はじめに
2月末日、この日はかねてから行こう行こうと考えていた、伯耆大山(大山)に雪山登山してきました!お天気にも恵まれ、眺望もバツグンの山行になりました!
大山について
中国地方の最高峰。大山隠岐国立公園の中心にあり、歴史、民俗、自然科学の面でも傑出したものが多く、名実ともに中国山地の王者である。四季を通じて探訪者が絶えないが、日本海に面した独立峰であり、気象条件、地質地形条件が厳しく、特に冬季は「寒気の吹き出し」の影響を、日本で最初に受けるので、標高に似合わず遭難事故が多い。中国地方の他の山々とは全く異質の山であることを銘記されたい。(引用:ヤマケイオンライン)
この山も昔から信仰の対象であったようです。
何より、登山でのごみ持ち帰り運動の発祥の地として有名なんだとか。何事も初めて成した事実と言うのは素晴らしいものです。
現在頂上は弥山(みせん)となっていますが、最高峰はその先の剣が峰という箇所です。
しかし崩落が続いており、現在弥山からの縦走は禁止されています。
今年で開山1300年!
平成30年、大山は開山1300年を迎えるそうで、様々なイベントが企画されていますので気になる方はこちらのページを参照してください。
1300年て凄い気の遠くなる時間ですね・・。
アクセス
車の場合→大阪・神戸からだと、米子道を経由しおおよそ2時間30分かかります。
バスの場合→大阪・兵庫から日本交通バス「大阪‐米子線」で米子駅まで行き、米子駅からは大山寺まで路線バスが運行しています。
今回大阪からの夜行バスで行きましたが、その場合路線バスの始発まで米子駅で2時間程度待ちぼうけとなります。夏も冬も割と冷えるので、米子駅の待合室で待ちましょー( ;∀;)
山行記録
米子駅に到着したのは午前4時30分頃。周辺にはセブンイレブンがありますが、開店時間は5時30分頃からだったので、それまでの時間をJR米子駅の待合室で過ごしました。暖房も効いており、当たり前ですがトイレもありますのでほっと一安心。(笑)
米子駅から大山寺までのバスは7時20分発だったので、それまでしばし本を読んだり、スマホをいじったりして過ごしました。
ここでカメラのSDカードをパソコンに挿入したままにし、忘れたのが発覚・・。
今回はiPhone8の出番となりました(笑)
SDカードの忘れが本当に悔やまれます・・。
快晴無風の中、山頂目指して!
過去寺院などがあった影響からか、バス停から登山口までの通りは宿屋が多数あります。とはいえオフシーズンということもあり、閑散としていました。
バス停から登山口までは徒歩5分ほど。近くには駐車場やモンベルがあります。この日は満車だったようで、停車に難儀した方が多くいたようです。
登山口からは写真のような樹林帯が続きます。このあたりは条件さえ整えば綺麗な樹氷が観れるようです!今回は欲も悪くも暖かすぎたのでまたの機会でしょうか。
登山道自体は、人気の高さからか終始トレースが途絶えることはありませんでした。
体力的にもここ最近は登山ばかりしていたのもあり、順調に登ることができました。
5合目付近?にはちょっとした小屋があります。ここ以降は傾斜がきつくなり、滑落すれば両側の谷へサヨウナラし兼ねないのでストックからピッケルへ持ち替えました。
去年の唐松岳といい、割とストックで登っている方が多いですが一体何が正しいのやら・・。
ボヤキはさておき5合目以降は一気に展望が開けます
この日は平日でしたが、続々と登ってくる人の多さには驚いていました。それほど伯耆大山が人気ということでしょうか。
7合目以降は青いポールを辿って山頂を目指します。
そして念願の山頂へ!
本来山頂以降の縦走は禁止されていますが、剣ヶ峰まではトレースが。
崩落が進んでいますが、その道が雪でうまいことカバーできているのでしょう。
途中まで進み、景色を楽しみ下山としました!
下山の道中では、多くの人に話しかけられ誰かと登るのもいいなぁと思ってしまうものとなりました(笑)
下山の振り返ると、つい数時間前まであの頂上にいたと思うと不思議な気持ちに・・。
下山後は、豪円湯院という温泉へ!入浴料380円と予想以上の安さに驚愕しました( *´艸`)
最後に
今回も良い山行になりました。誰かとの会話を楽しんだ後だと、一人で登るというのもどこか味気ないなぁ。とぼっち登山特有の孤独感にさいなまれました。(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました!