シームレスなノースフェイスのビレイヤーパーカを買いました。

ノースフェイスでビレイヤーパーカを買ったので、機能などの備忘録です。

冬〜春にかけて登山でも街でも使えるダウンを探していた結果、行き着いたのはノースのビレイヤーパーカでした。

THENORTHFACEのビレイヤーパーカのスペック

今回購入したビレイヤーパーカのスペックは以下。

2022年モデルのカラバリはココアブラウン、アビエイターネイビー、ブラック、ミネラルゴールド、コードバンです。

品番	ND92215
品名	Belayer parka
表地	ナイロン100%(GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER) ※2層（表：ナイロン100％　裏：ePTFE）
中綿	ダウン72％（cleandown）複合繊維（ポリエチレン/ポリプロビレン）20％フェザー8％
裏地	ナイロン100％（Pertex Quantum）
重量	約780g（Lサイズ）
サイズ展開	XXS〜XL（unisex）
価格	￥61,600(税込)

ビレイヤーパーカのスペック

ビレイヤーパーカの表地に採用されているGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERは、防風性・保温性・透湿性・耐水性に優れた高機能素材。ふだん比較的目にすることが多いGORE-TEXの親族的存在で、耐水性と防風性を引き換えに、柔らかな着心地をモノにしています。

本家のGORE-TEXに比べると耐水性は劣りますが、少雨程度であれば防いでくれます。タウンユースであればGORE-TEXはこのスペックで必要十分。

ビレイヤーパーカの中綿に使用されているのは光電子®PRO DOWNという素材。ゴールドウィンとファーベスト、河田フェザー株式会社の3社による長年の共同研究により開発されたハイブリット型インサレーション素材です。

高品質のダウンに遠赤外線効果のある光電子®をミックスしているため快適な保温性が持続し、撥水加工により濡れても保温性が低下しづらいとのこと。フィルパワーは不明ですが、おそらく900FP程度？

ビレイヤーパーカの裏地に採用されているPertex Quantumは軽く柔らかな着心地を提供しているだけでなく耐久性にも優れ、ダウンによくある羽抜けを防止しています。

また耐水性にも優れており、シェルジャケットの上から羽織っても雨や雪による濡れからダウンを守ってくれます。

これは余談ですが、クレヨンしんちゃんのカンタムロボはこのQuantum（量子）ではなく、ガンダムをもじっているそうです。

ノースのビレイヤーパーカの特徴は以下。サイズ感はかなり大きいので、タウンユース・アウトドア問わず試着をおすすめします。

税込み60000円はなかなかの価格帯ですけれど、それも納得の高機能素材全部盛りという印象。ダウンの羽抜けという萎える現象も抑えられ、シームレスダウン（縫製）というのも相まって、街でも山でもとても長く使えそう。

気になるのはタウンユースでの他人との被り。

そしてアウトドアではパッキング重量と嵩張りが、未だ懸念材料ではあります！

自分が冬用のダウンを使う場面として考えていたのは、テント泊だったり写真撮影時。あーでもないこーでもないと、重量と携行性そして防風性能について思案していました。最終的に重量も嵩張りも増すGORE-TEX採用のビレイヤーパーカーを選んだ理由は、写真撮影のことを考慮した結果です。

また、冬季登山のためだけにダウンを新調するのは精神衛生上良くないとなりまして、タウンユースも視野に入れ検討することにした結果、検討していたダウンのどれにも属さないデザインのビレイヤーパーカはトキメクものがありました。

最後に、ノースのビレイヤーパーカを購入前に、購入を考えていた製品の候補と特徴、そして買わなかった理由を列挙しておきます。

アクシーズクイン：NMC Down Jacket
・バフバフで良さげ
・内側のデザインが本当にシンプル
・耐久性が未知数の生地
mont-bell：アルチプラノダウンパーカー
・コスパ最強
・店頭に無い
・デザインとロゴに心ときめかない
MAMMUT：Meron IN Hooded Jacket AF Men
・900FPかつデザインも重量も申し分なし
・気になる生地の薄さ
・すでにマムートのダウンを所有しているので足踏み
THE NORTH FACE：アルパインヌプシフーディ（ユニセックス）
・高スペックかつ高価格
・圧倒的ガチ感