UL(ウルトラライトハイキング)を考えた事のある方ならば一度は聞いたことがありそうなガレージメーカー「山と道」。今回はその山と道が主催する、「HIKELIFECOMMUNITY」へ参加してきました。
山と道について
山と道は主にUL向けのザックである「ONE」や「MINI」、その他サコッシュだったり衣類を販売しているガレージメーカーです。本社は鎌倉にあり、毎週土曜にはオープンしているので中を覗く事ができます(要事前予約)。
山と道が販売しているザック「MINI」は特に人気が高く、アルプスに行けば使っている人を割と見かけます。自分もその中の一人です。
HIKE LIFE COMMUNITYについて
その山と道が企画するハイクライフコミュニティー。それぞれの土地に住む人との出会いやハイクを通して、より良いライフ(生活)だったり、コミュニティ(集まり・組織)を形成していくことを大まかな目的として開催されています。
2018年は9月22日から岩手、那須、松山、京都、鎌倉の5箇所で開催されていました。鎌倉のみ12/2の開催になっているので、未だ定員に達していなければ参加することができます。
実際に参加してみて
イベントの開催場所である京都の山食音に来て思い出したのですが、山と道のイベントに参加したのは女性ハイカーのイベントが最初でした。何故女性ハイカーのイベントに・・・だなんて思った方もいるでしょうが、登山における女性の立ち位置的なものを知ってみたかったという一存です。
閑話休題。
ハイクライフコミュニティーにはたくさんの方が参加しており、山と道の4名を中心に緩いトークセッションが進行していきました。内容に関しては先述の3つ(ハイク・ライフ・コミュニティー)、に関してで、来春以降またコミュニティー形成に向けて色々と企画が始まるようでした。楽しみですねぇ。
トーク終了後は懇親会として、軽い立食形式?で参加者のフリートーク始まりました。山食音のカレーが美味しかったです。
山を身近に
トークを聞きながら自分の今までの登山を色々と振り返っていたのですが、やはり登山は非日常的なイメージが強いなーと思いました。
気軽に街中に外出するのとはまた違う、ある種現実逃避的な要素を孕んでいるというか。
気軽に山に入るのも危険な話ですが、もっとこう日常の一部として「今日は山に行こっと。」と感じられる位置づけに登山を持ってきたいと思いました。
その為に何をどうしたらーというのは具体的に出てきませんが、今後のテーマですね。
地元の低山を中心に、ハイクイベントにも参加してみたいと思います。
久々に山について「他人」と話した時間
このブログを見ていただければ分かる通り、自分はほぼほぼソロ登山しかしていません。9割9分9厘。
時折職場の方を連れて登山することはありますが、「山を通じて友人ができる」なんてことは微塵もありませんでした。そりゃ勿論テント場で隣になった方と、一緒に山頂まで行くことはたまーにありますけれど。
今回のハイクライフコミュニティーの参加に際しても、懇親会の参加(ハイクライフコミュニティーと懇親会の2部制)は正直何を「懇親」したら良いのだろう。と考えてました。(笑)
懇親会では色々な方がいました。マラソンから山と道にたどり着き、即今回のイベントに参加する行動力の高い方や、つい先日PCTをスルーハイクし、山と道の面接に応募した方、モンベルのイベントで一緒に山に行くようになった方など、皆色々な形でこのイベントに参加されていて、話をしているだけで楽しく過ごすことができました。
山の事で誰かと話すことが今まで本当に無かったので、新鮮で楽しかったです。久々に全く面識のない方と会話したので、気疲れして帰って即寝でしたが。(笑)
最後に
十人十色で色々なハイク、ライフの形があると改めて感じたイベントでした。京都の低山では色々とハイクのイベントがあるようなので、積極的に参加していきたいと思います!先述の女性ハイカーのイベントも貼っておくので、興味のある方はぜひに。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
僕たちにとって、2018年のHIKE LIFE COMMUNITY は、そのコミュニティー作りのための準備の旅となります。
また今年も、旅先で様々なハイカーの皆さんと出会えることを楽しみにしています。HIKE LIFE COMMUNITY ディレクター 豊嶋秀樹