【関西】大阪を一望できる生駒山登山へ

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数年ぶりに生駒山に登ってきました。

前回は大阪側(新石切駅)から登ったので、今回は奈良側(生駒駅)からです。

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生駒駅から宝山寺に寄って生駒山上遊園地へ

生駒山上遊園地を目指すのであれば、生駒駅から鳥居前駅まで歩き(徒歩3分ほど)、そこからケーブルカーに乗るのが一般的。

しかし今回はあくまで登山。生駒駅から生駒山上遊園地まで実直に歩いてきました。

数年振りの生駒山へ / クレさんの生駒山(奈良県)鬼取山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

宝山寺までの門前町は相変わらず趣がある建物が多く、石段も相待って、とてもノスタルジー。

駅前商店街も良き時代を彷彿とさせます。

宝山寺の大きな鳥居(一の鳥居)を潜ったあたりからは特に雰囲気があり、ようよう調べてみるとこの辺りは昔、色街というか遊郭が存在していたそう。宝山寺で修行を終えた男達がーなんて色々と考えてみたり。

確かに旅館の玄関を見ると、大阪に残っている遊郭の雰囲気とそっくり。ちゃんと手順を踏めば、未だにそういったこともあるとか、ないとか。

他にもレトロな街並みはもちろん、スパイスカレー屋さんやら、おしゃれなカフェがあったりで、宝山寺方面に下山してもきっと楽しめるはず。

それはともかく

今回は以前時間の関係でパスした宝山寺への参詣もしてきました。境内には立派な伽藍があり、特に般若窟は圧巻。

てっきり生駒山は遊園地しかないとばかり…。

宝山寺は元々は役行者や空海が修験の行場として開いた寺だったそうですが、紆余曲折あって今は真言律宗のお寺になっています。お寺なのに神社にあるはずの鳥居があったりと、神仏習合?の名残を感じます。

ちなみに生駒駅から宝山寺に至るまで、何ならその先の生駒山山頂まで、結構な斜度の石段をひたすら登ります。どこまでも開発されきった感が強い生駒山ですけれど、登り一辺倒なあたりにはかろうじて「山登り」を見出せます。

まぁ実際のところ、登山というよりは階段昇降といった方が適切かもしれません。季節外れの暑さも相まって、まさしく修行といったところ。

生駒山上遊園地に着く頃には、1人だけ滝汗でした。

数年前の冬と違い、生駒山上遊園地は開園期間中。案外多くの人で賑わっていて、なんだかホッとしました。

こちらも日本が元気だった頃を思い出させる、バブリーな配色をした遊具だったり、気の抜けたブザー音がレトロでとても良い。

徐々に思い出せなくなってきた、幼少期を思い出させる品々に少々センチメンタルにされつつ・・・。

汽車の乗り物付近にある山頂標識を撮影した後、アトラクションの脇でしばし休憩。

山頂付近は風が吹き抜けて気持ち良かったです。

その後は新石切方面に下山。今回の生駒山登山で登山然としているのは大阪側の面で、車道を横切るような形で登山道を降りたり、水たまり状態を避けて歩いたり、絶妙に歩きにくい石畳などなど。

短足族としてはやはり下山に気をつかうなぁと思っていると新石切付近に到着。

やけに占い屋の多い商店街を抜け、前々から買いたかった奈良漬を購入し、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)にお参り。

石切劔箭神社は「でんぼの神さん(腫れ物の神様)」として全国的に信仰を集めており、病気平癒や商売繁盛を願う多くの人が参拝に訪れるそう。ちょうどお百度参りをしている人たちがたくさんいました。

お百度参りとは

本殿前でお参りして入口に戻り再び本殿前でお参りすることを百回繰り返すことです。お百度を踏むとも申しますが、これは決して強制されるものではありません。

百回でなくとも、ご自分でお決めになられた回数で結構です。大切なのは神様に願いが届くよう一心にお参りすることです。

石切劔箭神社

幸いなことに今の所お百度参りは無用だったので、アウトドア用品店のロックステッパーズを物色して帰宅。今回はリッジマウンテンギアのスタッフバッグを購入しました!

また使ってみた感想でも書きたいと思います。

歴史を感じる生駒山への登山。次回は縦走で

久しぶりの生駒山登山でしたが、特に危険箇所もなく、随所に歴史を感じられる楽しい登山でした。

生駒側に降りても大阪側に降りても、下山後の食事や観光が充実している点もGOOD。

生駒山脈はまだまだ先へと続いてるので、もう少し涼しくなれば縦走登山なども楽しみたいと思います。

ではまた。

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