今回は購入を検討しているHMGのバックパックWAYPOINT35とCONTOUR35について。
ぱっと見だと容量も見た目も似通っている割に、比較している動画や記事が乏しいと感じましたので、せっかくならと思い、まとめてみました。
他に2つほどバックパックも検討しているので、どなたかの参考になればこれ幸い。
HMGのWAYPOINT35とCONTOUR35それぞれをざっと比較
早速WAYPOINT35とCONTOUR35の比較表。その下に共通(ほぼ同一と思われる)スペックを記載しておきます。
| 項目 | Waypoint 35 | Contour 35 |
|---|---|---|
| 価格(2026年7月時点) | ¥69,300 | ¥63,800 |
| 容量(本体+外部ポケット) | 35L+6.5L | 35L+6.5L |
| 重量平均(Mサイズ) | 約666g(アルミステーとヒップベルト除去で約490gまで軽量化) | 約459g |
| 背面構造 | フレーム入り(アルミステー1本) | フレームレス |
| 耐荷重 | 18kg | 11kg |
| ストラップ形状 | Y | I |
| ヒップベルト | あり(取り外し可能) | あり(1インチの細いタイプ。取り外し可能) |
| ヒップベルトポケット | あり(取り外し可能) | なし(追加オプション) |
| ボトムポケット | なし | あり |
| 項目 | 共通仕様 |
|---|---|
| 本体素材 | DCH50 / DCH150 Dyneema Composite Hybrid |
| ショルダーハーネス | 100D Dyneema Gridstop |
| サイドポケット | 100D Dyneema Gridstop |
| フロントポケット | Dyneema Stretch Mesh |
| ロールトップクロージャー | 共通 |
| チェストポケット | 共通 |
| サイズ展開 | S / M / L |
両者のバックパック間で大きく違うのは重量、耐荷重、フレームや各種ポケットの有無の3点。
1.重量
WAYPOINT35(約666g)とCONTOUR35(約459g)の重量は約200gの差があります。WAYPOINT35のアルミステーとヒップベルトを除くことでCONTOUR35と遜色ない重量まで減量可能ですが、その分耐荷重も下がるので、この辺はパッキングする装備と要相談になるでしょう。
ただどちらも40L前後のバックパックとしては軽量な部類になります。
2.耐荷重
アルミステー・ヒップベルトを搭載しているWAYPOINT35の耐荷重は18kgまで、フレームレスのCONTOUR35は11kgまでとなっています。
これから登山装備の軽量化を考えていて、まずはバックパックから軽くしたいという場合にはWAYPOINT35の方が使いやすいように思います。逆にCONTOUR35については、ある程度装備の軽量化が済んでいる場合は使いやすいかなという印象。
荷物量の増減やテントの種類に依らずパッキングしやすいのは、WAYPOINT35になるでしょう。
3.フレームや各種ポケットやベルトなど


WAYPOINT35はシングルアルミステー、CONTOUR35はフレームレス。
荷物が増えても型崩れなく背負いやすいのは前者。後者のCONTOUR35に関しても、フレームレスといえど素材のDCHが持つハリのおかげで、荷物が少なくても型崩れは少ないとの評価も見受けられます。がやはり荷物が増えた時の背負い心地は気になるところです。
双方ショルダーポケットは標準装備。
WAYPOINT35はヒップベルトにもポケットが備わっていますが、足捌きに若干の制約が生じるのでこの辺りは好みによるでしょうか。
対するCONTOUR35は1インチと細めのヒップベルトで、こちらは肩荷重。ヒップベルトのポケットはありませんが、バックパックのボトム部分にポケットが備わっています。このおかげで補給がしやすくなり、より長時間の行動が可能。
最近はなぜか休憩時のバックパックの背負い直しが面倒に感じるようになってきました。
そしてトップ部分のストラップですが、WAYPOINT35はY字型、CONTOUR35はI字型となっていて、クローズドセルやベアキャニスター、スタッフバッグの固定にはY字型の方が固定しやすい仕様となっています。CONTOUR35もできればY字型の方が取り回しやすそうだと思ったんですが、軽量化に振った結果なのでしょうか。
WAYPOINT35は汎用性の高さが魅力的
WAYPOINT35は
- 登山装備の軽量化をこれから始めたい
- 現状の装備でバックパックを軽くしたい
- 山小屋泊・テント泊でも使いやすいバックパックが欲しい
などの方にお勧めでしょうか。
アルミステーがありパッキングしやすく、ヒップベルトにポケットも装備。耐荷重18kgなので、最近の登山装備であれば1〜2泊程度のテント泊であれば、さほど苦労なくこなせそう。
ヒップベルトやステーも取り外し可能なので、山行スタイルやテントの種類に応じて、柔軟にバックパックのスタイルが変更できることも魅力。CONTOUR35に比べ、汎用性に富んでいます。
CONTOUR35は軽快な登山を楽しめる
CONTOUR35は
- 装備は揃っており、軽快に登山したい
- 少しでも早く、長く歩きたい
- 肩荷重のバックパックが欲しい
などの方にお勧めでしょうか。
CONTOUR35の耐荷重は11kg程度ということで、ある程度軽量化された装備に適したモデル。フレームレスである分、WAYPOINT35と比べると汎用性には欠けるモデルかもしれません。
とはいえ40Lオーバーのバックパックとしてはかなり軽量な部類。サイドポケットが深く、フロアレステントなどをそのまま入れて歩けたり、ボトムポケットがあるため休憩の回数が少なくて済むなど、利点が多いのもこのCONTOUR35。
フレームレスで折りたたむことができるので、遠征時にはキャリーケースやダッフルバッグの中に収納できるのも良い点。
Waypoint35かContour35か、新しく購入を考えた経緯
元々2泊3日程度のテント泊登山では、基本的に山と道miniやThreeを愛用していました。
衣食住の全てが30L程度のmini(425g;Mサイズ)に収まっているという、何とも言えない満足感。そして腰ではなく上半身で荷物を背負う開放感と歩きやすさは快適そのものでした。
ただ、荷物が少ない時のフォルムと薄い生地感は日帰り登山には使い辛く、自立するには荷物を詰め込むか、クローズドセルマットを入れるなどの創意工夫が必要な点がどうも気になってしまって、最終的に手放すことにしました。
そして数年前から現在に至るまで、1泊2日以上のテント泊登山ではHMGのJunction 2400を愛用しています。バックパックの重量は940g(Mサイズ)と、決して軽くはないぼちぼちの重量です。素材に使用されているDCHそのものの防水性・耐久性が高いこと、荷物が少なくてもそこまで型崩れしない点が気に入っていて、背負い心地も上々で、特に不満はありません。
山と道のMINIと比べると腰ベルト・ポケットがある分歩きにくいように感じますが、さほど気にならないレベルで、総じて満足しています。
ただ最近になり、もっと軽快に登山をしたいと思うようになりました。
これは子育てが始まったことが大きな理由。日々新しいことの連続で大変充実していますが、いろんな制約は当初の予想を超えていて、日帰り登山すらする気にならない現状は中々に応えます。
となると短い時間で長い距離を歩ければ、登れる山も増えて、何より早く家に帰れるじゃんという短絡的な考えの下、ここ2ヶ月ほどは合間合間、悶々とバックパックを探しているというワケです。
ちなみに体力作りもあまりできてない
というわけで自分が新しいバックパックに求めている点は
- 登山中の補給が簡単:ショルダーポケットはマスト
- 軽量:500g前後
- 歩きやすいこと:肩(ないし上半身)への荷重
- 汎用性があること:防水性・耐久性が高い素材
の4つ。そして手始めに、信頼のあるHMGで同サイズで展開されているwaypoint35とcontour35とを検討することにしました。他に検討しているバックパックは以下。
- HMG Aero28:ショルダーポケット豊富で軽量だが、ラン特化しすぎていて汎用性低め。
- Palante V2(with joey strap)もしくはデザートパック:評価は高く、実際に背負った感じも非常に良かった。良すぎてジョーストラップのV2は即決しそうになるなど。生地が少し気になる。
手持ちのバックパックも勘案しつつ・・。
汎用性のからみればWAYPOINT35一択になりそうですが、個人的には手持ちのJUNCTION 2400と被るんですよね。そして先述の条件とも適合しないので、現状ではCONTOUR35を買うことになりそうな予感。下半身フリーな快適さが忘れられない。
購入した暁には、改めて使用感など書きたいと思います。
では。
参考リンク
HMGのWAYPOINT35とCONTOUR35とを検討する上で参考にしたサイト・動画をいくつか貼っておきます。





