【関東】大阪から夜行バスに乗り、筑波山に登ってきました。

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2025年6月20日、関東にある日本百名山、筑波山に登ってきました。

実際に筑波山に登ってみると、登山前の印象とは違い、山深く、要所要所で山岳信仰を感じさせる筑波神社や巨岩などが深く印象に残りました。こんな良い山が近くにあるとは・・やはり関東在住の皆様羨ましい限り・・。

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日本百名山の筑波山について

筑波山(つくばさん)は茨城県にある標高877mの山で、日本百名山のひとつ。

日本百名山では最も標高が低く、「西の富士、東の筑波」と称され(さすがに富士山と比べるのは不相応とも思いますが)、どこから見ても美しい山容が特徴で、男体山(671m)と女体山(677m)の双峰から成り立っています。

都心からのアクセスも良く、ロープウェイやケーブルカーも整備されているため、初心者や家族連れにも人気。実際に今回訪れたときも、平日にも関わらず、多くの老若男女が登っていました。

高尾山と並んで関東民馴染みの山という印象が強い筑波山ですが、古くから信仰の対象として修験道の行場となってたそうです。

麓にある筑波山神社は筑波山そのものを御神体としていて、西の男体山頂(871m)の磐座に筑波男大神(伊弉諾尊)を、東の女体山頂(877m)の磐座に筑波女大神(伊弉冊尊)を祀っています。

春の新緑から秋の紅葉まで四季を通じて自然に触れ合うことができ、特に春のツツジや秋の紅葉シーズンには多くのハイカーで賑わうそう。山頂からは関東平野を一望でき、天気が良ければ富士山も見えるらしいですが、あいにく今回の登山では見えずじまいでした。

筑波山登山でお得なつくば山あるキップ

つくば山ある切符とは、つくばエクスプレスと筑波山までのシャトルバスがセットになった、お得な乗車券。1枚の切符で「つくばエクスプレス」と「直行筑波山シャトルバス」「つくバス」に乗ることができる、便利なきっぷです。

筑波山頂までの登山を楽しむ方には特におすすめ。

実際にどれくらい得なのかの試算が以下の表になります(2025年8月時点)。

筑波山ある切符(秋葉原で購入)3,440円
秋葉原‐つくば間電車+つくば‐筑波神社バス(往復)2,420円+1,540円=3,960円

約500円程度浮く計算で、山頂で飲むキンキンに冷えたコーラ代くらいにはなるでしょうか。

つくばあるキップは、つくばエクスプレス各駅の切符売り場で購入可能です!

湿気と急登に見舞われた、筑波山への登山

滝汗の筑波山 / クレさんの筑波山筑波山(男体山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

配偶者からの報せはとても嬉しかったものの、昨年から本格的に日本百名山制覇を意識し始めた自分としては、やはりどこか全力で喜びきれない。2人の計画では、もう少し涼しくなってからの再開の予定だったんですが、こればっかりは授かりものということで、今となっては楽しみな気持ちが強くなってきました。

ただ順調にいけば、少なくとも今後十数年、今までのように縦走や泊まりの登山はできなくなるという事実は焦りに繋がりまして・・。とにかく日帰りで登れそうな百名山には登っておきたい。ということで忌避していた夜行バスの封印を解いて急遽敢行されたのが、今回の筑波山登山でした。

直前の予約ということもあって、夜行バスでは3列シートの真ん中・・。

寝たような、寝ていないような時間を久々に過ごしました。やはり夜行バスは最後列が快適なのでは?

と考えを再認識し秋葉原に到着したのは5時30分頃。

つくば駅までの電車にはまだ時間があったので、バスロータリーからすぐのマックにて朝マック。

夜行バスは苦手だけれど、到着した時の朝の匂いというか、一日が始まるなんとも言えない高揚感が好きだったりします。

久々に来た東京の人の多さに辟易としつつ、7時30分頃つくば駅に到着。ここでも人が多い・・。つくば駅から筑波神社行きのバスに無事乗車し、8時30分頃登山開始となりました。

今回の筑波山登山で辿ったコースは、登りに御幸ヶ原コース、下りにおたつ石コース

日帰り可能な山の場合、楽しみが半減するような気がするので、コースタイムやらは下調べしすぎないように気をつけているのですが、登りの御幸ヶ原コースの辛いこと辛いこと。

御幸ヶ原コースは、筑波山登山ではメジャーなコースで整備が行き届いていて、特に危険箇所もないんですが、とにかく登り一辺倒、かつ降雨後の湿気も相まって登りはじめの方から滝汗でした。防臭性があるにせよ、こういう時は化繊ウェアの方が良いんでしょうねぇ・・。

コース沿いには樹齢数百年の杉の巨木群があるなど見どころが多く、調子に乗っていたら、少々道を間違えるなどしつつ筑波山の1つ目の頂上、男体山に到着。

事前の天気予報と違って曇り空でしたが、かろうじて関東平野を見渡せたので概ね満足。

休憩は男体山と女体山の間、御幸ヶ原で済ませました。

茶屋や展望台、トイレなどもあり、休憩するには申し分ないロケーション。トイレも綺麗に維持されていて、快適でした。

バッジはガマが可愛い、レトロなデザインのものをチョイス。なぜガマ(カエル)かについては、筑波山の中禅寺の住職が、江戸時代に陣中薬としてガマ油を売っていていたーとか、その口上(宣伝文句)がとても評判だったとか、ガマ岩があるとかで、とにかく筑波山とガマはセットで語られるためでしょうか。

職業柄、ガマ油の成分が気になったのでwikipediaから引用させていただくと・・

成分は不明であるが、「鏡の前におくとタラリタラリと油を流す」という「ガマの油売り」の口上の一節からみると、ガマガエルの耳後腺および皮膚腺から分泌される蟾酥(せんそ)ともみられる。

とのこと。てっきりガマ油は口上だけで、本当にカエルから採取されていたなんて・・・。

筑波山の奇岩を楽しみながら下山。登山後の温泉は筑波山京成ホテルへ

御幸ヶ原で休憩後は、緩やかに登り続けて女体山山頂へ到着。

こちらも特段危険箇所はありませんでした。男体山とは違い、女体山は見晴らしが良く風が吹き抜けていて気分爽快。

久々の夜行バスと関東方面への遠征ということもあり、直前は行くかどうか迷いましたが、来て良かったです。

女体山からの下山は少しの間岩場があり気を使いましたが、そこからは巨岩を見ながらの下山。予想以上の巨岩の多さに面食らいました。やはり写真では岩の大きさは伝わりづらいとひしひし。

12時前にはつつじヶ丘に下山。つつじヶ丘にある筑波山京成ホテルの日帰り入浴を利用しました(2025年8月現在1500円)。露天風呂もあって、時間帯的に貸し切り。広々と汗を流せました。

バスまでに少し時間があったので、観葉植物の脇に置くための小さいカエルの置物を購入し、今回の筑波山登山は終了。

行きの疲れが祟ったのか、帰りのバスはほとんど記憶がないという・・。その後は秋葉原で色々と物色し、新幹線で帰阪しました。

東京都内、来る分にはワクワクするのですけれど、本当に欲しいものは見つからず、人の多さに疲れるだけだなというのが、ここ最近の東京近辺での学びというか教訓というか・・。

次の筑波山登山は紅葉の時期に

夜行バスを駆使することで大阪からでも日帰り?可能な筑波山。

僕の場合、諸事情で当分の間は気軽に登るには遠い気もしますが、次は紅葉の時期に訪れたいと思います。その頃には色々と変わっているんでしょうね・・。と、ボヤキを残しつつ今回はこのへんで御暇します。

ではまた。

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山行記録
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