はじめに。
今回は前回のハイカーズヤッケを買いに△展(さんかくてん)に行った際、衝動買いをしたのフルーツサックをご紹介。いくつかサイズ展開されている中で今回はアップルを購入。
購入フルーツだけでなく色々と入れたりできないか、ゆるく考えてみました。
Fruits sackとは?
製作されているのは、秋頃にフロアレスシェルターを購入させていただいたmikikurotaさんです。
elemental1を買おうか迷っている時に、ホームページにフルーツサックの存在もあったので気にはなっていたのですが、当時は売り切れ状態。
登山にわざわざ重たい果物を・・なんて思っていた時期が僕にもありました。
そこで実用2、ユーモア8の割合でハイキングに持っていきたくなるような、フルーツサックをプレゼント用に作ってみようと思ったのが製作の始まりでした。まず僕は、容姿が美しいフルーツのモデルさんを八百屋に探しに行きました。そこで見つけた理想形モデルをトルソーにして、ピタピタのサイジングで作ることにしました。その方がフルーツサックで包んだままフルーツの美しいフォルムを楽しめるからです。
これを使う人は僕の製作行為の逆、つまり入れ物に合う理想のモデルさんを探しに行くことになります。理想形が見つからなければ、ひとまわり小さなものを選び緩衝材とともに入れることで、実用的なものにもなるでしょう。コード部分以外は全てボンディングなので、ザックの中で、もし潰れてしまっても漏れにくいという無駄な性能もあります。生のフルーツは重いからこそ、リンゴやミカン1つ1つを吟味したい。これは山だからこその最高の贅沢です。ウルトラライトはむしろ贅沢したいところで贅沢できる素晴らしい技術だと思います。そんな贅沢のためのheavy系ULギア。ピタピタのリンゴ、探して持って行きたくなりませんか?(引用:mikikurota)
サイズ・種類一覧
サイズ展開は
- mikan
- apple
- melon
- kodamasuika
- suika
となっており、各サイズにソーイングとボンディングが用意されています。
防水性に関しては縫い目のないボンディング(接着)の方が優れていますが、取り回しやすさはソーイング(縫製)の方が優れているようです。
「山になんて重たくて果物持って行けないよ!」
といった方もいらっしゃると思うので使い方を考えてみました。(笑)
使い方を考えてみた。
文字通りapple
まずは禁断の果実リンゴちゃん。赤く染まった姿が如何にもお茶目。
公式Hpでも触れられていますが、このappleサックにピタッと合うリンゴちゃんには未だ巡り合えたことがありません。それなりに大振りの物でなければ、このサックには見合わない気がします。
たまにはdekopon(デコポン)
人生史上、食べた果物で一番感動を覚えたのものはなんでしょうか。
僕は確実に、間違いなくこのデコポンがそれにあたります。
そのジューシーさたるや、今でも思い出せるほど・・。
当時食べたものとは値段もサイズも小ぶりですが、山での生ものを味わうのであれば先ほどののappleに限らず、こんな柑橘系も持って行くことのメリットは大きいと思います。
美味しいCandyちゃん等
関西のおばちゃんあるある。飴にちゃん付けをする習慣です。そう、飴ちゃんですね。
appleならサイズ的にも飴や軽食などを中に入れて、ザックに外付けなんかしてみるのも可愛いかもしれません。かのトトロを彷彿とさせるフォルムも素敵。
ズボンのベルトコードに着けたりなんかして、すぐにお菓子をくれるあなたは、きっとすぐに山での人気者でしょう。
ただし世知辛い世の中。むやみやたらに子ども配るのはやめておきましょう。
すぐに親と教師の会に目を付けられることになりかねません。
オシャレillumination
テント内での無機質なヘッドライドも良いですが、たまにはおしゃれに、間接照明っぽいのはいかがでしょう。きっと緑色の物を選べば、より一層気分は和むかと思います。
それとなく、テント内が普段より暖かく感じられるかもしれません。
日常では、いまいち間接照明の使用方法が分からない今日この頃です。
偶然の出会い。hikers jacke
偶然の出会いとは不思議なもので、ひょんなことからこのような組み合わせが生まれたようです。appleの中に布を詰めるのには少々抵抗があるかもしれませんが、ジャストサイズでピタッと収まるサイズ感は、事前に示し合わせたかのようです。
山頂で時間を持て余した時には、ボール代わりになるのでキャッチボールもいいかもしれませんね。谷底に落ちたって責任は取りません。
結論
ユーモアあふれるセンスから製作されたこのフルーツサック。
ULの精神とは真逆を行く、あえて重たい果物を持って登山をするという行為には、究極の贅沢といった言葉がお似合いかもしれません。
フルーツに限らず、何を入れるか・どんな使い方をするか思考を巡らせ、試行を凝らすというのも楽しいものですネ
最後まで読んでいただきありがとうございました!