平成最後の秋。秋と言えば食欲、睡眠、読書、スポーツ等。気候の変化に伴い色々なことが捗ります。
恐らくこのブログを読んでくれている方は大方が登山の秋なのでしょうが、アルプスの山々は既に積雪期へ突入しました。そう、時代は低山シーズンなのです。
それはさておき、秋と言えば紅葉。そして紅葉と言えばやはり京都。
平成最後の秋は、例年に比べると少々暖かい気がします。その影響からか京都の紅葉の色づきは少々ゆっくりです。
今回はカメラ片手に京都の瑠璃光院と蓮華寺へ行ってきました!
そうだ、京都行こう。
まずは瑠璃光院の紅葉へ
瑠璃光院は天武天皇が当地の窯風呂で傷を癒したとされ、平安時代から貴族や武士に愛された保養地だったとされています。広大な1万2千坪もの広大な寺域に建つ数寄屋造りの建物には、四季を通して色彩豊かな景観が楽しめます。
瑠璃光院文化財保護の観点から一年の内青葉の映える春、そして紅葉の映える秋の特別公開期間のみ入場できます。
2018年度の秋は10月1日(月)~12月10日(月)の3カ月間が特別拝観となっています。拝観料は大人1名2000円です。
特に観光客の訪れる紅葉シーズンでは整理券が配られるので、旅行に組み込もうと思案している方は要注意です。自分は1時間ほど足止めする羽目に。
瑠璃光院へのアクセス
京阪電車出町柳駅で叡電電鉄に乗り換え、八瀬比叡山口で下車すぐです。
映える瑠璃光院の紅葉
叡電電鉄の八瀬比叡山口を降りると、すぐ高野川が見えてきます。この河原も紅葉の名所。平日だというのに、多くの人で賑わっていました。流石京都というべきでしょうか。
紅葉はまだまだこれから。といった具合でしたが、緑から赤への移ろいを楽しめます。
瑠璃光院ですが、今年から入場時間ごとに整理券を配布していたので1時間程度の待ちぼうけを受ける羽目に。10分おきに30人程度が集まり、団体で瑠璃光院へ向かうことになります。
そして有名な瑠璃光院のリフレクション紅葉。瑠璃光院の書院2階に設けられている机に反射する紅葉は見事の一言に尽きます。実際のところは、よく机にかかっているビニール製のカバーに反射しているだけという代物ですけれど、言わなければピカピカに磨き上げられた机に反射していると勘違いしますよねーこれ。(笑)
皆リフレクションが大好物です。
続いて蓮華寺へ
瑠璃光院から蓮華寺までは徒歩15分程度。バスも運行していますが、折角なので歩いていくことに。瑠璃光院の賑わいとは裏腹に、こちらはあまり人気がなく閑散としています。ある種京都らしさはこちらの方が上かもしれません。
蓮華寺はもともと今の京都駅付近にありましたが、応仁の乱で荒廃していたものを今の地に移されたようです。本堂や井戸屋杉などは当時のもまま現存しており、当時の歴史を垣間見ることができる貴重な建物です。
額縁構図が捗る紅葉
瑠璃光院と比べると日当たりがいくらか良いおかげか、蓮華寺の方が紅葉は進んでいました。入場料400円を支払い入場すると、地面を覆いつくすイチョウやカエデの落葉が。
額縁構図は本堂に入ってすぐの場所。夕日が差し込むかは分かりませんが、夕日のタイミングで行くとより綺麗な紅葉が撮れるように思います。
余談:京都一乗寺はラーメン激戦区
叡電電鉄に乗るのであれば、是非とも八瀬比叡山口までの途中にある「一乗寺」駅で下車しラーメンを食べに行ってください。ここは京都でも屈指のラーメン激戦区です。紅葉狩りで疲れた身体に、こてっこてのラーメンが染み入ります。
最後に
京都の紅葉はまだ色づき始めのスポットが多く、これから最も賑わうシーズンになっています。歴史的な建造物に加えて紅葉が楽しめるような年齢になったなぁとひしひしと感じます・・。(笑)
雨が降らないことを祈りつつ、今後も暇を見つけて紅葉を楽しみに足を運びたいものです。
構図の勉強もせねばですね!