【山と道】山でも街でも着やすい万能ウェア。UL shirt review

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みなさんご存知のアウトドアガレージブランド(既にその域を脱している気もする)山と道のULシャツを着回し、買い足し数年程経過するので、ここらでレビューです。

個人的には山と道製品の中でもUL shirtはトップクラスの買って良かったアイテムの一つで、夏から秋にかけての登山には、ほぼマストで持っていくアイテム。

軽量かつ万能なシャツです。

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よく乾き、さらりと羽織れるULシャツの概要

山と道のULシャツはテイジンのシャドウリップという生地を採用しており、超軽量(M:99g)。

防風性・速乾性・耐久性に優れていて、行動着としてはもちろん、ウインドシェルとしても着用できる一石二鳥なシャツ。

特徴として、暑い時はスナップボタンをズババッと開け放ち、袖を捲ることで換気を促し快適に過ごせ、肌寒い時はスナップボタンをプチプチと閉め、襟元を立たせることで防風性を高めることができます。

またUPF30以上のUVカット効果があり、登山をする上で体力を消耗する日焼け対策にも役立ちます。

余談ですが自分が所持しているのは、パーテックス・カンタムエアを採用した旧モデル

山と道は2022年からULシャツの生地をパーテックスから先述のシャドウリップに変更していて、その理由は着用に伴う引きつれ(摩耗みたいなもの)があったとかなんとか。

確かに同じパーテックスを使用した山シャツを着ていた時は、生地の一部分に引きつれが発生していて、凹んだ記憶(高かったのに…)があって、正直なところ今回のULシャツを買った時も一つの懸念ではありました。

ただ購入して3年ほど経過しているけれど、今の所山と道に寄せられたような引きつれは見られることなく、夏から秋シーズンは一軍として活躍しております。

パーテックスとシャドウリップ、どちらとも生地の通気性能自体は大差ないらしいです。

ともすれば、引きつれのないシャドウリップを採用するのも納得。

ULシャツの素材、テイジンのシャドウリップについて

山と道のULシャツの素材として使われているテイジンのシャドウリップには、以下の特徴があります。

シャドウリップは、凹凸がないフラットな外観とソフトな風合いを持ちながら、引き裂きや摩耗、引っ掛かりに対する優れた耐久性も兼ね備えた軽量織物です。

帝人

●外観・質感:糸の太さを均一にすることによりフラットな外観とソフトな風合い
●軽量:細く製糸した原糸を使用することにより軽量性
●耐久性:高強力ポリエステル「PASMO」(パズモというそう)の使用による優れた引き裂き強度、凹凸の無いフラット表面による優れた耐摩耗性、抗スナッキング性
●環境対応:再生ポリエステルとの交編による環境に配慮した生地設計

ちなみにスナッキングとは、偶発的な引っ掛かりにより、繊維・糸が生地表面から突出し、引きつれなどを起こす現象のことを指すそうです。

山と道のULshirtのサイズ感

気になるULシャツのサイズ感ですが、168cm66kgでSサイズは苦しくない程度のジャストフィット。

Mサイズは最近流行りの、ゆとりある着用感。風が通りやすい気がするので、2024年はもっぱらMサイズばかり着ていました。

オーバーサイズと言うんでしょうか。

体重がなかなか減らない自分、お腹周りが目立たず重宝してます。

UL shirtは山だけでなく下山後でも

アウトドアウェア然としないシャツなので、下山後にそのまま居酒屋に行ったり、買い物をしたいと思ったときに、気が引けないのも気に入ってる点。

所持しているシャツの中では一番軽い&高機能なので、真夏はこれを羽織って出かけたり、旅行したりと出番が多かったです。

夏場でも通気してくれて軽い着心地のUlシャツ。

10月に入って、やっと秋めいてきて低山が楽しいシーズンがやってきました。

つまりシャツの出番です。

羽織っていくもよし、ザックに忍ばせておくも良しな万能シャツの紹介でした。

では。

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