山食音で女性ハイカーイベントに参加してきました!

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tips for women

少し前の話になりますが、タイトル通り。京都の山食音にて、tips for women‐女性ハイカーのケーススタディ‐に参加してきました。

今でこそ男女共同が叫ばれていますが、登山を扱う雑誌では未だどこか男臭いというか、女性特有の悩みに疎いのでは?と思っています。それに登山中にソロ登山を楽しんでいる女性ハイカーが、見も知らぬ中年ハイカーに半ば強引に話しかけられている。という図を見かけることも少なくありません。

ハイキングやランニングなど山を楽しむ女性も多くなってきましたが、本や多くの情報源は男社会ベース。
山サークルに入ってない方は装備や細かい悩みなど、いったい誰に聞けばいいのだろう?
そういう声も多かったので、トークゲストの遊び方を聞いたり、装備を聞いたりする日を作りました。
男女関わらず山が好きな全ての方とアイディアを共有しましょう。
お気軽にご参加下さい。(山食音より)

どういった話が繰り広げられたかは、備忘録として録音していたものを聞き返しながらかいつまんでいきます。

トークゲスト

夏目由美子 Yumiko Natsume
「山と道」の創立メンバー。縫製担当。
文化服装学院卒業後、衣裳製作アトリ始エにて6年間勤務
テレビ・舞台・アイドル・コスプレ衣装などの制作をフリーランスで10年行う。
2011年春、山と道を夫婦で立ち上げ今日に至る。
衣装制作時代から仕事中のBGMはTBSラジオ。
昨年、毒蝮三太夫さんの中継コーナーにて家族3人ラジオ出演デビュー。

中島 英摩 Emma Nakajima
京都生まれ京都育ち。アウトドアライター。デイハイクはもちろん、
テント泊縦走から雪山登山まで国内外の山に年間100日以上足を運ぶ。
趣味が高じてライターとなり、アウトドアの取材・執筆をする傍ら、
トレイルランニングの長距離レースにも出場している。好物はビールとチーズ。
山と渓谷やワンダーフォーゲル等に寄稿されているようです!

山口 彩 Aya Yamaguchi
鎌倉生まれ鎌倉育ち。ハイク歴約10年のOL。
ここ数年は下山後の美味しい食べ物とお酒を楽しみに日本各地の山を登り、
昨年はアメリカのJohn Muir trailにセクションハイクにも挑戦。
得意な山行スタイルは「宴会ハイク」。広い稜線を持つたおやかな山が好み。
百名山は71座登頂しているとのことです。

以上お三方でトークが展開されていきました。

 

 

 トーク内容

大まかに覚えている内容をまとめていきます。

山での着替えや下着、レイヤリングについて

その日の天気や各々の体調に依りますが、女性は冷え性が多かったり(筋肉量やらホルモンバランスの影響)・・。冷え性やダイエットは女性永遠のテーマですね。
そんな中男性も冷え性は意外と多いんだぞと声を大にして言いたい今日この頃。

お腹を冷やすと全身血流量の低下や、臓器の機能低下により全身の不調に繋がりやすいです。お腹強いては体幹(自ずと太い血管が集まる)の保温は重要になってきます。
更に言うと、体幹が暖かい状態だと寒さを感じづらいのでネックウォーマーや腹巻での保温は重要です。

 

そして登山をする上で気になる着替え問題。
日常での生活と同様に、毎日新しい下着や服に着替えると、その分荷物は重く・かさばることになります。山小屋でごくごく普通のスウェットを着ているおじ様を見かけると、「あ、それ背負っていたんですね!」という思いに駆られます。(笑)

登山での荷物の多さは、ある意味トレディショナルというか大きな荷物を背負うのが当たり前になってしまっているのかなぁと思います。そこでお勧めできるのがやはりメリノですね。どのメーカでも少々値が張りますが、本当に臭いませんよ!
ベースレイヤーですので、メリノの中でも割と良心的な値段であるモンベルのメリノウールが人気でした。
(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.Uネックシャツ Women’s 1107570 BK ブラック M

山までの着替えについては、女性の特権であるワンピースを着る方が多いようです。薄いし一枚で済むので羨ましい限りです。

 

アンダーウェアについて
ブラトップはパッドが入っている分嵩張りやすいですし、ブラジャー自体乾きにくく、これが原因で汗冷えを引き起こすことも少なくないそうです。男性は楽なのでこのあたりも申し訳なくなりましたね・・。
名前が挙がっていたのは、下記のあたりです。パタゴニアがこの辺りは強い印象になりましたね。
(パタゴニア) Patagonia レディース インナー・下着 スポーツブラ Barely Sports Bra [並行輸入品]

Patagonia オーガニックコットンクロッチ・ウィメンズ・デイリー・ビキニ Black Sサイズ

 

日焼け止め、メイクについて

日焼け止めに関しては、口をそろえてアネッサが最強とのことです。(笑)
自分も今までロクに日焼け止めなどは使用したことがなかったので、今後は使用してみようと思います。

メイクについては、3者3様でした。がっつりメイクをする人から全くしない人まで
CCクリームとアネッサを混ぜて、最後にパウダーで抑えると浮いてこないようです。文字として打ち出していますが何のことでしょうか。とりあえずベースメイクですね( ..)φ

それとローソンで発売されている500円のメイクグッズが軽い上にカラーバリエーションも豊富なので使い勝手が良いそうです。

 

食事について

食事については、やはり女性の方が美味しいものを追い求める傾向にあるようで、山で鍋だったり焼肉だったりを楽しむ方が多い傾向にあるようです。中には湯を沸かして作るだけのフリーズドライ・インスタント系の食品に絞る等、これに関してもハイカー各々の考え方によるところが多いようです。

このあたりは男女関係なくかなーと思うので割愛します。

 

トイレや生理について

山でのトイレ事情については、潔癖症の方には少々辛いものになると思います。綺麗に保たれていても、臭いがきつかったり紙や水が十分に使える状況ではないですから・・。

やむを得ずトイレをするときは、同行者に周りを見張ってもらうかレインスカートを活用されることもあるそうです。

生理の時は、極力登山は控えるもしくはピルで調整するという方が多かったですネ。

最後に。余談

これ以降は性別問わず、軽量化のコツやら虫刺され等のtipsだったので割愛。
今までは雑誌や書籍、ネットでの知識でしたが、いざ実際に人の話を聞くのも楽しかったです。

ゲストお三方の登山を始めたきっかけや、ULに至った経緯などは興味がありましたし夏目さんや山口さんは、アメリカのPCTをハイクしたこともあるとのことで、自分も歩いてみたいなぁと思いました。現実問題、色々と解決すべき事項は多いですが(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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