こんちゃっすー。クレ(@yuruboy)です。
今回は海外旅行の行き先の候補の一つにマカオはいかが?というお話です。
中国文化に垣間見えるヨーロッパ文化、そして中国の経済発展が何たるかを、肌で感じることができる面白い国です。
自分は食の魅力と、中国のローカルな風景に突然食い込んでくる、豪華絢爛なホテルやカジノというギャップに魅せられ、2017年と2019年という短いスパンで夏休みを費やしています。
マカオという国
ビバタックスフリー。
古くはポルトガルの植民地であったマカオ。1999年にポルトガルからの返還を受け、現在は中国の特別行政区となっています。
詳しくはwikiでも見て下さい。
まぁ歴史的なことは置いといて、日本の夏休みの時期に行くと雨季にぶち当たります。
晴れていたと思えばいつの間にか雲が湧き出し、そして短時間でこれでもか!という量の大雨が降り注ぎます。さながらゲリラ豪雨。
これを知ってか知らずか、現地民は大抵サンダルを着用しているだけでなく、折りたたみ傘は必携。軒先で雨をやり過ごしている方も多かったように思います。
本題!マカオでぜひ体験して欲しいコト一覧。3泊4日位が丁度良いかも。
さてしも本題。マカオに行くのであれば、ぜひ体験して欲しいことをリストアップしてみました。以下のリストであれば3泊4日位が丁度いいかもしれません。
- 宿泊はぜひ綺羅びやかなコタイ地区のホテルで。高級ブランドが軒を連ねるモールや地下に広がる迷宮を探索。
- 中華粥からポルトガル料理など、ひたすらローカルフードを堪能する。
- インスタ映えもチラホラ。30ある世界遺産を歩いてめぐる。
- とりあえずカジノで散財してみる。怪しい女性にご注意。
- THE中国な暮らしを覗き見してみる。
宿泊はコタイ地区のパリジャンやベネチアンなどの綺羅びやかなホテルへ。
綺羅びやかなホテルが並ぶコタイ地区は埋め立て地区。元来人が住んでいた土地ではなく、IR(複合型リゾート)エリアとして今もなお建築ラッシュが続いています。
パリのエッフェル塔を模したタワーがそびえるパリジャンマカオ。パリが遠いなら近くに作れば良いじゃない。というマリー・アントワネットを模したような、経済力に物を言わせた感じがすごい。
そしてそのお隣にそびえるのはベネチアン。内部のショッピングモールはさながらベネチアのよう。空のハリボテ感やら、運河の安っぽさは否めないけれど、ひたすら続くショッピングモールやカジノは中国の経済力を象徴しています。
コタイ地区には他にもウィン・マカオやシティ・オブ・ドリームス、ギャラクシー・マカオなど、とにかくギラッギラに輝く豪華絢爛なホテルが集中。ぜひ夜景撮影やショッピングを楽しんで下さい。
懸念点としては、ホテルの規模が大きいので散歩するだけで一苦労という点。
夏の期間は半端ない湿気なので、ホテル内のショッピングモールを通ると良いと思います。冷房ガンガンに効いてます。それはもう寒いくらい。
そして名だたるブランドショップが軒を連ねているので、カジノで一儲けできたのであればここで散財していくのも良いかと思います。本当に広いです・・。
自分は養分と化しましたが・・。ギャンブルの女神とは無縁の人生なようです。
それとどのホテルも宿泊者であればプールが無料です。掃除の行き届いた清潔で豪華なプールは、泳ぐだけでテンションあげーです。個人的にはギャラクシー・マカオのプールで遊んでみたい・・。
中華粥からポルトガル料理など、ひたすらローカルフードを堪能する。
中華料理は中国が一番美味い。
そう感じたのはマカオに来てからです。ローカルフードからマクドナルドやタピオカまで、町中ではひたすら片手に食物を持っていたように思います。
中国人のローカルフードである中華粥やカレーおでん。そしてポルトガル領だった頃の名残から、マカオではポルトガル料理が楽しめます。
ホテル内のだだっ広いフードコートでも、一通りローカルフードを堪能することができますが、安く済ませるのであれば街へ出かけましょう。
日本語はもちろん通じませんが、英語のメニューがあったり、なんとなく漢字の雰囲気でメニューが想像できます。
イチオシは誠昌水蟹粥の粥。まるごとカニが一尾はいった粥は、カニの旨味が濃縮されていて美味です。
インスタ映えもチラホラ。30ある世界遺産を歩いてめぐる。
マカオ半島中心部にはポルトガル領地時代や中国文化を垣間見ることができる世界遺産が30個あります。実際には22の建造物と8つの広場に分類されますが、シャトルバスやタクシーを利用し一日で回ることも可能です。
オススメはセナド広場近くにある聖ドミニコ教会。クリームイエローの壁が特徴的です。近くのセナド広場でローカルフードを楽しむもよし、買い物をするのも良しです。
とりあえずカジノで散財してみる。怪しい女性にご注意。
IRということもあり、各ホテルにはもちろん24時間営業のカジノがあります。眠らない街です。
因みに21歳未満は立ち入り禁止。
とりあえず出入り口で、コワモテのお兄さんにパスポートチェックをしてもらいましょう。もちろん内部は撮影禁止です。
バカラやルーレット、ブラックジャックなどとにかく映画で見たあの風景。一日でどの程度のカネが動いているのやら、きっと途方もない金額なんでしょう・・。
自分もなけなしの数万円を軍資金として挑みましたが、結果は無残。数百円に減りました。高い社会経験でした・・。
また、各カジノには俗に言う「立ちんぼ」的な女性が徘徊しています。一人でカジノを楽しんでいると声をかけてくることが多いようですが・・。
日本でも未だ怪しい界隈では見かけるこれらの人種。
海外ではなおのこと、一時の気の迷いから部屋に連れ込むなど無いようにご注意ください。比較的安全に楽しめる場所があるようです。詳しくは調べてみてねー。
THE中国な暮らしを覗き見してみる。
個人的に海外旅行で楽しいのは、現地の人が暮らしている環境を実際にその目で見ることです。
きっと自分の人生とは無縁の世界を垣間見ている気がして、不思議な感じがします。国民の健康意識が高いのか自重を利用した運動器具が公園に設置してあったり、町中で屯しているおじいさま連中だったり。日本でもみられる風景ですが、どことなく異国情緒溢れる雰囲気がたまらない。
中国の都心部では高層マンションに住むことが多いようで、それはマカオでも健在。とてつもない密度で建てられたマンションや団地群は、日本とはまた違う光景の一つ。その密度と規模はさながら中国の人口と経済発展そのもの。
酒池肉林とは行かなくても、楽しいマカオ。
綺羅びやかなホテルに眠らないカジノ。市民の暮らしの中に不釣り合いな建造物。湿気を香りとクーラーでごまかすショッピングモール。そして時折降り注ぐスコール。町中には営業しているのか判断し難い店舗が立ち並び、市民が暮らすマンションは色合いをどこかへ忘れてきたようにも見えます。
日本国内の衰退感、落ち着いたと言うか落ちたという雰囲気はつゆ知らず。マカオという国はこれからも著しい発展を遂げる中国の一部として、よくわからないギャップはそのままに、目まぐるしくその姿を変えていくのでしょう。
ご飯は美味しいですし、ホテルは本当にえれー規模です。一度行ってみることをオススメします。
ではまた。