初冬の天城山縦走路

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2024年12月の中頃、伊豆半島の日本百名山、天城山に登ってきました。

天城山と銘打っていますが天城山と名のついたピークはなく、伊豆半島中央部の東西に連なる山々の総称を天城山と呼び、天城山脈とも呼ばれているそう。

その最高峰は万三郎岳(1,405m)。

万三郎岳の由来はマタギの開祖の名だとか、三天狗のうちの一人(?)の名だとか、諸説あるようでイマイチはっきりしませんけれど、天城山最高峰にもかかわらず「三郎」なのはどうにも解せません。

それはともかく

花の百名山にも名を連ねている天城山。ベストシーズンはシャクナゲやツツジが咲き誇る5月〜6月頃らしく、今回自分が登った12月は時節柄オフシーズン。

すれ違う登山者も片手に収まる程度の、静かな天城山縦走になりました。

初冬の天城山縦走 / クレさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

ちなみに今回辿ったコースは天城縦走路コース。その距離は約17km。

最初こそ富士山!海!の展望に心躍りましたけれど、後半は天城越えのワンフレーズを繰り返し歌わざるを得ない、純真無垢な踊り子との邂逅も勿論ない、なんとも孤独な登山となりました。

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登山前日は熱海&伊東観光へ

2024年は山バッジ板をプレゼントしてもらったことも相まって、日本百名山の踏破を意識し始めた年でした。

そんな中、登山だけではなくその前後で訪れる周辺の観光も楽しみになってきました。

今回登った天城山が位置するのは伊豆半島。大阪からのアクセス、天城山登山の前泊など諸々を考えた結果、登山前の観光スポットとして白羽の矢が立ったのは、熱海でした。

個人的に熱海を知ったのは、幼少期に見た「映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光の焼肉ロード」がきっかけ。それ以降はテレビで見かけるものの、実際に行く動機が見当たらない温泉地という印象程度でした。

ただ実際に訪れてみると、どこか懐かしさを感じる町並みだったり、魚介が美味しかったり、各所に温泉が湧いていたりと熱海・伊東観光を満喫できました。

今でも思い出すと「楽しかったなー」と日々の活力になってくれます。この辺はまた気が向けば。

オフシーズンで静かな天城山縦走

JR伊東駅から天城東急リゾートシャトルバスに乗り込んで、終点の天城ゴルフコースまで移動。

バス停から天城山登山口は目の前。

今回のコースだと天城山の山バッジを購入できるのは、バス停からすぐの天城ゴルフ場の受付のみだったので、さっと購入して、いざ天城山縦走の開始です。

万三郎岳までは細かいアップダウンを繰り返しつつ標高を上げるものの、それ以降はさほどきつい上りもなく、緩やかに終点の天城峠まで下っていくイメージ。

オフシーズンということも相まってか、天城山縦走までする方は少ないようで、万二郎岳まではすれ違った登山者は数名。皆周回コースでサクッと帰っていくようでした。

万二郎岳を過ぎてからは昨晩までの降雪、そして落葉のおかげで登山道を見失うことが多いこと、尾根が広いことも相まって、迷わないよう気を使いました。

登山道のコンディションとすれ違った登山者の少なさからして、ここ数日はきっと誰も歩いていなさそうだと思っていた天城山縦走路でしたが、よくよく目を凝らして見ると大人一人、犬一匹の足跡が残っているのが分かりました。

もしかしたら今日、自分よりも先に縦走路を歩いている人がいるのかもしれないと思うと、心なし歩く速度が上がるような気もしました。なんせ誰とも会わず、寒いし、曇ってきたしで孤独感を加速させるには申し分ない条件。

結局足跡の主たちとは出会うことなく、天城峠に到着。概ね5時間程度の孤独な登山でした。

天城峠からはバスに乗って、修善寺駅まで。気になっていたアウトドアショップのSANKAKU STANDを物色して帰阪となりました。

天城山縦走路登山口まではバス

登山した日から日数が空きすぎると、写真の編集はもちろんブログすら億劫になってしまって、結局2ヶ月あまりが経過してからの記事投稿となりました。

新年早々自転車での単独事故や風邪など不運が続きましたが、そろそろ体力づくりを含めて色々再開しないとです・・。

ではまた。

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山行記録
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