今回は2024年にメインで運用を考えているクッカーシステム、もといガス缶の安定性を向上するために購入した、OGAWANDのClip Stabilizerを紹介します。
クッカーシステムの安定性の無さ、そして接地するのも気になる。
2023年からメインで使用しているクッカーシステムですが、何度か使っていて気になっていた点は大きく2つ。
- 調理時の安定感の無さ
- ガス缶が直接接地することによるガス缶の結露、そして砂利や土などの汚れの付着、サビ
ただでさえ平面の少ないテント場。ガス缶だけならまだしも、その上にバーナーや水の入ったクッカーを置くとなると見るからに安定感の無さは顕著で、湯沸かしの時も目を離せないことが多々ありました。平らそうな場所を見つけてみても案外凸凹していたりで、些細なストレスでした。
また、ガス缶を直接地面につけることで生じる、ガス缶に結露や砂利などが付着する不快感もありまして・・。テント泊中、冷たいガス缶の底についた湿った砂利を払っている瞬間が苦手で。ガス缶が直接接地しないような3脚の使用は毎回脳裏をよぎっていました。
ただ市販のガス缶用の3脚(スタビライザー)を導入しようとすると、使っているクッカーへの収まりが悪くなることが懸念でして。「まぁ無くても困らないか。」と要検討事項として先送りにしていました。
そんな時見つけたOGAWAND Clip Stabilizer
丁度2024年のメインクッカーの記事を投稿し終えたくらいに、何の気無しに眺めていたInstagramで存在を知ったのがOGAWANDのClip Stabilizerでした。
文字通りガス缶用のスタビライザー。
従来のものとは違ってガス缶の縁に取り付けるようなタイプで、マグネットが内蔵されているため、収納時はデッドスペースになりがちなガス缶の底のくぼみやガス缶の曲面に貼り付けて収納しておけるというものです。
取り外しも至って簡単。懸念としてはマグネット部分が錆びてくる可能性をはらんでいることくらいでしょうか。現行のクッカーシステムに組み合わせてもスタッキングには問題無かったので、小さいながらも買ってよかったと思っています。
地面の状況に応じて4つ全てでなく3つだけ使う等の工夫ができるのも何気に気に入っている点です。ただ紛失が怖いので、基本的に4つセットでガス缶にくっつけて携行するようにしています。
OGAWANDのClip Stabilizerのスペック
以下オガワンドのクリップスタビライザーのスペックです。ご自身が使っているガス缶に応じて、PタイプないしSタイプを選択してください。自分はJETBOILやMSRのガス缶を持っているのでPタイプを購入しました。
S-type | SOTO、EPI(東邦金属工業株式会社) |
P-type | PRIMUS(エヌケイケイ 株式会社) MSR、JETBOIL(TAEYANG CORPORATION) Snow Peak(株式会社 太陽) |
重量 | 1つあたり約2.5g(1set=10g) |
価格 | ¥2,310 |
注文してからは概ね1〜2週間程度で発送されました。何気に送料が高くて面食らいました。
安定性能を向上させて、より良いクッカーシステムへ
というわけでオガワンドのクリップスタビライザーの紹介でした。
無かったとてメチャクチャ困る。というワケではないけれど、登山中の些細なストレスの解消、そして湯沸かし中の安定感を得ることで、より登山を楽しめたら良いなと思っています。
ではでは。