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石切から生駒山を経て生駒までハイキング。閉園中の生駒山上遊園地を徘徊する。

山行記録
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今回は大阪府内であればどこからでも見える市民の山、生駒山に登ってきました。

実質この登山が2021年の締めくくりとなりました。

石切神社参道でのプチ旅行感に始まり、生駒山上遊園地までのハイキング、生駒山上遊園地では退廃的な雰囲気をおかずに大阪平野を一望できる、おすすめスポットです。

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生駒山ハイキングで参考にしたルートマップ

今回ハイキングの参考にしたのは東大阪市公式HPにあるikoiko生駒山マップ。マップの見やすさに関しては正直なところイマイチですが、ルート周辺の観光情報などはほぼ網羅されています。

不安がある場合は登山アプリを準備するか、山と高原地図の購入をオススメします。

近所も捨てたもんじゃないと感じた生駒山へのハイキング

近畿地方の登山でよくある、気乗りしない問題。旅行感も少なく、山に入っても植林された杉林が続くだけで、山頂からの景色も代わり映えしない。

そう思っていた時代が自分にもありました(遠い目)。しかし今回の生駒山上遊園地、予想以上に楽しかったです。


前日までは意気込んでいても、いざ当日になると睡魔が添い寝をしがちな冬の日。

布団と共にひっぺ剥がして、やって来ました新石切駅。この段階では未だ日常。

感動を覚えたのは石切神社参道にたどり着いてからで、飲食店や屋台、乱立する占い屋などが軒を連ねていてとても新鮮。

年末の賑わいもあったのだろうけれど、期待していなかった分感動も大きかった。

この地域のお年寄りの足腰が心配になる急坂を登っていくと、先程までの賑わいはどこへやら。日本で何番目かに大きいらしい石仏以降、坂の傾斜と人口はきっと反比例していただろう。

住んでいるのは人か、その類か。朽ちかけた民家(失礼)をあとに鬱蒼とした林道を超登り終えると、興法寺という寺社がある。

一瞬門をくぐってみるも、人気は一切なく、枯れかけた山からの湧き水がかえって不気味だったので参拝は控えた。

煩わしい迂回案内や先述のマップとにらめっこをし、ルートミス(信貴生駒スカイラインは間違い)をしぃしぃ、少し切ない気持ちになりながら、枯れに枯れきったあじさい園にたどり着いた。この規模のあじさい園、きっと初夏は綺麗なんだろう(投げやり)。ここからは生駒山上遊園地への表示も増え始めるので、迷う心配は少ないと思う。

立派な電波塔だった。この電波塔のおかげでTVを楽しめている。

大きい。すごい。などと平凡な感想を抱いていると、見るからに雪山登山の練習をしている学生諸君。見るだけで寒いわ、なんて思っているとちらほら雪が。生駒山上遊園地の寂れ感も相まって、それはそれは心身ともに冷え切った。

クリスマス寒波の名残だった。

それにしたって、生駒山上遊園地のノスタルジックな感じがとても良かった。

ここから下山するにはケーブルカーという手もあるのだけれど、どうせなら宝山寺を超えて生駒駅まで歩こう。ということでひたすら下る。登ることは一切なく、ひたすら生駒駅まで下る。ちなみに宝山寺も山中にあるのだけれど、大阪府側にあった興法寺とは違い、えらく栄えたようだった。特に門前町の石段が続く雰囲気は「いかにも」な雰囲気。

そういえば昼飯を食べていない事に気が付き、門前町にある摩波楽茶屋にてスープカレーとチャイを食べた。久方ぶりのスープカレーはしっかりスパイスが効いていて、とても美味しかった。

門前町でスープカレーを食べて下山

ウェアの右袖にカレーの飛沫でシミを残したけれど。きっといい思い出になるはず(落ちない)。

とうわけで階段を降り、坂道を駆け下り続けて無事に生駒駅。

このあたりもまた退廃的な雰囲気がしたけれど、何故か不安になる寂れ方だなと思った。

石切神社前のお祭りみたいな雰囲気や生駒山上遊園地のなんとも言えない寂れ感、そして門前町の非日常感、どれも刺激的で面白いハイキングだった。

次は初夏にでも。

ではまた〜。

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