僕が所持していたバーナーは湯沸かしに特化したJETBOIL(Micromo)と軽さに特化したアルストの2つ。フリーズドライ食品やカップ麺も良いけれど、たまには登山中に煮込み料理なんかしてみたいぞ。
ということで購入したのが、汎用性の高いSOTOのサーモスタッククッカーコンボとウインドマスターです。
登山でもキャンプでもきっと活躍してくれるSOTOのウインドマスター
公私ともに忙しそうな2022年だけれど、登山はもちろん、キャンプもしたいんじゃ。
そうなった時に湯沸かし特化(調理は気が進まない)のJETBOILとアルスト(ifyouhave)では、貧弱というか調理は難しいのでは?となりまして、使いやすいシングルバーナーを購入することにしました(今更)。
登山でも使うことを想定すると、気になるのはやはり耐候性(風に強いとか、寒冷地でも安定した火力とか)と軽量性・熱量。
それぞれのバランスが取れていて、ガス缶のシルバーがクールなSOTOのマイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター(以下ウインドマスター)を買うことに決定。
- ゴトク(3本ゴトク)が取り外し可能で4本ゴトクも対応可能
- マイクロレギュレーター機能で、外気温が20℃でも−5℃でも変わらぬ火力(2800kal/h)
- 風に強い燃焼構造
などの特徴があります。
THE★オーソドックス。
本体の重量が60g、付属の3本ゴトクの重量が7gでトータル67g。手のひらサイズのバーナーなのでクッカーの中にすっぽりと収まるサイズです。どんなクッカーを組み合わせるかにも依りますが、小さくしようと思えばJETBOILよりも小さくなり、火力はアルストや固形燃料よりも優れているのはやはり便利。
付属している3本ゴトク(径100ml)が不安であれば、別売りで4本ゴトク(径144ml)もあるようなので購入を前向きに検討したいと思っています。
今の所湯沸かしも早く着火も容易でストレスフリー。クッカーとの組み合わせによっては4本ゴトクの使用はマストかな?といった感じです。
決して軽量ではないけれど、何かと便利そうなSOTOのサーモスタッククッカーコンボ
シルバーのガス缶のイメージが強い国内メーカーのSOTO。調べてみると、登山だけでなくキャンプ用品も手掛けていて、根強い人気があるようです。
そんなSOTOが販売しているクッカーのサーモスタッククッカーコンボに惹かれたのは、そのオールインワン感。
350ml(ステンレス)・400ml(チタン)・750ml(アルミ)のクッカーがセットになっていて、クッカーの他、750mlのクッカーにフィットするコジーと、リフター、マグリッドがセット。
以下にセット内容とそれぞれの重量と総重量でも表示しておきます。
マグリッドL | 17g | マグ750mlの蓋 |
マグリッド | 12g | マグ350と400の蓋 |
マグ350ml | 80g | ステンレス製 |
ジョイント | 12g | 350ml+400ml用 |
マグ400ml | 50g | チタン製 |
マグ750ml | 84g | アルミニウム製 |
コジー | 40g | 105gOD缶と上記を収納可能 |
リフター | 13g | |
総重量 | 308g |
登山装備を軽さに全振りするなら、まず選択肢には上がってこない重量です。ただ先述の通り、僕が惹かれたのはその汎用性。
- 湯沸かしだけならマグ400mlとシングルバーナー
- ベースキャンプ的な登山や食事を楽しみたい登山ならすべて携行
- 日帰りで温かい飲み物+カップラーメンならマグ350mlとマグ400mlのセットを携行
などなど、使用目的に応じて取捨選択することができます。
個人的に今一番したい登山は、雷鳥沢にベースキャンプを構えたテント泊登山。雄大な山々を前に、このクッカーを使って煮込みパスタとコーヒーを楽しみたいのです。
やっと購入したクッカーとバーナーのセット
登山を始めた当初の自分は何故か登山と言えばカップヌードル。という考えが強く、初めてのバーナーにJETBOILを購入。
湯沸かしは早くパッキングも容易ということで今でも重宝していますが、どうせ買うなら何でもできるシングルバーナーにすれば良かったのに。ねぇ?と思います。
日帰り登山が多く、外での煮炊きも気乗りしない今日このごろですが、家に籠もって今年の夏にしたいことや登りたい山を考えて、装備を考えるのも楽しい。
その一環で購入したSOTOのクッカーとバーナー。これを駆使して湯戻しから脱却してみようと思います。
ではまた。
正直JETBOILやアルストとの棲み分けはどうすねん。
と内なる財務大臣の声が聞こえてきた気がしますが、これはポイントで購入したので実質無料。気にしないことにします。