小さくても可能性は無限大。ifyouhaveのTiMNEYとpoundcupを使ってみた!

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今まで登山装備軽量化への足掛けとして、ザックやお財布を新調してきました。

UL界隈ではアルコールや固形燃料を用いるバーナーが主流とのことで、今回はバーナーとクッカーを新調してみました。

今回購入したのは日本のガレージメーカーifyouhaveから発売されている、TiMNEYとPoundcup。

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ifyouhaveについて

ifyouhaveは”more with less”なアウトドアを製作されているガレージメーカー。今回購入させていただいたTiMNEYやPoundcupの他に、ペグケースやお財布などを販売しています。

近々ザックも販売予定とのことで、正直欲しいですね・・。お財布の中身はULの正反対をいきたいもので、要相談です。

3種の使い方ができる。そう、TiMNEYならね。

Timneyとは

チタンの煙突形状をした超軽量でコンパクトなアウトドア用ストーブで、TitaniumとChimneyを合わせてTiMNEYと名付けました。
ソロ用にちょうどいいサイズであるPound Cup用のストーブで、固形燃料(エスビット等)、アルコールストーブ、ウッドストーブの3通りの使用が可能。
ストーブ本体のトータル重量はわずか56gと超軽量で、アルコールボトル、エスビットも含めてPound Cupに収納可能なコンパクトさが特徴です。引用:公式サイト

燃料に合わせて3通りの使い方ができる素晴らしいストーブです。
正直、UL界隈でのアルコールストーブや固形燃料について色々な商品を調べても、結局esbit等の大手に落ち着く流れがありまして・・。

自分はどうにもそれが気にくわなかったのです。

自分の中ではULはシンプルな装備というイメージがあり、それなのにストーブに関してはゴトクだの風防だの持っていく物が多いのが気になりました。

その結果、ストーブは選ぶのに一番時間を要した部門でもあります。

どうせならクッカーの中にストーブもゴトクも風防もセットで入るのがないかなぁ。」

そう思っていところ、ここまでドンピシャな製品があると知った時には本当に感激しました。

Timneyの使用感

公式サイトでも確認していただくと分かりますが、自分の用途に合わせてアルコールバーナーに必要なもの、固形燃料に必要なもの、ウッドストーブに必要なものでそれぞれ購入することができます。

今回、アルコールストーブと固形燃料両方使ってみて合う方を選ぼうと考え、自分はTimneyのBsetを購入しました。

Timneyとpoundcup

最初Poundcupと一緒に届いた時、「うわ、欠品だ。注文した商品がいくつかないぞ」と焦ったほどにコンパクト。
実際は全てpoundcupに入っていたのでほっと一安心。届いてびっくり、開けてびっくりでした。

中身を広げるとこんな感じです。左から順に、

計量カップ付き燃料ボトル・ボトムプレート(下の薄い銀の皿。固形燃料を使う際はこれを下に置きます)・Discstove(アルコールストーブ)・Poundcup・Timney-upper(風防兼ゴトク)となっています。

因みに、スタッフサックは別売りになっていますのでご注意ください。

使い方(アルコールストーブの場合)としては、比較的平らな地面にボトムプレートとDiscstoveを置き、その周りを囲う様にTimney-upperを置きます。

ボトムプレートとDiscstove
Timney-upper(風防兼ゴトク)
水を入れたPoundcupで固定

注意点としては、Timney-upperがチタン製であり非常に薄く手を切りやすいことと軽量化を意識して作られていますので、優しく扱うことでしょうか。

今回はアルコールストーブで使用しましたが、使用するアルコール量の目安としては

満タン20mlのアルコールで約12分の燃焼するとのことです(屋内無風下)
給湯に使用するアルコールの量は、200mlにアルコール8ml・400mlにアルコール13mlが目安となるようです。行くお山の天候や気温で考慮する必要がある旨ご注意ください。

 ソロ登山にうってつけの軽量クッカー!Poundcup

続きましては、Timneyの心強い相棒であり伴侶。Poundcupです。

袋ラーメンをギリギリつくることができる絶妙なサイズ、
これ一つでたいていの調理はこなせる使いやすい平型のクッカーです。
また調理にくわえて食器としても使いやすい形状でそのまま食べるのにも便利です。
TiMNEY用に最適化していますが、他の組み合わせを考えるのも楽しいと思います。
実際に水を入れて沸かせる有効容量が1ポンド=453.5gであることから、
「Pound Cup」と名付けました。(出典:ifyouhaveサイト)

とのことで、実際に袋ラーメンを作ってみましたがこれまた丁度いいというかジャストサイズでした。(笑)

容量は453mlであり、附属物としてはチタン製のカップと取り外しのできるハンドル(取っ手)、アルミニウム製の蓋が同梱しています。蓋は各カップに合わせ微調整がされているため、程よくはまるようになっているのだとか。細かなところにこだわりが感じられ好きです。

出典:ifyouhave公式サイト
ハンドルを取りつけた図

チタン製なので、焼くという調理にはやや不安が残る点もありますがそこは追々考えていくこととしましょう。

 まとめ

これら3点(Timney・Poundcup・スタッフサック)を合わせた重量は、約123.7gとなり、自分の持っているJETBoiLと比較すると、重量の観点からすれば劇的な軽量化となりました。

アルコールストーブを探していく中で、これほどドンピシャな商品があったとは本当に今でも嬉しく思います。

今後はアルコールストーブでの使用や固形燃料での使用など、色々な場面に応じて燃料を使い分けることができるようになっていきたいと思いますね。

ではまた。

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