北アルプス縦走を通して学んだ3つのコト

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平成最後の夏、3泊4日の日程で北アルプスを縦走してきました。

平成最後の夏。遥か薬師岳から、雲ノ平を経て槍ヶ岳へ。前編
北アルプス最深部、薬師岳から日本最後の秘境として知られる雲ノ平を経て、鷲羽岳を超えて槍ヶ岳に会いに行く。 文字通り野を超え山を越えた、平成最後の夏。テント泊での長期縦走の記録の前編です。

 

縦走とはご存知の通り山から山へと歩き通すことであり、各登山雑誌やブログなどを覗けばルートや準備、注意点等の情報は満ち満ちています。

けれどもあくまで情報は情報でしかなく、3泊4日という日程は自分の登山史上初めての経験であり、未知でした。前情報を仕入れていても、やはり不安でした。縦走中に思った事としては、知識も大事だけれど、何よりも経験値が大事だなと。

実際に3泊4日歩いてみて、経験してみて、初めて合点いくことも多々ありました。今回はその備忘録として、ここに残しておきます。

初めて縦走する方が経験値と満足感を引き連れ、無事に帰宅するための知識の一つになれば幸いです。

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行動食は甘味塩味のバランスを考えて

登山中の強い味方である行動食。日帰り登山なんかだと蔑ろにされがちな気がしますが、登山は膨大なエネルギーを消費するスポーツ。シャリバテや怪我、遭難予防の為にも十分な量を携行する必要があります。

また、行動食はカロリー摂取という点とは別に、気分転換という点でも重要なポジションを占めていると思うのです。

登山中に食べるスニッカーズなどの甘い物は、カロリーの他に元気も補給できます。笑

今までの山行での経験を基に、今回の縦走でも行動食は甘味メイン。塩味のものは熱中症予防程度にしか持って行きませんでした。

甘味はつまり糖分であり、効率の良いカロリー摂取に繋がります。

これが間違いでした。長い山での縦走中、好き好んで持ってきたはずの甘い物に嫌気がさしたのでした。

食べれるには食べれたのですが…文字通り飽食と言うのが無難でしょう。美味しくない。笑

結局訪れる山小屋毎に、塩気のものを買っていました笑

縦走する際は行動食の味覚の塩梅も一考する必要があります。

登山ウェアの防臭性能は素晴らしい

登山装備の重量を考える時に気をつけたい着替え類。一枚持っていくだけで300g以上は重たくなるので、無闇矢鱈に持って行くのは避けたいところ。

今回の縦走では行動用・休息(帰路兼)の1セットしか着替えを持って行かなかったので、流石に行動用のウェアは臭うかな・・と思っていましたが、なんのこっちゃない。

帰宅後身を清めてから嗅いでみましたが少し汗臭い?という程度しか感じられませんでした。

ビバアウトドアウェア

変にブランド物の服を買うより、はるかに経済的。素敵。

特にモンベルやfinetrackはガチです。毎回お世話になっております。
縦走時は荷物の軽量化も兼ねて、是非とも防臭性能のある化繊もしくはメリノのウェアをおススメさせてください。

清拭は大事(今更感)

テント場や小屋に着いた後、割と汗拭きシートや手ぬぐいで身体を拭く方をちらほらと見かけます。正直今までの山行だと面倒の2文字に押されてしまい、身体を拭くことがあまりなかったのです。

しかし1泊以上もシャワーで汗を流せないとなると話は別。流石に行動後の身体のべたつきが気になる。そこで手ぬぐいを沢水で濡らし身体を拭いてみましたが・・。

それはもう気分爽快でしたよねぇ。

汚染したままの皮膚は怪我や感染症の観点からもお勧めできません。今後は必ず清拭しようと山に誓いました。汗拭きシートで拭くのも良いと思います。むしろオススメなのですが、使う量だけ持って行くようにしましょう。

変に香料が添加されていると刺激になったりするので、無香料の物が良いのかなぁと。

最後に

縦走で強く感じた事は、今のところこの3点です。もっと山に出歩いて、場数を踏んでいきあいですねぇ。

山行記事書いている途中などに思い当たれば随時更新していく所存です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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登山コラム
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