ひっっっさびさの連休!ひっっっっさっびっさのアルプス!
ということで、2022の7月下旬頃に北アルプスのオアシス的存在の立山で登山を楽しんできた。
今回の立山登山の日程
今回は前々から立山に行きたがっていた妹を含め、いつもの家族登山。この家族登山も毎年恒例になりつつあるけれど、そろそろネタ切れ感(同行者の体力的に)が否めない。
それはともかく今回の立山登山の日程は以下。
- 7/23富山まで移動
- 7/24富山から立山まで移動し登山
室堂ー雄山ー大汝山ー富士ノ折立ー真砂岳ー室堂
- 7/25室堂散策し立山駅へ下山
室堂展望台にてノー展望、みくりが池温泉にて一服
立山(雄山)・立山(大汝山)・立山(富士ノ折立)・真砂岳 / クレさんの真砂岳(富山県)・立山(雄山)・立山(富士ノ折立)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
リサーチ不足だったり、天候だったり、登山中の紆余曲折のおかげで、当初予定していた立山三山縦走とはならなかったけれど、これはまた次の機会に…。
ついにきた7月の晴れ間。真夏の立山登山
梅雨明けが嘘のようにパッとしない天気が続いていた2022年の夏。
元々確保していた日程と天気予報を見ていると、どうやら初日は晴天が期待できそうだった。
夜勤明けの絶望的なコンディションを抱え、富山駅に前泊。富山県側からの立山アルペンルートの起点、立山駅に到着したのは翌朝6時30分ごろのこと。
夏の立山に来るのは数年前に妹の誕生日も兼ねて来た以来で、かれこれ3年ぶり。
当時は独身だった。
コロナなんてなかったし、父方の祖母は健在だったし、職場はかなりホワイトだったし…。なんでこうも全て悪い方向にしか変化しないんだぁ。なんてことを嘆いた。
それはともかく
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ、室堂に到着したのは8時30分。出すものを出し、補給するものを補給して、最初の目的地の雄山を目指した。
今思えば、1日目は高地順応としてゆっくりすべきだったのかしらと思う。かなりゆっくりしたペースで登っていたものの、室堂を発って少しした時点で、母はやや辛そうな印象だった。天気とは裏腹に、一家の行手には暗雲が立ち込めていた。
この時点で家族会議が開催され、立山三山を制覇しようという目標は諦めて、とりあえず立山(雄山、大汝山、富士ノ折立)だけでも制覇しようということになった。
相談大事。
老若男女が入り混じる一ノ越、そして雄山までは、富士山と見紛う混雑具合。
落ちてくるのは、はたして岩か人かと常に気を遣う登山だった。ただこの混雑が母的にはポジティブに作用したようで、雄山では元気はつらつに涙を流していた。
毎度のことである。
その先は小さいアップダウンを繰り返しながら、大汝山、富士ノ折立と超えていく。遠くに見えていた薬師岳や槍ヶ岳、後立山連峰は雲に飲まれたり、顔を出したり。そんな中、なぜか立山一帯は厚いガスに覆われることなく、終始夏空に抱かれていた。
今回登った立山の最終ピークは富士ノ折立だった。登山経験が少ない母からすると
「どこから登んねん。」
という印象を抱くらいには急峻に見えたようで、結果的にバックパックと母をデポし妹と2人で登頂。真砂岳を挟んで見える別山、その先の劒岳は今後気が向けば2人で行こうかということになった。
その前に色々と自分には守るべきものができそうな気がしていたけれど、それはまた別のお話。
最終的に真砂岳まで足を伸ばして、今回の登山は終了。内蔵助カールの圧倒的スケールには母、妹共に驚愕。
その後は自分が地図を読み違えた結果、母が大砂下りから先々下山してしまい、あわや行方不明になりかけるというハプニングに見舞われたけれど、結果的に家族で立山を踏破でき、良い登山になったんだと思う。
風呂からの展望が良すぎた室堂山荘
今回のお宿は室堂にある室堂山荘。立山の湧水を加温した御利益のありそうなお風呂。そして浴場からは立山の展望を独り占め。登山者からもきっと見つけることができる、いわば裸の征服者である。
早めに予約していたおかげで個室を確保できていたので、家族水入らず、ゆったり過ごせた。
2日目の室堂散策ではライチョウと遭遇。
2日目は予報通り曇り。
浄土山に向かっていたものの、時間的・体力的なことを鑑みて室堂展望台までとした。
家族と来ると色々なものを諦めることが多いけれど、そのうち色々な制約のおかげで気軽にこういった旅行(登山)には行けなくなると思うので、機を見て登りたいと思う。
ではでは〜。