比良山系の一角、堂満岳へのんびりスノーハイク。

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夜勤明けの倦怠感を眉間に残し、起床したのは朝7時頃。

理想は5時に起床し、8時頃には比良駅から行動開始だったけれど、あまり落胆しすぎると気落ちして、結局登山もしない。なんてことになり兼ねない。

幾度となく同じミスを繰り返す愚かさを、自分は知っているじゃないか。

ということで、夜勤明けの眠気と倦怠感を眉間に覚えながら、前日にどうにかパッキングしたザックを背負って家を出た。

大阪駅から京都を経由し、比良駅まで、惰眠。

堂満岳(標高1057m)の登山口のひとつ、比良駅に到着したのは10時頃。ちょうど見えるとんがった山が堂満岳らしい。ちょうど堂満岳に相対すると背中に琵琶湖を称える形となり、seatosummitならぬlaketosummitやな(どや)。

それはさておき。

ここからは車道を超えて、林道を超えて、かつては栄えたであろう看板を超えると、ようやく登山道らしくなる。少し登り植林帯に差し掛かると、ようやく雪が見え隠れ。

数日前の降雪のおかげで雪はそれなりに残っていて、親雪を踏む音を噛み締めつつ、ノタノホリへ到着。ノタノホリの由来については「野田の堀」だったり「沼田(ヌマタが訛った)の堀」など。要するに人為的に作られた用水路的なものだそう。

カタカナのままの方が神秘的で良いかと思います。

アンニュイ

みたいな。

ノタノホリをすぎると、ややトラバース気味に標高を上げていく。今回堂満岳へ登るルートには東稜ルートを選んだけれど、堂満岳山頂まで標高は上げっぱなし登りっぱなしの実直で素直なルート。日差しの暖かさや雪解け水の冷たさに春を感じつつ、比良駅から登ること2時間30分程度で堂満岳山頂。

堂満岳山頂からは琵琶湖はもちろん、蓬莱山方面のびわ湖バレイや武奈ヶ岳の展望。山頂の標識は雪に埋もれていたけれど、展望的には明らかにココが山頂だった。

ふらっと堂満岳へスノーハイク / クレさんの堂満岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

下山には金糞峠を経由。

えらい名前である。

なぜカタカナにならない。

今回ピッケルを持っていったものの、雪のコンディション的に終始アイゼンとストックで対処できた。

これは余談だけれど、ピッケルはもっと短いもので良いんでないか。と思いmont-bellの程よいものを買おうとしているのだけれど、年に数回しかいかない雪山登山のために、決して安くない金額を費やして良いものだろうか。と悩んでいる最中

そして季節は巡って3月。梅の節句である。

ではまた。

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