2022・2023の夏山シーズンのほとんどで着用していた、山と道のメリノカンガルーポケットについての備忘録的なものです。
購入したのはおそらく2021年頃だったので、現在は少し厚手のメリノが採用され、襟元がスッキリとリニューアルされたようです。
腹弱今昔物語
生まれてこの方、お腹の弱い自分。
昼となく夜となく、オンオフ関係なくお腹は緩め。多感な高校時代には登校のたびにトイレのお世話になっておりました(遠い目)。
今でこそ多少マシになりましたが、やはりお腹を冷やすなんてもってのほかで、ここ最近の若い子たちのへそ出しファッション(死語)には、文字通り肝を冷やすばかり。見るだけでお腹が痛くなりそう。
それはともかく、登山中もお腹の調子には気がとられるので、極力登山前夜は揚げ物は控え、テント泊や山小屋泊でもできる限り白湯を飲み、アルコールの類も控えるなどなどの工夫をしています。
そんなお腹事情でしたから身体のほかの部分はともかく、「腹腔臓器は温める」というのは常に頭の片隅にあったわけで、当初山と道からメリノカンガルーポケットが発売された時には喜び勇んで京都の山食音へ出向き、購入を決めました。
山と道のMerino Kangaroo light Pocketについて
山と道のメリノニットシリーズでは一番薄手の生地厚(145-155g/㎡)を採用しています。腹部の保温力を高めるポケットと、ゆったりしたワイドフィットが特徴です。
yamatomichi.com
素材 | 100% Merino Wool 145-155g/㎡ |
重量 | 128g (Size XS) 145g (Size S) 154g (Size M) 167g (Size L) 185g (Size XL) |
サイズ | UNISEX | XS / S / M / L / XL |
価格 | 税込み12,000円 |
カラバリ | 8色(2023年現在) |
圧倒的防臭性とポケットの有用性について
山と道のメリノカンガルーポケットは文字通りメリノ製品。
夏涼しく冬は暖い、水や雨に濡れても体が冷えづらく、着用を続けても臭いが気にならないなど色々とメリットがありますが、登山で使用するにあたって気に入っているのが、高い防臭性。
洗濯するのが面倒で10日間山となく街となく着用していた時期がありましたが、10日着用しても嫌な臭いは皆無(妻確認済)。臭いが気にならないので登山時の着替えを減らすことができ、結果的に軽量化に繋がります。汗や水で濡れたときはメリノ独特のなんとも言えない臭いがありますが、慣れると気にならないです。
カンガルーポケットと称している通り、このシャツの腹部にはポケットがあり、生地が2重になっています。登山中はここに手ぬぐいだったり手袋などを入れています。普段使いでは一時的に家の鍵などを入れたりしていますが、生地が伸びるので精神的にあまりよろしくありません。
ポケットが流石にへたってきたので、買い替えを検討中
山と道のメリノカンガルーポケットですが、登山だけでなく普段でも着用する機会(夏場は特に)が多く、圧のかかる肩や襟元の部分がへたってきました。登山で着用する分には問題ないけれど、やはり普段遣いするには少々だらしなく見えます。
お値段が幾分ハイスペック(税込12,000円也)ですが、買い替えを検討していきたいと思います。
ではまた。