【奥秩父】東京都最高峰の雲取山に登り、翌朝雲海を望む。

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大菩薩嶺登山の翌日、自分にしては珍しく晴れ予報が続きそうだったので予定通り東京都の最高峰、雲取山に登ることにしました。

初めての山域、かつ翌日も観光の予定を入れていたので、雲取山登山でいちばんポピュラーな鴨沢コースを往復しました。コースタイムは登り5時間、下り3時間40分ということで、日帰りは厳しそうだし、せっかく来たのだから、よく耳にする雲取山荘にお世話になることにしました。

紅葉と雲海の雲取山 / クレさんの七ッ石山(山梨県)雲取山小雲取山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

余談ですが雲取山登山にあたって、大菩薩嶺との兼ね合いもあって八王子駅周辺に宿を取りました。しかし、奥多摩駅まで結構かかりまして。遠征する場合はどの辺りに宿を取るのが良かったんでしょう・・。

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1日目:鴨沢から七ツ石山・雲取山を経て雲取山荘へ

奥多摩駅から西鴨沢行きのバスに乗り込みまして、鴨沢に着いたのは8時15分頃。

バス停付近でトイレを済ませて、いざ雲取山登山。ちょうどこのあたりまで紅葉が進んできていて、登り始めからきれいな紅葉が楽しめました。10月下旬にあった火事で丸焦げになった民家などを見つつ、のんびり標高を上げていきます。

鴨沢ルートは雲取山までひたすら登っていくルート。無論選んだルートにも依りますが、特段危険箇所も無く登りやすい登山道でした。

駐車場を通り過ぎて、つかの間車道を歩くと小袖登山口に到着。

自家用車で来る場合はここが実質の登山口です。バスで来た場合と比べて、30分程度巻けますね。ここからは植樹林と広葉樹林とを繰り返しつつ、七ツ石小屋まで緩やかな登り。陽に照らされた紅葉が美しかったです。

マムシ岩辺りから斜度が増すため少々きつく感じましたが、それでも登りやすかったです。富士見ターンからは富士山がお目見え。やっぱり富士山が見えるって良い、羨ましい。なんてことを思いつつ登っていると、七ツ石小屋に到着。

七ツ石小屋は通年営業の小屋で、小屋泊(素泊まりのみ)は勿論、テント泊も可能とのこと。

今回はこちらで小休憩。八王子駅地下のスーパーで購入したおにぎりとプリングルスを貪りまして(米が異様に美味しかった)、七ツ石山へ。

道中には2018年に建て替えられた七ツ石神社があります。背後の巨岩が御神体(狼の化身)でしょうか。お参りを済ませて、尾根沿いに登っていくと七ツ石山に到着しました。標高は1757m。

ここからはしばらく下って、小雲取山・雲取山と続きます。ここから徐々にガスに巻かれるようになり、傾斜も更にきつくなるため、結構辛く感じました。

奥多摩小屋跡を超えて、しばらく歩いて雲取山山頂へ到着。展望は0。

大人しく今夜の宿、雲取山荘へしばらく下ります。

チェックイン開始時刻の14時前に到着したため、しばらく山荘前で休憩。例年に比べて暖かいと言えど、流石に山は寒い。ナノパフを羽織り、白湯を飲んだりおやつを食べてやり過ごします。そしてなんらかの虫に首元を刺されてしまって、この日中ずっと首がチクチクと痛むことになりました。

雲取山荘は1泊2食付で9500円。入浴こそできませんし相部屋ですが、宿泊してきたホテルを思うと安く感じてしまいます。八王子駅のビジネスホテルでも1泊一万円を余裕で超えてきます・・。都内のホテル高すぎませんか。

さておき、予想よりも早い到着だったので、部屋にあるこたつで温まりながら、八王子で仕入れた小説を読んだり、小屋の山雑誌を読んだりして時間を潰しました。同室になった2名は、どちらも頻繁に登山をしている方のようで、百名山や二百名山についてのエピソードを色々と教えて頂きました。やはり百名山で最後になりがちなのは皇海山と幌尻岳のようです。皇海山の言われようには苦笑いです。

山では熟眠感皆無な自分でしたが、なぜだかこの日は苦労すること無く寝ることができ、翌朝もスッキリした目覚めでした。

2日目:雲海を見、鴨沢へ下山

夜中トイレに目覚めた時も雲取山荘周辺は霧の中。

まさにミストの世界で、明け方もその状況は変わらず。

同室だった方とこれからの天気について話し、きっと日の出と共に晴れてくるだろうということで自分は日の出10分後に雲取山方面へ出発。

山荘を発ったとたん、太陽の光が差し込んできたので急いで雲取山山頂へ。

雲海が広がっていて、富士山や南アルプスの展望が広がっていました。

山肌を流れるように落ちていく滝雲も見ることができ、感無量。

雲取山に思い残すことはありません。

事前の予報では晴れ予報でしたが、雲の層は分厚かったようで、雲取山から少し下るとそこはもう雲の中。

下るとともに晴れてくるといったこともなく、大した展望も無かったので黙々と下りまして、鴨沢バス停に到着したのは予定よりも早い9時30分頃。下りやすいからと小走りで下った結果ですね。

奥多摩駅に戻ってきてからは徒歩10分程度のところにあるもえぎの湯にて入浴。朝からビールセットを注文するという背徳感を抱きつつ、今回の登山は終了となりました。

雲取山登山のまとめ

今回雲取山登山に使った鴨沢ルートは登りやすく下りやすい、展望も良いルートでした。道中に小屋とトイレ、また山頂付近には避難小屋があることも安心して登山を楽しむ上で重要な点ですね。

お世話になった雲取山荘はトイレが外にあることを除けば、こたつは暖かいですし、宿泊代もさほど高額でもなく、食事も美味しく良いお宿でした。

富士山や南アルプスの眺望、雲海を楽しむことができ、遠方に住んでいることもあり、しばらく雲取山周辺は来なくても良いかなーと思うくらいには満足でした。

ではでは。

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