明朝は夢うつつ。星を拝むも・・?
1日目はこちら
4畳8人を体験して。まぁ寝れるわけもなく、寝たり起きたり。
表現的には「睡眠」より「意識消失」の方がしっくりくるかもしれません。
そんな中、何となく星を観たいという思いに駆られ、三脚をザックにしょい込んできたことをふと思い出しました。
というわけで、どうせ布団に潜っていても眠れないのだし、山と星と空気を楽しみつつ夜を明かそうと思い、廊下に置いてあったカメラと三脚とを持ち出しました。
帰ってから確認しましたが、星の撮り方を学んでくるべきだったと激しく後悔。
次回への教訓ですね。これも一つの学びです。そして見てもわかる通り、夜明けが迫っていました。(笑)
にしても、山はさっむいですね。薄手のダウンを着込みましたが、それでも寒かったです(笑)
そんなこんなで、夜明けまでの1時間ほどは、再度布団に潜りこむことに決めたのでした。すでに何人かは出発されており、五竜岳やら牛首やらへ向かっているようでした。縦走もいずれ経験したいものです。
美しすぎた日の出。
山頂で日の出を迎えるのは、富士山以来でした。
しかし富士山でのそれは、雲に覆われ正直感動には値しないものでした・・。昨日、夕焼けを見ている間聞いた話では、唐松岳からの日の出はあまり感動できなかった。とのことだったので、やや不安を覚えつつ日の出を迎えました。
5/4唐松岳の日の出は午前5時前頃でした。
前情報なんて信じすぎてはいけませんね。美しすぎて何枚も同じ写真を撮ってしまうという、登山あるある。
感動で「うわぁ・・すご」と思わず言ってしまったのをよく覚えています。
数日経ってしまった今でも、思い出すと胸が熱くなる感じがします。山の冷たい空気と、太陽の日差しの暖かさとが入り交じった空間でした。
今こうしている間も、あの空間は存在していると思うと・・。あー戻りたい。
後ろ髪を引かれる思いで下山。
山から帰りたくない思いから、少し遅めの下山になってしまいました。
山荘で出会った方とも、いずれどこかで会いたいなーと思いつつ挨拶を交わし足早に下山を開始しました。日の出してから間もないこともあり、アイゼンの恩恵を一身に受けながらサクサク下山していきます。
登っている最中には、辛すぎて振り返りもしませんでしたが、こんな距離をひたすら歩いてきたのだと知った時には驚きでした。風もなく、終始快晴であったことに感謝です。
そして、八方尾根の序盤、なんとライチョウに出会うことができました。しかし、カメラを構える隙に岩陰に隠れてしまい、収めることができませんでした・・。次またどこかで会おう。
雪山の良い点の1つは、下山で時間が巻けることでしょうか?
途中シリセードをしつつ気がつくと八方池山荘まで下山していました。
帰りたくないなあー。この思いしかなかったです。往生際が悪く、最後まで山を眺めていました。
また来ればいいのさ。
下山後は温泉へ!
リフトを乗り継ぎ、はや春の雰囲気漂う街へ舞い戻りました。
大阪とは違い、まだ桜が観れたのは予想外の収穫でした。長野県だけではないですが、スキー場の廃れてしまった感じはどうにかならないかなぁと思いつつ、バスターミナルを目指します。何かしらの起爆剤が必要なのでしょうか。
そんなこんなで、9時過ぎには八方のバスターミナル前まで下山してきました。
下山後の楽しみといえば、やはり温泉!すぐ近くにある八方の湯へ行ってきました。
露天風呂からはちらっと山々が望めたことや、割と温泉施設が新しく、周辺にラーメン屋さんもあったのでとてもリフレッシュできました。牛乳瓶に惹かれ、つい購入。おいしくいただきました!
この絵は得てして・・?(笑)気になって調べてみると松田乳業のページにはたどり着きましたが、みたまんまマツダ君らしいです。モモちゃんもいるのだとか。いい感じの緩さですね。(笑)
富より健康・・・。(松田乳業キャッチコピー)
さようなら白馬。さようなら唐松岳。素晴らしい山行でした。うぅ・・。
また来ます!
山行のまとめとこれから
まとめというか、感想
大阪から北アルプスへのアクセスは、公共交通機関を利用する場合松本駅が一つのターミナルとなるようです。割と手馴れてきた感じがあります。他にお勧めのアクセス方法があれば教えてください。飛んで喜びます。(笑)
雪山デビューを果たし、はや3座目となった唐松岳ですが、いつだって滑落しそうな箇所はあり、毎回気楽な感じに書いてますが道中はやはりかなり気を使います。細尾根もあり、雪と岩のミックスもあり・・。次の雪山登山は当分先になると思うので、感覚を忘れないようにしたいものですね。
そして、初山小屋でしたが人との出会いがとても楽しいものとなりました。今後も連休があれば、積極的に利用していきたいと思います。睡眠に関しては・・まぁ時期になれるでしょう(笑)
これからについて
これからの時期、山は主に花と緑の季節です。そのあたりを登りたいなぁと思っております!