梅雨入りしてまもない2023年の6月上旬、兵庫県にある砥峰高原に行ってきました。
砥峰高原は西日本で有数の高原で夏は草原、秋には一面のススキを楽しむことができます。
ロケーションの良さから、映画「ノルウェイの森」、大河ドラマ「平清盛」、「軍師官兵衛」のロケ地にもなったよう。
大阪からのアクセスも良く、手軽に大草原が楽しめます。
砥峰高原の基本情報とアクセス
砥峰高原はもともと茅葺用の茅の伐採地で、環境維持のため毎年雪解け頃(3月〜4月)に野焼きが行われており、茅を伐採しなくなった現在はススキの大草原を維持するため、毎年野焼きが行われています。
野焼き後は文字通り焼け野原ですが、初夏から晩秋にかけて緑や銀、金色に染まる大草原が美しく、ノルウェイの森の撮影地になったことをきっかけに訪れる人が増加したそう。
そんな砥峰高原の所在地やアクセスは以下。
所在地 | 神河町川上801 |
駐車場 | あり(秋のハイシーズンには有料) |
トイレ | あり(とのみね自然交流館内) |
大阪から車で1時間50分程度、神戸からも1時間30分程度で到着します。
新緑広がる砥峰高原
訪れたのは、野焼きから2〜3ヶ月が経過した6月の砥峰高原。
写真で見ていた、真夏の背丈が高く真緑が濃い草原ではなく、少し色の薄い緑が印象的でした。若草色とでも言うんでしょうか。
今回持っていったカメラはいつものα7RⅢに、シグマのレンズを生贄に召喚したSONYの24-105mm F4通しのレンズ。
ズームリングの向きがシグマと違うのに戸惑いましたが、やはり広角端は24ミリがしっくりきます。そしてテレ端105mmの汎用性の高さ…。
はじめからこれ買っておけば良かったのでは?
砥峰高原の散策ルートを歩く。
砥峰高原にはいくつかの散策ルートがあるようですが、いかんせん情報が少なく、今回はとのみね自然交流館-展望台-東屋を周回するルート(全長約3.1km)を歩いてみました。
多少のアップダウンあり、明らかにイノシシの足跡があったりと道中は肝を冷やしましたが、展望台からの景色は中々に良かったです。道中の東屋でランチタイムをしつつ、トータル1.5時間程度でとのみね自然交流館に戻ることができました。
夏は緑、秋は錦
案外近場に良い撮影スポットがあるんだなーと思いましたが、どうやら砥峰高原のベストシーズンはススキが広がる秋。
夏の草原も良いと思うのですが、駐車場は無料開放されていたり、人っこ1人見えなかったりと、どこかしらに田舎特有の寂しさを覚えました。
今回は新緑を見ることができたので、次はまた秋のススキシーズンに訪れたいと思います。
ではまた。