冬の富士山をいろんな方向から見る山旅

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1月末、例のごとく雪山への情熱を失っていたと言えど、忍ばせておいた連休を無駄にするのは過去の自分に申し訳ない。

というわけで思いついたのが「冬の富士山をいろんな方向から見る山旅」というもの。

大々的に「山旅」と称しているものの、実際は横浜を起点に山梨の大月や箱根、鎌倉などの低山を登って、麓の観光やグルメを楽しむという、お気軽ハイキング&観光といった感じの旅になりました。

効率が悪かった気もしますが、いつもの登山とは違う遠征感がとても楽しかったです。

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1日目:大月市の秀麗富嶽十二景の2座へ登る

横浜へ前日入りして、まず訪れたのは山梨県大月市が選定した秀麗富嶽十二景(名の通り富士山が美しく見える山々のこと)のうちの御前山(厄王山)と九鬼山。これで十番山頂は制覇(一〜十二番まで通し)したことになります。

JR中央線各駅から登山口までのアクセスがとても良く、公共交通機関をよく使う自分としては助かりました。ルートによっては登山者の形跡がまったく見えない箇所もあったり、急登・下り・鎖場で気を使う場面も多々ありましたが、山頂から見える富士山の圧倒的大きさと美しさは圧巻でした。

下山後は富士急行線壬生駅近くにある手打ちうどん山もとへ。極太で食べ応えのあるうどんを食べて横浜に帰りました。

2日目:箱根外輪山の最高峰、金時山へ登る

縦走やテント泊とは違う、毎日の日帰り登山を繰り返すというのも新鮮、心配していた疲れも特に無く、この日も天気は晴れ。

冬の富士山をいろんな方向から見る山旅の2日目に訪れたのは、前々から行きたいと思っていた箱根外輪山の最高峰である金時山。

標高は1,212mで別名猪鼻岳とも呼ばれているらしいです。初めて訪れる箱根の広さに驚きつつ、金時山までの気持ちが良いトレイルをのんびり散策。箱根外輪山に関する登山記録を見ていると、1日で箱根外輪山を一周(CT:23時間)するという方がいるのを見て驚き。

下山後は箱根湯元駅付近で観光して帰りましたが、今度訪れる時はロープウェイで大涌谷や芦ノ湖あたりの観光も絡めたいところです。

3日目:鎌倉の天園ハイキングコースを歩く

2日目の下山後に訪れたマッサージの揉み返しを足に抱えつつ、訪れたのは鎌倉の天園ハイキングコース。トレイル上の大平山は鎌倉市の最高地点となっています(159.4m)。

余談ですが、「天園」をずっと「天国」と勘違いしていました。

由来を辿ると「天国の園で遊ぶよう」を略して「天園」だそう。

なら天国で良いじゃないか。というか立地的に仏教色が強そうなのに、極楽浄土ではなく天国なのね。

というどうでも良い思いが今更脳裏を掠めています。

それはさておき、トレイルは建長寺境内をスタートにして標高を上げて、その後は尾根沿いを歩くお気軽なハイキング。建長寺の富士見台からも遠くに富士山が見え3日間を通して色々な角度から冬の富士山を見るという目標は達成されました。

その後は鎌倉観光をして、由比ヶ浜で海を眺めて横浜へ戻りました。

3日目のボーナスステージ

今回の日程は3泊4日。

3日目の鎌倉観光を終えた後は、友人と帰郷していた妻と合流して寺沢勘太郎一家(寺岡呼人、岩沢厚治(ゆず)、内田勘太郎(憂歌団)の3人)のライブへ行ってきました。自分が鑑賞したライブの中では小規模なものでしたが、ライブハウスの熱気や雰囲気は新鮮。何より岩沢さんの歌唱力に感動しっぱなしでした。

その後は野毛駅周辺で評価の高かったとんかつ屋へ。こちらもお肉が柔らかくて美味でした。

今回の旅の反省点

横浜を拠点にした冬の富士山をいろんな方向から見る山旅は終了。関東の山にはこれまでもいくつか登っていますが、どの山頂からも富士山が見えやすいのは関西勢からすると非常に魅力的

叶うのならば一年くらい住んでみたいです。

それはさておき、旅を終えてのまとめは以下

  • 各山への移動を考えると、拠点は新宿で良かった
  • 下山後の食事や温泉などリサーチ不足感が否めない
  • 夜の横浜に関しても同上

といったところ。ホテルに拠点を置いて近郊の低山を登るのは今回が初めての試みでしたが、割と楽しかったので、冬山へのモチベが下がっている時なんかはまたしてみたいと思います。

ではまた。

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