はじめに
7月中旬の山行以降、仕事が休みの日にはどこかの山へ行きたいと思っていましたが所謂「長寿」台風であるところの5号に起因する天気の悪さをダイレクトに受けそうなので、なかなか行けずじまいでした。
そんな中で、やっと天気が微笑んでくれた日があったので気軽に行くことのできる交野山へ行ってきました。アルプスには及ばないこそすれ、眺望は抜群でした!
交野山へのアクセス
登山口は大まかに二つあります。
京阪交野線で終点の私市駅もしくはJR学研都市線の津田駅です。
大阪からのアクセスでしたら、JRを利用すれば京橋駅から乗り換えなしで行けますので、便利かと思います。
今回は津田駅から国見山を経由し、交野山頂上を目指してきました!
JR津田駅から国見山山頂まで
JR津田駅をロータリー側に出てまずはファミマで食料到達をば。まぁ今回はペースを飛ばしての登山でしたので、結局食べずじまいでした。(笑)
このコンビニを右に曲がり、線路下を通ります。通ってからは道なりに登りの先に見えている第二京阪道路を目指します。
なんとまぁいい天気なんでしょう。悪天候に憂いていましたが、こうも暑いと今度は好天も憎ましくなってきます。ここを登り、第二京阪を通り過ぎると、国見山の登山口が見えてきます。
いざ登山開始です。
最初はこんな感じの道が続きます。山の中に入ってからは暑さも和らぎます。というか先ほどまでの高速道路の喧騒からは打って変わって、一気に自然の中に入るのでどこか不思議な感じです。
少し歩くと、次は何が釣れるのでしょうか釣り堀が見えてきました。知る人ぞ知る感が凄まじかったです。
割とおじさん方が多く、憩いの場所になっていそうでした。ここから先は関西圏の山にありがちな杉林が続きます。
このあたりはどの山も一緒の感じが否めませんが、やはり気持ちが良いものですね。
ここ一帯は昔、津田城なるものが存在していたようで、その跡が所々みられました。
登山口からややペースを速めにして登ること30分ほど。山頂への案内が見えてきました。
ここから山頂までは5分程度。足取り軽やかに進みます。山頂からの眺望ですが、撮るのを忘れるという大失態。(笑)ま、まぁ交野山からの眺望に比べると似通っているので良しとしましょう。先を目指します。
国見山から交野山山頂まで
ここから交野山山頂までは、飛んで跳ねて30分程度。地元の方がよく利用するのか、登山道はよく整備されていて歩きやすかったです。整備される方々には毎回感謝感謝の思いです。
とりあえず白旗池方面を目指し進みます。この先分岐があるのでご紹介。まずはこちら
ぱっと見左の標識を目指しそうになりますが、ぐっと我慢してここは右を進みます。因みに僕は道間違えました。(笑)
5分ほど歩くと、トタンで出来たトンネルが見えてきますので先を目指します。トンネルといえば毎回犬鳴山での恐怖が蘇る・・。鳥肌でした。
ここをくぐると、次は冒頭の池「白旗池」が見えてきます。なぜ白旗池なのかざっとネットで調べてみましたが、いまいちピンとくるものがありませんでした。
降参でもしたのでしょうか。
それはともかく、この池一帯は交野市いきものふれあいの里になっているらしく、それらしい施設がありました。きっと地元の小学生たちが時折利用しているのでしょう。
マムシを入れた檻の中にマムシがいなかったことが少し恐怖でした。(笑)
池の周りを歩き、こんな広場に出ます。ここから道路も見えますが、左折です。
歩くこと数分。一度登山道は途切れます。
ここを超えると、今回お目当ての交野山山頂。ここからが割とハード。
割と大きめの階段がこれでもかと続きます。まぁ合戦尾根の比ではないですが、やはり日頃運動する習慣のない僕としては中々にハードでした。(笑)
頑張った先に見えるのは・・。
この眺望です!
大阪を初め、京都や兵庫方面まで一望できます。風も吹き抜けて、とても清々しいものでした。山頂にいた方の話によると、冬場などは淡路島まで見えるのだとか・・。恐るべし。因みにこの景色がみられるのは巨岩の上です。
影の感じで何となく把握できるでしょうか。(笑)
相変わらず山に登るたびに、自然の壮大さには驚かされるばかりです。っさ、下山です。
くろんど園地を経て、下山
さぁ下山はあっという間。という訳にもいかないのが登山の悩み。下山後のお楽しみがあれば良かったのですが、今回は調査せずでした。
そうそう、この交野山、昔は信仰の地だったらしく先ほどの山頂を目指す道中に梵字が彫り込まれている岩があります。
どうやって彫ったんでしょう。割と高いところにありましたね。さぁ下山です。
交野山からの下山に関しては、道通りに進めば大丈夫かと思います。
この先も木段を降りていくのですが、ここでとんだ誤算。この時ハーフパンツで来ていたのですが、あまりの笹道具合で割とぐったりしました。笹ってチクチクするんですね。(笑)
あまり人通りがないということでしょうか・・。ともかくハーフパンツ以上の長さのパンツでお越しください。
そんなこんなしているとまた道にでます。
この道路を下っても下山はできますが、幾分歩道もなく面白みもないので、ここを左に曲がりくろんど園地を目指します。
さびれた感満載のゲートを超えていきます。(笑)
尚ここからの道は迷いやすい場面が多々あります。基本的には人が通ったと思しき道を選んでください。
しばらく歩くと、BBQ場が見えてきます。流石に平日だったので人影は見えませんでした。
それにしてもいい天気。目的地が見えてこない焦燥感とは裏腹に、風も気持ちよく吹き抜けていきます。
そんなわけでくろんど園地の休憩地に到着。自販機もあり、休憩にはもってこいの場所でした。ここで思わぬ収穫が
スイレンでしょうか?とても綺麗な顔を見せてくれていました。気を取り直して残り20分程の下りとなります。
交野山は巨岩が多く、ロッククライミングを目当てに来られる方も多いのだとか。川のせせらぎも聞きながら、涼し気な下山となりました。
カメラを持ってくればよかった・・・。これは月輪の滝です。交野山一帯は割とこういった滝が多くみられるようです。そして何を隠そう、ここも心霊スポットなんだとか。やめていただきたい。(笑)
苔が眼に優しいせせらぎ沿いを歩きつつ、途中から住宅街へ変わります。
そんなこんなで、交野山のもう一つの最寄り駅である私市(きさいち)駅へ到着しました。
まとめ
思ったよりも長いこと歩いていたので疲れましたが、やはり眺望は良かったですね!
この時期の関西圏の登山の課題は、概ね暑さ対策でしょうか。標高がない分歩いた時の暑さがダイレクトで響きます・・。熱中症になっては元も子もないですからね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!