ついに念願の雪山デビューへ
12/26に日帰りで長野県の北横岳へ日帰りで行ってきました。
この山を選んだ理由は、雪山デビューにおすすめとどのサイトにも書いてあったからという理由ですが結果から言うと大満足の山行となりました。
北横岳へのアクセス
JR茅野駅から、北横岳へはバスおよびロープウェイで行きました。公共交通機関を利用する場合の大まかな流れは以下をご参照ください。
<公共交通利用>
★東京方面(新宿)から
新宿(JR中央本線特急あずさ・スーパーあずさ/約2時間10分〜30分)茅野駅(アルピコ交通バス/北八ヶ岳ロープウェイ行き/約1時間)北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅(北八ヶ岳ロープウェイ/約7分)山頂駅
★東海・関西方面(名古屋)から
名古屋(JR中央本線特急ワイドビューしなの/約1時間55分)塩尻駅(JR中央本線普通/約30分)茅野駅(アルピコ交通バス/北八ヶ岳ロープウェイ行き/約1時間)北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅(北八ヶ岳ロープウェイ/約7分)山頂駅
自分は、大阪から茅野駅まで出ている夜行バスを利用しました。
1,山頂駅~北横岳頂上までは猛吹雪
8:55北八ヶ岳ロープウェイ駅へ到着
着いた時は空は快晴だったので「これは良い日に来た。」とワクワクしていました。
しかし、カメラは持ってきたもののバッテリーを入れてこなかった事に気づきテンションは下降傾向。
テンションを知ってか知らずか、天気も下り坂へ・・・。
この日ロープウェイは20分間隔での運行となっていました。乗客はスキーヤ—半分登山者半分といった具合でしょうか。
山頂駅に着いたのち、駅舎を出てすぐのところで皆さんアイゼンやスノーシューを装着していました。もちろん自分も装着。この段階でだいぶ空気は冷たかったので、アイゼンをつける練習をしていて良かった・・。
ちなみに、アイゼンはモンベルのスノースパイク10を持っていきました。

坪庭。ふかふかの雪にテンションが上がる。

きつつきでしょうか。100円ほど募金口へ投入してきました。

いざ出発
アイゼンのおかげで滑ることなく、道中はふかふかの雪の感触や白銀の世界を楽しみつつ歩くことができました。吹く風は冷たく、保護されていない顔は痛かったですが、久々の雪の世界に「雪って素敵。冬って素敵。」とかつぶやいていました(笑)。

夏場は橋なのでしょうか。どこかおいしそうですね。

聞こえるのは自分の呼吸と風の吹く音。雪を踏みしめる音。
坪庭から40分ほど歩くと、北横岳ヒュッテへ到着しました、宿泊客の予約があるのか、この日は営業していたようです。ベンチもあるのでひとまずここで小休止。
寒さの影響か、トイレを催しましたが。トイレの戸が凍っていたのには驚きました。
登山あるあるでしょうが、やはり休憩すると寒さが身に応えますね・・。天気は坪庭をでたあたりから崩れだし、みるみる吹雪へ・・。
にしたってこの小屋フォントが印象的ですね。
ここから山頂までは20分ほどですが、なかなかの急登が続きます。ふかふかの雪に心躍らせていたのは束の間。天気はふぶいており、心はいつの間にか凍てついていました。(笑)
10:40無事に北横岳南峰へ到着しました。展望は案の定望めませんでしたが、登り切った達成感は、やはり登山の醍醐味ではないでしょうか。
南峰はそそくさと後にし、本来の頂上である北峰を目指します。10分程度で到着しましたが、ここでもやはり展望を拝むことはできませんでした。
まー寒い。まー白い。まー見えない。
自分のカメラのミスと天候の悪さを呪いつつ、スヌーピーを被写体に何枚か写真を撮ってきました。スヌーピー可愛い。
iPhoneのカメラを使うには、指を出さなければならなかったのですが、1枚とるころには出した指先が猛烈に痛みました。雪山では安易に指先を出せば凍傷の恐れがあることを重々思い知らされました・・。

吊るしスヌーピー
頂上から下山。うってかわり天候が回復
えぇ。回復しましたとも。ヒュッテまで下山し、30分ほど歩きちょうどヒュッテと坪庭の中間あたりでした。

青空じゃぁ。

青と白が美しいんじゃあ。
衝撃でした、ここまで天気が変わりやすいとは思わなかったです。
時間に余裕のあった僕は予定を変更し、縞枯山へと歩みを進めることを決めたのでした。
次回は縞枯山へと赴いた時の記録です。
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