少し前の話になりますが、またまた紅葉を愛でに京都は東福寺に行ってまいりました!
例年に比べると遅い見頃を迎えた京都の紅葉ですが、今回行った時期はちょうど最盛期。真っ赤に燃える紅葉を楽しむことができました!
東福寺の紅葉を観に。
「日本最古にして最大の伽藍」とのことで、東福寺に入ると同時に立派な伽藍が眼に入ります。当時奈良にあった盛大なお寺から名を取り、「東」「福」寺となったそうです。詳しい所以は以下を。
伽藍をゆっくり観て回っても良かったのですが、ここは京都であり、そして紅葉の時期。国内外から多くの観光客を迎えていたため東福寺までの道中でさえでも人人人。というわけで今回は東福寺自体の拝観はパス。
東福寺の紅葉の見どころは何といっても洗玉澗と言われるちょっとした渓谷。東福寺敷地内にある臥雲橋や通天橋から見渡すことができます。
東福寺の紅葉スポットは通天橋庭園および普門院庭園です。入園料800円を支払って庭園の中へ。
庭園内に足を踏み入れた瞬間から、視界は赤一色に染まりました。正直予想以上のスケールの紅葉に、感動の一言。
京都の近場に住んでいながら、今まで最盛期の紅葉がここまで色づくとは全く知りませんでした。(笑)
錦色の紅葉というのはきっとこのこと。
庭園内は歩ける範囲が決められていて、苔だったりが痛まないよう配慮されていました。どんな構図で取れば紅葉が映えるのか、色々と試行錯誤を繰り返しながらの撮影。下は個人的にお気に入りの1枚です。
東福寺の伽藍だったり建物と紅葉を入れた写真となると、色々と制約があるため難しいと感じたのと同時に、写真は日光が大事だなーと感じましたねぇ。曇ってしまうと点でダメ。
前回の瑠璃光院の時は赤、緑、黄と3色の紅葉が鮮やかで綺麗でしたが、やはり紅葉といえば一面真っ赤に染まっているのが一番きれいですね。(笑)
上の2枚は今回の東福寺で一番お気に入りの写真です。
番外編:南禅寺の水路閣へ
せっかく重たい腰を上げて京都まで来たので、以前から観たいと思っていた南禅寺の水路閣へ。上部が水路になっており、今や魚が棲みついています。水路閣は琵琶湖疏水を通すために明治時代に建てられました。当時の近代化政策の目玉プロジェクトと位置付けられていたようです。
水路閣は古代ローマの水道を手本に建造されたとされています。明治時代の建造とはいえ、南禅寺の敷地内に異質な雰囲気を醸し出す建造物。よく許可が通ったものです。(笑)
荘厳なレンガ造りのアーチだけでなく、水が滴る箇所には苔が生えたり、水たまりができたり。程よい老朽感が人気を博しているようです。インスタ映え~な建物です。
実際南禅寺の敷地内に急にこんな建物が現れるので驚きましたが、これまた予想以上の大きさでした。(笑)時代のロマンを感じます。
まとめ
京都の紅葉を目当てに、毎年多くの観光客で賑わう理由が分かったような気がします。「日本らしさ」と「紅葉」のロケーションが凄まじく綺麗。(笑)
今までの歴史も相まって、更に観光客の数は増えていくんだろうなーと思います。これからは近所に住む者の特権として、積極的に紅葉を楽しんでいきたいと思います。
とはいえ2018年の紅葉はこれが見納め。続きは来年に・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました!