solo in the mountain#6を公開中!
動画はこちら
登山コラム

登山における遭難について思うこと。

登山コラム
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
この記事は約6分で読めます。

ふと感じた事。

ここ数年の登山人気は顕著で、自分を含めた若者や、団塊の世代をはじめとした所謂シニア世代には根強い人気があるのだろうと感じます。
素晴らしい体験をされている方の方がダントツに多いのでしょうが、やはり遭難や滑落で命を落とされている方も少なからずいる事実には、ニュースなどを見るたびに「どうにかならないかなぁ」と思うばかりです。

また、ニュースなどで大々的に山岳事故が報道されると

「山に行くやつの気が知れない」

「死にに行っているようなもの」

「他人に迷惑をかけるな」

など手厳しい意見が多数聞かれます。身の回りにも登山に関しては否定的な意見を持つ方のほうが断然多いです。これらは反論の余地がないものから、鳥頭でただ否定することで満足を得ているものまで(ネット界隈に顕著)。登山者が真摯に耳を傾けるべきものから、そうでないものまで。
否定派の方が多いことは悲しいことですが・・。悲しい反面、悔しいです。だいぶ。

とはいえ、登山をしない方にすれば至極当然な思いなのかもしれません。実際捜索には、捜索して頂く人のリスクや、費用など多方面に多数の迷惑を掛けます。

今回は、遭難事故に関しては素人知識しかない僕が、山における遭難等に関して調べ、感じた事をつらつらと書いている。ただそれだけのページになります。備忘録的なものですね。

山岳遭難の概要

山岳遭難とは、山において生死にかかわるような難・危険に遭遇することを指す。日本の山岳においては、道迷い、滑落、転倒、怪我、急激な天候の変化、雪崩などによって毎年多くの遭難者が出ており、死者も多数出ている。これらは季節を問わず見られる。また八ヶ岳や白馬岳など整備され人気のある山でも起きている。人気のある北アルプスでは特に多数発生している(出典:wikipedia)

ニュースでは山での遭難など、時折大きく取沙汰されることもありますが、普段報道で取り上げられる件数としては、水難事故の方が多いように感じます。
しかし、実際は山岳遭難の方が圧倒的に多く、平成28年度の水難者が1505人に対して、山岳遭難者が2495人となっています。
ここまで差がでる原因は、恐らくそれらの事故に遭遇する年代の違いかと思います。海や川って、さほど中年の方が多い印象ってないですよね?(持論ですが・・。)

山岳遭難の多さが分かったところで、ここ数年(平成25年~28年)の山岳遭難の実態について気になったので、警察庁の統計を覗いてみました。まずはグラフを見て、実態をご覧になって下さい。

年代別

まず知るべきは、過去と現在の遭難者の比較だと思ったのでこちらをご参照ください。

どう思います?僕は「なにこれうなぎのぼり・・」と残念な思いになりました。割と笑えませんでしたね。

年齢別

お次ぎは年齢別。見てお分かりのとおり、現代の日本らしい構図となっています。
登山人口の主力人口はどうしたって中高年の方が多いですね。そこから考えると、幾分仕方がないことだとは思いますが・・。なんだかなぁといった印象を受けます。

まぁ考察は後々しましょう。まずは知ることから。

原因別

山に入った理由は特段気になりませんが、気になるのは「何故遭難するに至ったか?」だと思うのです。僕はニュースでも一番そこが気になります。

大方の予想通り、最も多いのは滑落、次いで転倒でしたね。
3位の病気に関しては、どんな病気だったのか(内因性・外因性)、外傷性のクモ膜下出血などは含まれるのか等気になります。

単独遭難者

ここでは耳が痛くもあり、酷く憤りを感じている単独遭難者なんだかなぁ)について。いわゆるソロ登山やぼっち登山を楽しむ方で遭難された方です。僕自身もほぼほぼがソロ登山なわけで、こういった統計がとられているあたり、単独登山は、目の上のたんこぶ的な存在なのでしょうか・・。
遭難者の半数に迫る数が単独登山者という事実はソロ登山を楽しむ身としては、何かしらの対策を練らないとなぁと思います。具体的にどうしろとは出てこないですけれど・・。

統計を見て思った事

各地方自治体が躍起になって登山計画書の提出や、登山の難易度をグレーディングしてくれていますが、その思いを知ってか知らずか、年々遭難者の数は増加傾向にあるようです。
遭難者の大半は中高年となっており、登山第2次ブームの日本山岳会隊がマナスル初登頂を果たす50年代から70年代の方々。次いで多いのは、90年代前後から中高年のハイキングが急増し現在に至る第3次ブームの年代となっています。

某テレビ番組でも芸人が登山をしていたり、現代のストレス社会おいて自然に癒しを求め登山を始める人が多いのは分かりますし、とても嬉しいことです。しかし、ファッション感覚で登山を行い、技術も知識も未熟な方が多いことがこの結果になっているのではと感じました。

地方自治体や警察の力にも限界があります(登山計画書などはもう少し気軽に出せるようにしていただきたい・・。)。遭難しないためには、登山者自らが山の知識や技術を充足し、登山者全体で遭難を防ぐ仕組みを講じる必要があるのではないでしょうか。

ソロ登山者に関しては、ほかの登山者とは違った対策が必要なのかなぁと思います・・。

 遭難者にならないために

日本山岳・スポーツクライミング協会からは、安全登山のために以下のような指針が設けられています。

山岳協会からの指針

・登山の第一歩は、目的とする山をよく理解することからはじまります。地図を基本にガイドブックや現地等から事前に山岳情報(登山道の状況、積雪量や雪崩の
危険性、山小屋の営業期間など)を調べること。
・登山計画書を作成して、パーティー全員がその山を良く理解するとともに、体力と経験に応じた無理のない計画であるかよく検討すること。
・登山計画書を家族や職場に知らせるとともに、登山届の提出が義務化されている山域もあるので、各都道府県の提出先や登山口の登山届ポスト等に必ず提出すること。
・単独登山はやめて仲間と登り、ツェルトや救急用品、非常食を必ず携行して、ゆとりある行動を心がけて、安全に登山を行うこと。
・山の事故は自己責任であることをよく考えて、山岳保険には必ず加入すること。
・危急時に確実に連絡を取れる手段を確保するために、無線機、携帯電話等の通信機器を持参して登山を行うこと。
・登山に出発する前に、目的とする山域の最新の気象情報・火山情報を入手して、現地の状況を把握すること。
・登山中は常にパーティー全員の体調や疲労に注意を払い、コースの状況・気象条件等に応じて下山するなどの冷静な判断を行い、山岳遭難事故を絶対に起こさない心構えで行動すること。(出典:日本山岳協会)

 

先にも申しましたが、結局のところ最後は登山者に委ねられるということです。
生きていればまた登れますし、決して無理な登山は自重しましょー。

登山計画の参考に

専らがソロ登山の自分としては、普段皆さんがどのようなサイトを参考にされているのか非常に気になるところ。良ければ教えてください・・。(笑)

僕は雑誌やSNS(インスタやツイッター)、個人のブログで気になった山を調べ、以下のサイトなどで最新情報を得、計画を練っています。

信州山のグレーディングヤマレコヤマケイオンラインは利用しやすいのでチョクチョク利用させて頂いております。

 

参考ページ

警察庁ホームページ(https://www.npa.go.jp/

毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20170813/ddm/013/040/011000c

公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(https://www.jma-sangaku.or.jp/

長野県山岳情報(https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/index.html

スポンサーリンク
kureをフォローする
yuruyama

コメント

タイトルとURLをコピーしました