2023年5月末頃に行った、横浜と鎌倉での記録。
結婚式を控えた、最後の前撮り
横浜という土地には縁もゆかりも無かったけれど、妻のかねてからの希望によって、横浜の有名な観光スポット、大さん橋で撮影をしてもらうことに。妻はこの日のためにわざわざ大阪から足を運ぶという熱量。
ドレスはきっと実物を見てもらうほうが良いだろうし、コロナ禍で急速に浸透したリモートの恩恵を受けるのは難しいんだろう。
依頼したのは横浜のスタジオアーク。元町・中華街駅から駅チカで便利。同じビル内にはサイゼリヤがあり、休憩中のランチはサイゼリヤでラムステーキを食べた(美味しかったのに期間限定だったよう)
今回はスタジオ撮影と大さん橋でのロケーション撮影を依頼。スタジオアークに関しては、ロケーション撮影は往々に外部受注という形を取るらしく、スタジオ撮影→休憩→ロケーション撮影という流れ。スタジオ内のカメラマンが自分が愛用しているレンズを使っていて、何故か残念な気持ちになってしまった。
ロケーション撮影を担当してくれたカメラマン(某夢の国)がとても気さくな方で、故意に笑う動作がとことん苦手な自分でも、それなりに笑うことができていたと思う。何故か写真に映るのが苦手になってしまってつらい。
とはいえこの日の横浜は天気にも恵まれて、とても良いロケーションの中での撮影だった。自分たちの他にも前撮り組はいて(8組くらい)、この日に限っては日本の諸問題は実は嘘なんじゃないかと思った。
何度目かの鎌倉
前撮りの翌日。本当はディズニーランドに行く予定にしていたけれど予約を取りそこねて急遽、鎌倉に行くことに。何度目か分からない鎌倉への来訪だったけれど、行くたびに新しいことが体験できる(下調べをしない)から今回も甘味を食べたり、お金を洗ったりができて楽しかった。
やっと食べることができた茶房雲母のデザート。とても美味しく店員さんの感じも良かった。ただ白玉が大きく、高齢者に食べさせるにはちょっと怖いねーなんて職業風を2人で吹かせていた。
鎌倉から帰ってきてからは再び横浜は大桟橋。撮影のおかげで見損なった夕日や夜景を見ながら横浜駅まで歩いて帰った。
残すは結婚式のみ。
コロナに翻弄され、3年ほど結婚式をするか否か、どこで挙式をするか、誰に出席してもらうか等色々な悶着があり、結婚そのものが間違いだったのではと嫌悪感に苛まれるときもあった。結婚前から感じていたけれど、どうしても結婚式に関してはいろんな面で温度差があって、事あるごとに諍いが耐えなかった。
それに式場の見学や結婚式について調べるうち「一体自分たちは何に対して数百万円を支払っているのか」という悟りの境地に入ってしまうこともあった。
値上がることが前提なら、見積もりなんて出さなくて良かろう。
ちなみに自分は結婚式はしなくて良い派。式自体は素敵だと思うけれど、高い金額を支払って自分が主役になるなんて耐えられない。
我に返って考えると、結婚式のことで喧嘩すること自体、至極しょうもない。
どうにかこのまま、無事に結婚式を終えてしまいたい。というのが新郎としての本音ではある。
てるてる坊主でも吊るしながら、母への手紙を記しながら、未だ終わっていない動画を作りながら、当日を待ちたいと思う。