日暮れ後の伏見稲荷大社は真に不気味であった。

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春を迎える少し前、ふと「夜中の伏見稲荷で写真撮ってみようじゃないの。」

と思い立ちました。

カメラバッグにカメラと些細な防寒着を放り込んだ時には、既に伏見稲荷大社の最寄駅に着いていたように思います。

伏見稲荷の少し先、展望台で夜景を撮影していましたが、予想以上に冷え込み、手先は痺れを訴えてきました。

普段登山で培ったいたはずの準備性は、今回発揮されなかったようです。

冬の日の入りは早く、18時も半ばを過ぎれば周囲は真闇。ただ、視界のどこかしらには必ず他人が入り込む、当初の自分の予想と反する状況でした。

嬉しいといえば嬉しいけれど、求めていた不気味さとは程遠く、うざったい。

なんとも言えない心持ちでした。

無い物ねだり。

夜の伏見稲荷大社 伏見稲荷大社の夜 夜の伏見稲荷と参詣者 伏見稲荷大社の夜景 夜の伏見稲荷大社の千本鳥居 夜の伏見稲荷の千本鳥居

伏見稲荷大社といえば千本鳥居。

伏見稲荷大社には朱色に染まる鳥居が、参詣道に沿ってこれでもかとひしめいています。

かの有名な千本鳥居ですね。

崇敬者が祈りと感謝を込めて奉納する朱の鳥居。鳥居本来の意味を考えてみると、伏見稲荷大社本来の鳥居は社殿前にあるどでかいヤツで、千本鳥居そのもの現在はおよそ一万基はあくまで伏見稲荷大社に対する人々の信仰心や御礼の表れとなるのでしょうか。

夜に浮かぶ千本鳥居の朱 伏見稲荷に住み着く猫 京都の千本鳥居 伏見稲荷のお稲荷さん 朱く浮かび上がる千本鳥居 千本鳥居の影 千本鳥居の朱色 伏見稲荷大社の千本鳥居と石段 夜の千本鳥居

無宗教というか、ごく一般の日本人としては感服です。

はい。

ではまた。

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