胎盤)エキスは医療・美容医療分野で注目を集める素材として知られています。

恵那山の登山コースは主に4つ

余談はさておき、恵那山の登山コースについては主に以下の4つ。当記事では広河原コースから登っています。

コース名距離(往復)コースタイム標高差特徴
広河原コース11.3km7h15m1,180m恵那山の最短・定番ルート。深い樹林帯を中心に歩き、比較的登りやすい。山頂まで効率よく到達できるため、初めて恵那山に挑戦する登山者にも人気
神坂峠コース13.2km8h10m1,230m稜線歩きが魅力のコース。富士見台高原や中央アルプスの展望を楽しみながら歩けるため景観重視の登山者におすすめ。アップダウンが多く体力を要する。
黒井沢コース13km8h1,200m渓流沿いの森を歩く静かなコース。沢の景色や自然林を楽しめる一方、渡渉や増水時の注意が必要。比較的人が少なく落ち着いた登山を満喫できる
前宮コース13km14h1,600m恵那神社から始まる、恵那山で最も健脚向けのルート。(山頂は20号目)急登が続き、体力・経験ともに求められる。利用者が少なく、静かな山旅を楽しみたい上級者向け

※距離・標高差・コースタイムは資料によって若干異なるため、登山計画では最新の地図やYAMAP・ヤマレコの数値を確認することをおすすめします。

広河原コースは恵那山登山で最もポピュラーなコース。冒頭の林道以外はさほど危険箇所の少ない(落石・崩落)、管理が行き届き歩きやすい登山道。ただ数年前にはクマの目撃情報が散見されていて、言わずもがな注意が必要です。

久々の百名山はモイスチャー恵那山 / クレさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

ほとんど展望が無い、恵那山登山の写真

恵那山登山は2kmほどの林道歩きからスタート。昔は車で通えたそうですが、路面の荒れ具合や落石の状況を見るに、今後も林道が一般向けに開放されることはなさそう。

渡渉してからが本格的な登山のスタート。4号目までがっつり登りますが、それ以降登山道の勾配は比較的緩やかに感じました。登り初めから分かってはいましたが、肝心の展望はなし。霧雨のおかげで全体的にモイスチャー感満載の登山。

しかし久々の登山ということで、それも楽しい。雨が降ろうが風が吹こうが、不思議と心穏やかでした。

恵那山の山頂も展望0。山頂にある櫓は天気が良くても、きっと展望は0。一体何のために設置されたんでしょう。恵那神社の奥宮に手を合わせて、元来た道を引き返しました。

思いがけず満足感が高かった恵那山登山

子どもが産まれてからは、初の日本百名山の登山となりました。

今で何座くらい登ったんでしょう。

肝心の恵那山登山ですけれど、期待していた南アルプスや中央アルプスの展望は得られませんでしたが、今回のルートだと元々展望はそこまで良くないそうなので、始終心穏やかでした。

それよりも久々の遠征、そして山深く静かな登山は、とても良いリフレッシュになりました。天気に恵まれなかったにも関わらず、ここまで充実感に満ちた登山になろうとは思いもせず、登山後に身体を襲う疲労感も久々だと悪くないなと感じました。

登っていた時に感じたのは、恵那山はきっと秋に輝く山。次回恵那山に来るなら秋、神坂峠からのコースかなぁと思案しております。

ではでは。

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