【小屋泊】2泊3日で尾瀬の燧ヶ岳と至仏山に登ってきました。

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2025年の8月19日から21日の3日間で、尾瀬の日本百名山の燧ヶ岳(2.356m)と至仏山(2,228m)に登ってきました。

様々な登山雑誌で特集が組まれていることが多く、存在は知っていたけれども、なにせ大阪からだとアクセスに骨が折れる。そんな印象でした。

しかし実際に訪れてみると「はるかな尾瀬」のフレーズがぴったりなとても良いところで、気持ちの良い場所でした。

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今回の燧ヶ岳・至仏山で登ったコース

盛夏の燧ヶ岳と至仏山 / クレさんの俎嵓至仏山ミノブチ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

今回は一ノ瀬バス停から登山をはじめ、初日に尾瀬沼の湖畔にある尾瀬沼山荘にて1泊、2日目に長栄新道を登り燧ヶ岳に登頂後、尾瀬小屋にて1泊。3日目に見晴から尾瀬ヶ原を通り至仏山に登頂するコースにしました。

1日目:一ノ瀬バス停から入山し尾瀬沼山荘に宿泊
2日目:尾瀬沼から長英新道を辿り燧ヶ岳に登頂。見晴に下山し尾瀬小屋に宿泊
3日目:至仏山に登頂し、鳩待峠へ下山

初日に早くスタートできればその日中に燧ヶ岳に登頂、尾瀬ヶ原周辺の小屋で1泊。翌日に至仏山に登頂し鳩待峠に下山する1泊2日の計画でも良かったんですが、せっかく大阪から来たのでのんびり登ることにしました。

1日目:大清水バス停から尾瀬沼へ

大阪から新幹線とバスを乗り継いで、大清水バス停に到着したのは12時30分ごろ。上毛高原駅から大清水までのバスはとても長く(約2時間)、そして揺れるので最後の方は辛かったです。

大清水からは三平峠を超えて尾瀬沼まで行くんですが、2025年は尾瀬はもちろん、各地でクマの目撃情報が多数。いつも以上に周囲を警戒しながらの林道歩きでした。

因みに大清水から一ノ瀬間の林道(約3キロ)はシーズン中、1時間ごとにシャトルバス(片品村Hp)があるそう。当時は知る由もなく40分ほどかけて歩きましたが、時間が合えば一ノ瀬まではバスに乗ってショートカットするのもアリだなぁと。

大清水から2時間ほど歩き尾瀬沼山荘に到着したのは14時すぎのこと。登り始めてから600mほど標高を上げ、山深くなってきた所にこんな広大な湖(沼)があることにびっくり。尾瀬沼は約8000年前の燧ヶ岳の噴火で形成された堰止湖。広大な割に、水深は約5mとそこまで深くないらしいのもまた以外です。

尾瀬沼山荘へのチェックインを済ませ、尾瀬沼へ散歩。対岸に聳える燧ヶ岳と夏らしい青空が見事でした。

この日の尾瀬沼山荘の宿泊者は自分を含めて2組。夕食は離れで頂きましたが、山小屋とは思えぬクオリテイで美味しかったです。そして何より、尾瀬周辺の小屋は、お風呂に入れるのが素晴らしい!綺麗に清掃されていて快適なお風呂でした。

さっぱりした後は再び燧ヶ岳を見に行ったり、蝉の鳴き声と夏らしい日差しにノスタルジックな気持ちにさせられつつ、昼寝をしたりして初日は終了。

2日目:尾瀬沼から燧ヶ岳に登頂し、尾瀬小屋へ

この日からやっと登山らしい登山。

とは言えども行動時間は短いので、7時ごろに尾瀬沼山荘を発ちました。この日も申し分のない晴れ模様で、尾瀬沼に映る燧ヶ岳が美しい。

道中の長蔵小屋にたどり着くと、ようやく想像していた尾瀬らしい賑わいに巡り会えて、何故だかほっとしました(クマ怖い)。ただしこの安堵は長栄新道のあたりで打ち砕かれることになり、長英新道からは物静かな登山となりました。

長英新道は他の燧ヶ岳登頂コースと比べ標高差が少ないルートで、登山者が最も多いらしいです。

ぬかるみの酷い樹林帯を抜けてしばらく続く登りを終えると、眼下に尾瀬沼が見下ろせるように。遠くのは日光方面の山でしょうか・・(おそらく日光白根山)。いかんせんこの辺りは馴染みが無さ過ぎて、さっぱりです。

尾瀬沼を見下ろしつつ休憩を終え、俎嵓(2,346m)。そして少し降って登り返して、燧ヶ岳の最高峰、紫安嵓(2,356m)に到着しました。ついさっきまで晴れていたのに、いつの間にかガスに巻かれてしまって、尾瀬沼も尾瀬ヶ原もかろうじて見える程度に。

それでも向かう尾瀬ヶ原とその奥の至仏山の広大さは確認できたので、概ね満足。しばらく腰を落として、本日のお宿である尾瀬小屋を目指すことにします。

燧ヶ岳山頂から見晴方面の登山道ですが、そこそこな勾配を下る&滑りそうな岩ばかりで気を遣いました。樹林帯に戻ってからは大した展望も無く、2時間かからない程度で見晴に到着。木道と人の気配に安心しつつ、尾瀬小屋にチェックイン。

燧ヶ岳の山頂からは見えなかった尾瀬ヶ原と至仏山、そしてなおも続く青空が素晴らしく清々しかったです。

この日宿泊した尾瀬小屋ではひたすら食べて、寝て、周辺の小屋や尾瀬ヶ原を散策してを繰り返す、贅沢な時間を過ごしました。熱々の深いお風呂、山中とは思えぬ夕食、歴史を感じる建物等々、また必ず再訪したいです。

3日目:至仏山へ登頂後、鳩待峠に下山

この日の予報も晴れ。ただ向かう至仏山も、背後の燧ヶ岳も、山頂は雲の中。晴れることを願って、とりあえず尾瀬ヶ原の木道を山ノ鼻に向かって歩きます。

早朝という事もあり、すれ違ったのは2組程度。山ノ鼻に着く頃には、歩いても歩いても近づいた感じのなかった至仏山は、いつの間にか間近に迫っていました。

至仏山への登り初めに通る研究見本園は、特にクマの目撃情報が多いらしく、通過には少々気を使いました。一体今後どうなってしまうのやらと片手にはベアスプレー。

肝心の至仏山へは登り一辺倒。黒っぽい岩(蛇紋岩)が昨日の雨でより一層滑りやすくなっていて、いやらしい。斜度もそれなりにあるので足元に気を取られていると、いつの間にか山頂方面は霧の中。

というわけで、無事に今回の最終ピーク至仏山に登頂。待てどもガスは晴れなかったので、小至仏山を目指すことにしました。この先細かいアップダウンはありますが、晴れていればきっと歩いていて楽しい区間なはず。実際この先の小至仏山、そして先の樹林帯までの区間は眺望もあり、登山道も整備されていて歩いていて気持ちが良かったです。

小至仏山で束の間の展望が得られたので、概ね今回の至仏山登山も満足。

長く感じる樹林帯の下りも難なく終えて、11時前には鳩待峠に下山してきました。戸倉までのバスを待っている間は売店などを物色。さすが盛夏の尾瀬、登山者だけでなく、一般の観光客的な佇まいの方も大勢入ってきます。

思い出に浸っているうちに戸倉までのバスが到着。

戸倉に到着してからは、バス停すぐ横にある尾瀬ぷらり館戸倉の湯にて入浴。目当てにしていた定食屋はどこも定休日だったので、泣く泣く余っていた菓子パンを頬張って新宿行きのバスへ乗り込みました。

季節を変えて再訪したい燧ヶ岳と至仏山

2泊3日でのんびり巡った尾瀬の燧ヶ岳と至仏山でしたが、両座とも程よく登りごたえがあり、景色も良い山でした。宿泊した尾瀬沼山荘も尾瀬小屋も山中とは思えないほど快適で、尾瀬沼・尾瀬ヶ原周辺にある他の小屋にも泊まってみたくなりました。

初夏のワタスゲや水芭蕉の時期、そして秋の紅葉など見どころが多いと聞く尾瀬。登山だけでなく散策だけでも楽しそうなので、再訪したい場所となりました。大阪からだとアクセスに骨が折れますが、次回は帰りに乗った新宿からのバスも検討したいと思います。

ではまた。

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