THETA Z1は登山や旅行に便利な360°カメラでした。

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いまや旅先で写真を撮らない人は、いない。

そう言っても過言ではない世の中になりました。

一般的なスマホのカメラやミラーレス一眼をはじめ、アクションカムやハンディカムなど、多種多様なカメラが発売され、表現の方法は多岐にわたります。

自分は登山を始めてからカメラで写真を撮るようになりましたが

あぁ、この風景全部残したいわ・・。

なんて思うこともしばしば。

そんなところに、自分の周囲360度をグルっと撮影することのできる360°カメラTHETA Z1の存在を知りました。

登山中や旅行中に気軽に360°全てを撮影できるので、風景写真だけでなく集合写真にも便利です。

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まるっと360°、全てを高画質で撮影できるTHETA Z1

THETA Z1はRICOHが発売する360°カメラ中、最も高画質で写真を撮影できるモデル。スペックの詳細は公式サイトを参照。

撮影画素数は約2300万画素。1.0型の大型センサーを搭載しているため、日中の撮影はもちろんお手の物、夜景の撮影では優れたノイズ低減性能が期待できます。

このZ1からJPEGだけでなくRAWでの撮影が可能となったため、撮影後に現像ソフト(2020年記事執筆時はAdobe Lirhtroom ccのみ対応)でのRAW現像で自分好みの色合いに仕上げることが可能となりました。

ISO感度
静止画・動画:(オート)ISO80~6400(上限設定可能)
(マニュアルモード)ISO80~6400
ライブストリーミング:ISO80~6400
多彩な撮影機能
静止画:ノイズ低減、DR補正、HDR合成、インターバル撮影、インターバル合成撮影、マルチブラケット撮影、セルフタイマー(2, 5, 10秒)、マイセッティング
動画:セルフタイマー(2, 5, 10秒)、マイセッティング

純正アプリを使って手軽にInstagramやTwitterにシェアできる。

THETAで撮影した画像はスマートフォンに取り込み、純正のアプリTHETA+で編集したものをインスタやTwitterなどのSNSで手軽にシェアできます。

THETA+

THETA+
開発元:Ricoh Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

手に馴染むデザインと見やすい表示パネル

THETA Z1の質感の画像

高級感と堅牢性を兼ね備えたマグネシウム合金を採用。

手に持ってみるとひんやりとした質感と、しっくりくる重量感と大きさ。THETA Z1の重量は約182gとiPhone11と大体同じくらい。装備一つ一つの重量が気になる登山に持っていっても、さほど気にならないレベルです。

 

THETA Z1の表示パネルTHETA Z1から撮影可能枚数や電池残量、接続状態が確認できる表示パネルが搭載されています。

Z1以前のモデルではスマートフォンと接続しないと確認できなかった情報が確認でき、より気楽に撮影することが可能となっています。

THETA Z1の側面

カメラ側面には電源ボタンをはじめWi-FiやBluetoothや撮影モードの切り替えボタンや、ファンクションボタン。

登山中にグローブをすることが多いので、ボタンが小さいことに関しては気になりましたが、素手であれば差し支えなく操作できます。

THETAにはメーカー純正のスタンドやスティック(自撮り棒)があります。

今回は手持ちの三脚で撮影していましたが、写真下部にどうしても三脚の足が映り込みますし、とても気になります。

THETA Z1で撮影した作例画像。全天球画像が面白い。

普段カメラで撮影する画像とは全く違う、360°カメラの名にふさわしい、ぐるっとまるっとな全天球画像が撮影できます。今回は六甲山にある名所風吹岩で撮影した作例2つに、公式の全天球画像を1つを御覧ください。

ロックガーデンの展望地。風吹岩 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

六甲山を目指すも七曲りで土砂崩れで途方に暮れる。ロックガーデンにて。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

モルディブ – Spherical Image – RICOH THETA

 

気になる防水性能とバッテリー・メモリーについて。

THETA Z1本体には防水性能はなく、メーカー純正の防水ハウジングも発売されていません

サードパーティ性の防水ハウジングを探してみましたが、どれも信憑性に欠けています。

Z1以前のモデル(V,SC,SC2)ではRICOH純正のハウジングが発売されています。なぜフラッグシップモデル用の防水ハウジングが無いのかは謎です。

手軽に360度を撮影できるのはTHETA Z1の魅力ですが、登山や旅行中にずっと晴れているかと言えばそうでもないですし、より気軽に撮影できるよう防水面に関しては改善して欲しい点です。


そしてもう一点気になるのがバッテリー性能とメモリーについて。

内蔵メモリー
約19GB
記録可能枚数・時間
静止画:RAW+ 約350枚, JPEG 約2400枚
動画(1回の記録時間):最大5分/25分
動画(合計の記録時間):(4K,H.264)約40分
2K,H.264)約130分
電池寿命
静止画:約300枚 

動画:約60分 

高画質での撮影や4Kでの撮影が可能になっているのにも関わらず、内蔵メモリーしか使用できないというのは残念。microSDなどでメモリーを増やせれば良いのですが・・。

バッテリーに関して、モバイルバッテリーでの充電が可能とは言え写真が300枚・動画が60分というのは些か少ないと感じます。

タイムラプス動画のためにインターバル撮影に取り組んでみましたが、どうにも目標の撮影枚数を達成することができなかったので撮影は中止にしました。

気軽に高画質な360度撮影が楽しめるTHETA Z1は、登山や旅行にオススメ!

登山や旅行だけでなく、不動産界隈や工事現場でも活躍を見せる360°カメラ。

 

THETA Z1は大型センサーを搭載し高画質に画像を残すことができます。旅先での集合写真で全員を移したり、周囲の広大な風景を残すには、もってこいのカメラだと思います。

カメラ自体も重たいものではないですし、旅行に持っていくカメラとして一考の価値があると思います。

ではまた。

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