YAMAPの新機能、フリーハンド登山計画について

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今回はYAMAPさんから、特別にフリーハンド登山計画の先行体験の機会を頂いたので、その紹介です。

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日本最大級の登山アプリYAMAP

登山を安全に楽しむ上で重要なのは現在地(ルート)の把握

年中人がたくさん登っているから安心だーと思っていても、些細なことで遭難する可能性をはらんでいます。

しかも基地局が増えたとはいえ、山中はまだ圏外の場所もしばしば。トラブルが幾つか重なり、進退極まると正常な判断ができず、焦りから転倒や滑落といった事故を誘発する恐れがあります。

自然を楽しむレジャーは常に危険と隣り合わせ。

ストレス発散に登山に出かけたけれども、結果的に更なるストレスに…なんてことは避けたいわけで、そんなリスクヘッジに重宝するのが登山アプリのYAMAPというわけです。

YAMAPでできることは

電波が届かなくても、現在地がわかる。
登山の記録が、簡単につくれる。
記録をシェアして、楽しさが広がる。

の主に3つ。

個人的にストアだったりコラムも楽しく拝見しております。

2024年からは登山の頻度が増えまして、登山中のペースが分かったり、閲覧できる地図の種類が豊富なプレミアム会員になりました。

使う前はメリットを感じなかった登山中のペース把握や到着時刻予想ですけれど、今となっては無いと落ち着かない、自分の登山においては重宝しているアプリとなっています。

YAMAPのフリーハンド登山計画とは

「バリエーションルートの計画を立てたい」「自分だけの特別なルートを描きたい」「登山口へのアクセスや下山後の寄り道も含めて一枚の地図で計画したい」といった、計画の自由度向上を望むご要望を多くいただいていました。

yamap

とのこと。

YAMAPのフリーハンド登山計画では、登山道が無いような場所やバリエーションルート、登山前のコンビニや下山後の温泉や食事などもまとめて登山計画に組み込めるようになります。

以下はYAMAPのフリーハンド登山計画の特徴です。

  • 直感的なルート作成: スマホ画面を指でなぞるだけで、思い通りのルートが描けます。拡大・縮小も自由自在で、細部までこだわった計画が可能です。
  • あらゆるルートに対応: 整備された登山道はもちろん、バリエーションルート、舗装された道、里山の散策路まで。既存のルートデータに縛られず、あらゆる道をフリーハンドで計画できます。
  • 計画に役立つ自動計算: 描いたルートの距離、推定コースタイム、標高差もリアルタイムで自動計算。自由な計画と安全性を両立しています。
  • 既存機能とも連携: フリーハンドで描いたルートと、従来の登山道ルートを組み合わせ、柔軟な計画編集も可能です。

直近のアップデートでみんなの軌跡を地図上で閲覧できるようになったため、そういった情報を基に柔軟な登山計画を立てられるようになりました。

実際にフリーハンド登山計画を使ってみて便利だと感じた点

試用のお話を頂いてから大阪府民馴染の生駒山登山の際、新石切駅最寄りのアウトドアショップRock steppersに寄ることを想定してフリーハンド登山計画機能を使用してみました。

あくまで想定なので、お店の位置は大体で設定しています。

実際に使ってみると

・とにかく操作が楽

・標高差や距離を自動計算してくれるから計画しやすい

と感じました。

ただ操作方法によっては直線距離で地点同士を繋いでしまうため、大まかな所要時間・距離を算出してしまう可能性がある点に気を使いました。

YAMAPのフリーハンド登山計画に望むこと

今回はβ版だったので実際に登山計画の保存まではできませんでしたが、先述の通り登攀などのバリエーションルートや登山前・下山後の寄り道も含めて一つのアプリ、登山計画で完結できるのは非常に魅力的。

特に標高差や距離を自動で(手動でも入力可能)計算してくれる機能は便利だと感じました。

登攀やBCなど、コースタイムが参考にならない、バリエーションルートを辿る方にも便利なのではと思います。

ただ、駅ならともかく、飲食店や土産屋などはYAMAPの地図上では分からず、現状ではGoogleマップなど他のアプリと見比べて大体の位置を設定する他なく、登山前後まで含めて計画するには少々面倒に感じました。

願わくばGoogleマップなど他のマップアプリから座標をコピー、YAMAPにペーストし登山計画に反映できたら便利なのではと思います。

「旅の過程にこそ価値がある」

とは良くいったもので、旅そのものが楽しいのはもちろん、計画を考えている時も楽しいもの。

2025年夏以降YAMAPでは順次、件のフリーハンド登山計画はもちろん、ついにPCでも登山計画(フリーハンドも追々)が作成可能になるようです。

個人的に登山計画や登山前後の旅程などは大きな画面で練りたい派だったので、今後のアップデートが待ち遠しい限り。

より登山計画やその前後の観光もしやすくなるであろう、今回のYAMAPのフリーハンド登山計画。

リリースは6月中旬ごろということで、梅雨で外に出るのも億劫な日は、是非YAMAPで登山計画作りに勤しむのも良きかと思います。

ではでは。

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登山コラム
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