今回は2024年メインで使用を検討している自分のクッカーセットについて。
決して軽量性に特化しているものではなく、たま〜に登山を嗜む程度のハイカーとして、ある程度の快適性も加味しています。
もちろん未だ検討中ですが、暫定のまとめ的なものです。
総重量208gのクッカーシステム
現在検討しているクッカーシステムは以下。ガス缶を除いた総重量は208gでした。
内訳 | 重量 |
MSRポケットロケット2 | 73g |
BiC MINI ライター | 12g |
Wildo フォールダーカップ | 25g |
エバニュー Ti solo pot NH | 75g |
YM Cooker case S with Cozy | 25g |
ogawand clip stabilizer | 10g |
合計 | 218g |
OD缶含む上記の内容物をエバニューのクッカー内に収納、蓋はどうしても少し浮きますが、クッカケース(with cozy)のおかげで、さほど気にすること無くスタッキングできています。このシステムで気に入っている点は、登山中の食事に必要なもののほとんど(カトラリーは除く)がクッカー内にスタッキングできること。
OD缶を含めた重量は、現時点で388gでした。
実用例としてはエバニューのクッカーで湯沸かし、コーヒーや紅茶などはフォールディングカップで、食事は基本的にインスタントなので、クッカーケース兼コジー内でジップロックやアイラップを使用して湯戻し。といった感じです。これならクッカーは汚れずに済み、匂い残りなども気になりません。
上から順にクッカーシステムへの導入理由などを記録しておきます。
MSRポケットロケット2(73g)
独自の機構で強風下でも安定した火力を提供してくれるMSRのポケットロケット2。
バーナーとしてはもっと軽量で安価なもの(BRSバーナー)がありますが「高山でも安全に、ノーストレスで湯沸かしがしたい。」ということでこちらを選択。2023年はこのバーナーしか使いませんでしたが、強風の稜線でも火を絶やすこと無く、轟々と燃え続けてくれました。大満足の一品です。
尚、この他にSOTOのウインドマスターも所持していますが、こちらはクッカー内に収まりきらないので採用は見送り。
BiC MINI ライター(12g)
何ら変哲のない、ヤスリ式のライター。寒冷地でも安定して着火可能かつコンパクトでよし。色味とサイズ感が可愛いです。
より軽さを求める方はEXOTACのNANOSPARKなどもオススメです
Wildo フォールダーカップ(25g)
登山界隈、特にUL界隈ではかなり有名、何なら定番のカップです。北欧はスウェーデン製の影響か、カラバリがとても可愛い。
軽いだけでなく折り畳めコンパクトになるので、クッカー内に忍ばせる方が多いようです。保温性は無いけれど、耐久性あり、安価なのでクッカーシステムに導入しやすいです。
後述のエバニューのクッカーにジャストフィット!
エバニュー Ti SOLO pot NH(75g)
取っ手を排している分軽い(総重量76g)ですが、加熱後は熱くて持てたものではないので、万人受けはしなさそうなクッカー。加熱後は手ぬぐいを挟んで扱うようにしています。
OD缶とバーナーを含め、オールインワンで携行できるコンセプトに惹かれて購入に至りました。当初は「このバンド熱くて持てへんやん。」などと購入を後悔しかけましたが、今となっては買って良かったクッカーとなっています。
YM Cooker case S with Cozy(25g)
元々はエバニューのクッカーに付属している純正のスタッフバッグを使っていました(おそらくタイベック製?)。
ただ登山で上記のクッカーシステムを使っているうちに、スタッフバッグ兼コジーになるケースが欲しくなりまして、色々と調べていたところ出逢ったのがこの製品。
純正品に比べると重量は増しますが、保温力のあるコジーとしてもスタッフバッグとしても使うことができる、一石二鳥的なアイテム。購入したのが12月頃だったので実戦投入は今後。また気が向けばブログに登場するかもしれません。
現在は受注生産のようです。タイミングが合えばご検討ください。
OGAWAND clip stabilizer(4つで10g)
ガス缶用のスタビライザーです。気に入っている点としてはガス缶が接地しなくなったこと、安定性が向上したこと、そしてこのクッカーシステム内に収納できることです。
より軽量性を求めるのならアルストor固形燃料なのでしょうが
というわけで現状のクッカーシステムはこんな感じです。本音を言えばクッカー内に収まるカトラリーも探しているのですが、なんせ新調したばかりなので買い足すのはまた気が引けます。良いカトラリーがあればぜひお知らせください。
話を変えまして
手持ちの装備類で検討した場合、アルストや固形燃料の使用を想定することで、現在より軽くすることは可能。ソロ登山時は基本的にフリーズドライやインスタント食品を湯戻しするだけなので、正直湯沸かしだけできれば御の字。ということで固形燃料やアルストの使用は毎回脳裏をよぎります。
ただやはりガスバーナーの安心感や快適性は捨てがたく、現状ではこのシステムで2024年の登山を楽しもうかなと思っています。
それにアルストに関してはほぼ完成しきったようなクッカーを所持しているので、これ以上買い足すことは無いだろうと思っています(疑念)。
またシステムに変化があれば追記したいと思います。
ではまた。